クロロホルムとは?サスペンスドラマで気絶するシーンの真偽を検証!

このようにいろんな意味で危険性が高いクロロホルムは麻酔薬として使用されることが危険性が分かってからは少なくなり、変わってもっと安く手に入れることができ、かつ人体への安全性でも勝っているジエチルエーテルという薬品が主な麻酔薬として使われるようになっているのです。

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クロロホルム以外にも!サスペンスでよくあるネタの真偽を検証

今回ご紹介した薬品以外にも、サスペンスドラマでよく使用されているネタがまだまだ多くあります。それらが果たして実際にも起こりうることなのか、はたまたクロロホルムのように効力が独り歩きして別物になっているのか、真偽を検証していきましょう。

睡眠薬入りの飲み物で昏倒

まず、睡眠薬が入っている飲み物を飲んで同じように眠りに落ちてしまう、というのも犯人の使う手口として有名ではないでしょうか。効果は同じくその睡眠薬が入った飲み物を飲んでからすぐに効果が発揮して、すぐにちょっとやそっとでは起きないような眠りに付いてしまうという場合が多いです。

ですが、この場合そういった薬が入っていないと思わせるために、水に溶け切るくらいの量しか入っていない、飲んでいないということになります。しかしそれくらいで人間がすぐさま熟睡に至る程の効果を持った強力なものはありませんので、クロロホルム同様これも実際には起こりえないものです。

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