昭和のスター!トニー谷とは?魅力や息子誘拐事件、タモリへの影響も!

先にもあげたようにそれまでのまじめで優等生的な司会者という型を打ち破り、ゲストにもザクザク切り込んでいくような毒舌司会者という新ジャンルを築き上げました。彼の後の世代からは歯に物着せぬテンポの良いしゃべりで視聴者をどんどん魅了するような司会者が次々と出てきます。

後の大橋巨泉、タモリへと引き継がれる

毒舌司会者といえば誰が浮かぶでしょうか、上岡龍太郎ややしきたかじん、そして大橋巨泉を思い出した人はきっと少なくないでしょう。けして好感度が高くないけれど、ズケズケ自由に言いたいことを言うようなスタイルが面白さに磨きをかけています。

またタモリもトニー谷と共通点の多い芸人の一人であると言えます。彼もまたトニーと同じく誰かに弟子入りするでもなく、ぽっと出のしろうとが自身の作り出した芸で身を立てたという部分がよく似ています。

激動の人生を歩んでおられるメッセンジャー黒田さんに興味がある方はこちらもどうぞ

ピコ太郎はトニー谷がモデル?

数年前YouTubeで発信するや否や、世界を巻き込んでの大ブームを巻き起こしたピコ太郎、この二人の間にはその見た目からその芸風まで共通点がとても多いように思われます。二人の似ている点と世間の評価についてまとめました。

見た目が似ている!

とにかく見た目が似ているといっていいでしょう。オールバックの髪型にカラーレンズ、派手な衣装とそれに加えてとても特徴的な口ひげといった、どこかの誰かを風刺しているようなとてもわかりやすい「皮肉屋キャラ」を表していて陳腐で安っぽいいでたちが二人の最大の共通項です。

言葉のセンスも似ている?

ペンパイナッポーのように2つ以上の英単語を組み合わせる「言葉遊び」が「トニングリッシュ」を彷彿とさせるということで、トニーの「さいザンスマンボ」が動画サイトで再生回数が飛躍的にアップするという現象も起きました。

またお笑い界の重鎮・ビートたけしもピコ太郎の芸を見て全盛期のトニー谷を思い起こさせる、という趣旨の話をしています。1950年代の黄金時代を知るシニアの人達の中にも彼の再来なのでは、とその頃の記憶を懐かしむ人も多いようです。

ツイッターでは、あの高須院長も「そっくり。生まれ変わりかも」という趣旨のツイートをしています。それに反応したリツイートでは二人とも生きている時期が存在するので「正確には憑依」などというコメントもあって面白いです。

嫌われ大物芸人その晩年は?

人気の失墜の原因として、テレビの台頭によりスポンサーに嫌われたことと誘拐事件をあげましたが、もう少し詳しく検証していくと、それだけじゃない理由がありました。人気低迷の本当の理由やその晩年についてご紹介します。

NEXT コキ下ろす芸風が飽きられる