実は、この成虫が大量発生してしまうケースもちらほらと報告されているようです。すでに紹介している長野県の特定の地域では、だいたい決まった月の夜に一斉に蛾が飛び回る日があったようです。夜中に灯のついている街灯や電信柱に大量に集まってくるのです。
原因は?
では、この大量発生の原因はいったいなんなのでしょうか?実ははっきりとわかってはいないのですが、この地域は実際に天蚕糸で特産品を作っていたりするので飼育している人が多かったり環境が適しているということも考えられます。
1年に決められた時期の間だけ、幼虫から繭へそして成虫へと成長していくこの昆虫は決まった時期の適した温度の日に一斉に羽化するのでしょう。そんなタイミングが重なってしまうと大量発生の原因になると言えるのではないでしょうか。
対応策は?
この大量発生してしまうシーンに実際に出くわしてしまったらどうしたらいいのでしょうか?基本的には夜行性なので夜の街灯など、暗闇の中の灯にたくさん集まってきてしまいます。もちろん、家の窓から漏れる光にも集まってきてしまいます。
そんな時は自宅のカーテンなどをしっかり締め、屋外に電気の光が漏れないようして外出は控えましょう。窓から光が漏れていると、その光に集まり窓がびっしりと覆われてしまう事もあります。2〜3日で大量発生は落ち着くことがほとんどなので我慢するのが手っ取り早い対応策です。
実は蛾にはスピリチュアルなストーリーも?
よく見かける蝶に比べると、少し見た目が個性的で好き嫌いも別れてしまう事が避けられないのが蛾の特徴ですが。実はスピリチュアルな言い伝えやストーリーが隠されています。こういう話を知ると意外に可愛さも感じてしまうのが面白いところです。
ハワイでは先祖の魂
ハワイで信じられている言い伝えのご紹介です。蛾をみかけたハワイの人は、気持ち悪がったりもせずその姿に感謝をするそうです。なぜかというと、亡くなった先祖の魂が蛾の姿になってあなたのもとを訪れるという言い伝えを大事に信じているからなのです。
夢に普通の蛾が出てくる場合は…
よくある夢占いでは蛾は「不吉な予感」の象徴だと言われています。決して縁起がいいものではありませんが、もしかすると自分自身の体調不良が影響している可能性もと言われているので、夢に蛾が出てきたら自分自身が疲れてる?と気にしてあげるといいかもしれません。
白い蛾は幸運の象徴!
反して、色の白い蛾は「幸運の象徴」と言われています。夢に白い蛾が出てくると、物事がよりスムーズに運びそれが結果幸せに繋がると信じられているのです。スピリチュアルな業界では白い蛾は天使の化身であるとも言われているようです。