単眼症の原因や寿命は?日本では2歳までの生存例も!動物の事例も紹介

メキシコでメジロザメの一種であった妊娠中のサメを研究のために捕獲し、腹部を開けたところビックリする姿のサメが入っていました。自然界で生きたものは見られないため、偶然ではありましたが自然界の不思議を改めて思い知るきっかけともなりました。

一定数生まれているかもしれませんが、長くは生きられないため発見されないのでしょう。

予想以上に長生きの単眼症のヤギ

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インドにある村で黒くて小さなヤギが生誕しましたのですが村中の人が驚いたといいます。単眼症のヤギだったのです。医師は持っても3日ほどだろうと予想していたのですが8日経っても元気で村中のアイドルになっています。

遠くから人々は訪れ幸運のシンボルのように扱われているようです。なぜ突然一つ目が誕生したのかは謎に包まれています。ただ、多くの人が一目見ようと訪れ賑やかになったようです。

単眼症が増加中?ヒトや家畜に影響する新たな発生要因

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実は近年、増加傾向にあると囁かれているのです。これには現代の問題ともいえる社会現象も関係しているとされ、遺伝子異常だけの問題では済まされないことが明かされています。一体どんなことが原因なのでしょうか?その真相に迫ります。

化学物質の環境汚染のヒトへの影響

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現代の生活は大変豊かとなりました。その反面で人間の手によって作られた化学物質や環境汚染も進んでいます。これらを食事として摂り入れていたり、呼吸から体内に入れているため、さまざまな影響が出ているのではないかという説があります。

身近に潜む化学物質とは?

調理の味付けとして使う塩は、ナトリウム物質と元素である塩素がくっついてできた化学物質です。また水も元素記号で記されるため化学物質なのです。このように自然界にあるものも人工的に作られたものもあるのです。

難しい言葉で聞いてしまうと一見関係ないように思いがちですが、身近なところに潜み化学物質と共に生活をしているのです。

進行し続ける環境汚染

さまざまな発展から便利な時代になりました。歩かなくとも車があれば遠い場所へも行けます。お金を出せばたくさんのものが手に入ります。ですが、確実に大気汚染をし続けているのです。

人体にも影響をきたす汚染は、私たち人間の手によって作られてきたものであり、無色透明なため気づきにくいですが、確実に私たちに影響を起こしています。

殺虫剤・除草剤まみれの家畜のエサ

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以前から除草剤の影響はメディアで取り上げられていて危険性は知られていますが、現在もアルゼンチンでは危険な問題になっています。

ほとんどの国で使用が禁止されている強力な薬剤を使用して、雑草を枯らし害虫を寄せ付けないようにして、家畜のエサとなる食物の育ちを良くし、効率よく家畜に与えることができるようにしているのです。

次々と単眼動物が生まれる

牛や羊、豚などあらゆる家畜動物で異常が起こったのです。世界でも発生していますがこれほどに多くの家畜が、同じ国や地域で起こることは滅多になく、珍しい出来事のため今も問題になっています。

決定的な要因はつかめていない

これを食べた家畜は何らかの異常をきたし奇形が発生する頻度を高めているとされます。以前、ベトナムで大量の除草剤の影響から奇形児が多発したことが影響なのではないかと考えられています。

ただ決定的な要因は定かでなくこの地域に連続して発生していることから、このことが原因ではないかとわれています。

真偽不明?放射能による単眼症

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イラクでは罪のない人々が命を落としてしまう戦争が今も繰り返されています。その中でも特に問題となっているのがウラン弾です。いわゆる放射能攻撃です。

除染作業が行われていないがために、被害がなくならず家族を失った遺族が、この問題を訴える動きをしています。

放射能と共に生きるために

細胞自体に傷を負わすため奇形が生まれるといわれています。ですが、私たちの周りにはレントゲンなど放射能は存在しています。健康のために役立つ働きをしていることもあるのです。適切な処置をしながら共に歩んでいかなければならない物質です。

単眼症がモチーフ?世界にちらばる伝説の「一つ目」の存在

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定められてしまった悲しい運命は、ときに伝説として神秘的な存在感を放ちます。滅多にない数字で生まれてくる単眼症は神秘的とされ大切に扱われ、さまざまなモデルにされたのではないかともいわれています。

一つ目の神「サイクロプス」

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古代のギリシャ神話に登場する大きな体をした神で、実際に起こる単眼症の英名の元にもなっています。この題材の始まりは、古代の人らが象の頭の骨を初めて見て、あまりの大きさと、鼻部分である真ん中に空洞があったことといわれています。

初めてみた大きな衝撃的な骨が、人間離れしていて神にみえたため巨人の神として称えたのでしょう。

日本の妖怪「一つ目小僧」

妖怪というと怖い印象を受けますが、認知度の高いこの妖怪は人の前に登場して驚かすだけで去っていくといわれています。昔は無念に死んだ胎児も多く、鎮魂の意味も含め今も忘れていないよというメッセージから作られた追悼の意を表するものではないでしょうか。

日本の一つ目神様「天目一箇神」

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日本書記にも記されている鉄の神です。現在も製鉄業の神様として拝められています。この神が一つ目なのは、熱い火の粉が飛び散る製鉄では、片目を閉じて作業します。その方が正確な色味が識別できるといわれています。

その製造工程による姿が由来だといわれています。

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