てんとう虫の幼虫を大特集!その種類や特徴、餌までを徹底解説!

黄色いボディに黒い細かい斑点がたくさんついている為、他の幼虫よりもわかりやすいのではないでしょうか。

体長は4ミリから5ミリ程度で、成虫になるとつやつやした小さくて可愛らしい黄色いボディになります。

ニジュウヤホシテントウ

てんとう虫の仲間でありながら、益虫ではなく人間にとっての害虫と言われている種類になります。

幼虫は白っぽい身体で茄子の葉っぱなどを食べてしまいます。体長はおよそ6.5ミリから8ミリです。

トホシテントウ

枝分かれしたトゲだらけのボディを持っており、成虫になるとナナホシテントウよりも大きな黒い斑点模様になります。

身体の大きさは6ミリから9ミリ程度で成虫になると産毛を生やしたボディになります。

てんとう虫の幼虫は成虫と違う!画像を見てみよう

成虫になると小さくて可愛らしい姿になりますが、幼虫の時には全く想像もつかない様な姿で棲息しています。

生まれた時の姿から成虫になるまでに様々な姿に変化していきますので、チェックしてみましょう。

てんとう虫の幼虫画像①

卵から付加したての幼虫の場合、身体の色も全体的に薄い茶褐色になっています。

丸みを帯びた姿ですが、ずっとこの状態でいる事はなく、もう少し日数が経つと身体が真っ黒くまた違った姿になるでしょう。

てんとう虫の幼虫画像②

全体的に黒っぽく、オレンジから赤褐色の点が付いており、細長くて平べったい形をしています。

まるでこの姿がすでに成虫であるかのようにも思ってしまいますが、この姿からさらに可愛らしい姿になるよう変化を遂げます。

てんとう虫の幼虫画像③

全体的な身体の色が色づいてきて、幼虫から成虫へと変化をとげていきます。

薄い黄色の様な色をしていますが、時間が経つごとに鮮やかな赤いボディに黒の斑点が特徴的なテントウムシの姿になるでしょう。

てんとう虫の生涯とは?幼虫期間は?

幼虫の姿についても知らない方も多いでしょうが、生涯についても、あまり知っているという方は少ないのではないでしょうか。

どのくらいの卵を産むのかという事や幼虫でいる期間はどの程度なのかご紹介します。

てんとう虫は卵を1回に15〜40個産む

高さが2ミリ程度の卵を石の影になっている部分や葉っぱの裏側などに15個から40個近く生みつけるのです。

卵の姿でいる期間は短く、およそ2日から3日ぐらいで一斉に孵化し、幼虫と呼ばれる様になります。

卵から孵った幼虫期間は2週間前後

幼虫でいる期間はおよそ2種間前後で、その間幼虫を「1令幼虫」「2令幼虫」といった様に、徐々に姿を変えていくようになります。

「4令幼虫」にまでなった後は、5日から6日程度でさなぎになっていきます。

サナギから成虫へ

さなぎの状態でいる期間は長く、6日から7日程度かかってしまいます。

1週間くらいかかって成虫へと変化していく事を頭に入れておきましょう。成虫になってしまうと2ヶ月程度しか生きていられません。

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