キャットアイ症候群の女性がモデルに!病気の原因や症状を詳しく解説

実はCaitin Stickels以外にも障害を持ちながらもモデルとして活躍している人達がいるのです。そして、彼女たちが自信を持って活動し美しい姿を多くの人に見てもらう事で、障害は個性だと認めてもらう事ができるのです。そして、多くの個性を持った人達が自信を持って生きていく事ができる美しい世界になっていくのです。

白斑モデル「Winnie Harlow」

彼女は白斑と言う、皮膚の一部の色素が抜けてしまう病気にかかっています。特に彼女の場合は一番に目に入る顔にこの白斑の症状が出ています。しかし、色素が抜け色が変わってしまっていても美しさは変わりません。それを彼女は証明してくれているのです。

外胚葉異形成「Melanie Gaydos」

外胚葉異形成とは、先天的に毛髪や歯、汗腺、爪などが少ない、もしくは無いなどの異常がみられる病気です。この写真の彼女も全身の毛が薄く歯も欠乏しており、とても神秘的な雰囲気を醸し出しています。そして、モデルとして力強い印象を受ける作品を沢山発信しているのです。

アルビノ「ナスチャ・クマロヴァ」

アルビノは知れ渡っている病気の一種です。先天性のメラニンの欠乏により色素がない病気です。写真の彼女のように白いキャンパスに色をつけたような写真のコントラストがとても美しく映えます。そして、透き通るような肌はとても美しく見る人を魅了するのです。

日本には障害者専門のタレント事務所がある

2008年、岡安均さんがCo-Co-Life(ココライフ)☆女子部と言うフリーペーパーを創刊しました。この雑誌は、様々な障害を抱える方がモデルとし活躍できる場なのです。2018年の時点で約850人もの読者サポーターの方から登録があり、撮影などに協力をしてもらっているのです。

何故,障害者専門の事務所を作ったのか?

ここ最近では、パラリンピックなどで活躍しているスポーツ選手やお笑いの世界でも障害を抱える方が活躍していたりと活躍できる場が広がってきましたが、周りがどう接して良いか分からない事が多いのも事実でした。

そこで、病気や障害を持ちながらテレビや雑誌等で活躍したい方をどう支えたらよいかを考えながらサポート体制が整えられる環境をつくりたいと思い、この事務所を立ち上げたのです。

Co-Co-Life(ココライフ)☆女子部では主にどんな活動をしているのか?

このフリーペーパーでは、元々情報誌として障害のある方に向けた情報をのせていましたが、2014年頃から官公庁や企業からの講演会や商品企画に関わるような企画があったり、読者モデルを起用したい等の声がかかるようになり”Co-Co-Life女子部 タレント事業部”を立ち上げる事になったのです。

Co-Co-Life(ココライフ)☆女子部の応募方法は?

slightly_different / Pixabay

現在、Co-Co-Lifeのサイトから、募集している一覧が出ておりますので、そこから読者サポーターや読者モデルに応募する事ができます。また、モデルだけでなく協賛してくれる会社、個人の方の募集も行っております。こちらもサイトから応募が可能です。

キャットアイ症候群と共に生きるモデルに勇気をもらう

この様に、様々な障害があっても多く活躍している人達がいます。とても珍しいキャットアイ症候群と言う先天的な病気で産まれた彼女もそれでクヨクヨせず何もしないのはもったいない、せっかくの個性を生かしていける世の中にしていこうと活躍を見せてくれる彼女は今後の世の中を変えていけるような大きなパワーを感じる事ができるのです。

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