誤チェストとは?その意味や元ネタ、話題になった理由を徹底解説!

「チェスト関ヶ原」とは、漫画の中では「ぶち殺せ」という意味の言葉になります。インパクトある言葉で、こちらもパワーワードとなりました。このワードは、漫画の中だけの創られた言葉ではなく、実際にある言葉なのですが、本当の意味は「関ヶ原で負けたことを忘れるな」というのが本当の意味だと、作者本人が述べています。

誤チェストに次ぐ名言③チェスト種子島

最強の剣豪である宮本武蔵に対して、18連のマシンガンのような銃を出した兵が、発した言葉が「チェスト種子島」です。意味は、この18連発も発射できる、殺傷能力の高いこの武器のことをさしています。こちらも、チェスト繋がりで注目されたワードとなりました。

「誤チェスト」を実際に使ってみる

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なんとなく語感が良くて「誤チェスト」っていうセリフ、自分自身でもちょっと使ってみたくなりますよね。実際に、SNSなどで投稿されているのを参考に、このワードをちゃっかり使ってみてはいかがでしょうか?

誤チェストはいつ使う?

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SNSなどでの「誤チェスト」の投稿を見ると、このワードの使われ方は、「間違えた」「人違い」などという時に使われています。「衛府の七忍」では、無残な死体を前にして、「誤チェストでごわす」と、少々残酷な場面で使われているセリフではありますが、ネット上では、もっと気楽に使われていますよ。

SNSでの使用例

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例えば、「仕事で失敗をした。誤チェストにごわす・・」「知り合いだと思って手を振ったら、誤チェストだった。」などと、普段の会話にも取り入れやすいように、ラフな使い方をしている投稿も見られました。

ゲームの話題での投稿でも使いやすいワードと言えるでしょう。本来の意味と多少変わってしまった使い方をしても、伝われば許容範囲なのです。気軽に「誤チェスト」を使ってみましょう。そして、誤チェストと言う人がいれば「またにごわすか」や「誤チェストなら仕方ない」という返しも、忘れずに。

誤チェストの中馬大蔵は実在した人物

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漫画である「衛府の七忍」に登場する、「誤チェストでごわす」を発言していた中馬大蔵という人物は、実は実在していた人物で、驚きのエピソードをもつ人物として知られているのです。一体どんな人物なのでしょうか?

中馬大蔵とは?

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鬼島津などと、呼ばれていた有名な「島津義弘」の臣下の中で、お気に入りの秘蔵っ子だと言われていたのが「中馬大蔵」です。大男で力がとても強く、強弓の射手とも言われ、傷を受けたことがない強者だと伝えられている一方で、たびたび問題を起こす問題児でもありました。

ぼっけもんと呼ばれていた

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鹿児島弁である「ぼっけもん」とは、良い意味では、勇者、豪傑、ではありますが、悪い意味では、乱暴者などという意味をもつ方言です。大馬大蔵は、島津の側室に望んだ女性を横取りして妻にしたり、米に困ると年貢の米を強奪してしまうなどと、粗暴行為が目立つ人物でした。しかし、島津義弘は何かと庇い、大馬大蔵は、戦の中で恩を返そうと、紛争しました。

関ヶ原の戦いに参加

関ヶ原の戦いに参加した島津の軍勢ですが、西軍は負けてしまった為、島津軍も窮地にたたされてしまいます。敵軍の中を突破して、薩摩への退却をする為に、兵は次々と倒れてしまった中で、大馬大蔵は、島津義弘の輿を担いで、逃げ延びました。

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