てんとう虫の幼虫を大特集!その種類や特徴、餌までを徹底解説!

幼虫のエサとして食べているのは基本的にアブラムシやカイガラムシの様な小さい虫です。幼虫だけではなく成虫になっても同じものを食べます。

てんとう虫は成虫も幼虫もアブラムシを食べる

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幼虫の時期であっても成虫の時期であっても食べる餌は変わらずアブラムシになります。

葉っぱの裏にびっしりとくっついているため餌には困らないのではないでしょうか。エサに困ってしまった場合、共食いをするので注意が必要です。

てんとう虫の幼虫が食べる量

幼虫の内に食べる量は400匹前後と言われています。さなぎになる前の何日間かは一気に100匹近い餌を食べて貯えてから変化します。

さなぎになると食べられなくなるため、一気に食べるのかもしれません。

アブラムシを食べるてんとう虫は益虫

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アブラムシは農作物や植物を食い散らかしてしまう為、人間にとっては害虫ですが、その害虫を餌として食べてくれるてんとう虫は益虫と呼ばれています。

幸運を呼び込むだけではなく、利益になる虫でもあるのでしょう。

益虫と呼ばれる虫たち

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益虫と呼ばれる虫には他にも「ミツバチ」や「クモ」「ミミズ」などがいます。

「ミミズ」は土の悪い部分を食べて肥料となる糞を出し、「ミツバチ」は受粉に欠かせません。「クモ」は他の虫を食べてくれます。

ミツバチ

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ミツバチは針があって恐いと感じる方もいらっしゃいますが、蜂蜜や蜜蝋などを作り出す為、人間の役に立っている益虫であると言えます。

蜜を集める際に体にたくさんの花粉をつけて受粉の手助けもしますので、養蜂を生業とする方も少なくありません。

クモ

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春先から初夏にかけてベランダや庭先に巣を貼って邪魔だと感じている方も多いのではないでしょうか。

しかしクモはグロテスクな姿とは裏腹に、人間にとっては全くの無害といっても過言ではありません。そればかりか、ゴキブリなどの様な虫を食べてくれます。

ミミズ

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土の中を掘ってみるとたくさん出てくる土はとても良い土である事が分かるほど、ミミズは土を耕し、植物にとって良い土を作り出してくれます。

農業関係の仕事をしている方であれば、ミミズが益虫である事が分かるでしょう。

カイコ

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カイコという虫をきちんと見た事がある方は少ないでしょう。カイコは絹糸を作り出す為に飼いならされてしまった為に、成虫として成長しても飛んだりする事が出来ません。

人間が世話をしてやる事で、カイコの繭から美しいシルクが生みだされます。

てんとう虫の幼虫が多い季節って?

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個体数が一番増える時期とはいったいいつなのか、ご存知の方は少なくないでしょう。

ちょっと散歩を楽しんでいるとき、山にハイキングに行ったとき、ふと見かける季節はいつか考えてみましょう。

てんとう虫の幼虫が多い季節は春秋

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一番良く見かける季節はなんといっても春です。

秋にも見かける事がありますが、春から初夏にかけて、4月から5月は一番多く確認する事が出来るでしょう。道端の草の表面や裏側を覗いてみて下さい。

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