てんとう虫の幼虫を大特集!その種類や特徴、餌までを徹底解説!

てんとう虫の種類によってはあまり寝ない個体もありますので、一概にはいえません。

てんとう虫は冬休みも

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越冬と呼ばれる行動をとるのも特徴の一つと言われています。

寒くなってくる季節では白っぽい建物の壁にくっついている場面を目撃する事が出来るでしょう。たくさんの個体が集まって寒い冬を越します。

てんとう虫の幼虫に毒はあるの?

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様々な種類がいる中で、毒を出すのは実は一種類だけになります。

毒とは言っても人間の体に影響を及ぼすようなモノではなく、他の生き物に狙われないようにするための防御装置の様な働きがあるのでしょう。

成虫には毒を出すものが

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手に乗せたり触っているときに黄色い液体を出されたことはないでしょうか。

「ナナホシテントウ」が持つ毒とは、その黄色い液体の事を指しています。臭いと苦みで昆虫を食べる鳥から実を守っているのでしょう。

毒の成分「アルカロイド」

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成分は「アルカロイド」と呼ばれる物質で、「体液」つまりは「血液」である事が分かっています。

人間が触っても大した事はありませんが、エサとして口に入れた小鳥や虫にとっては苦い経験となり食べる事が出来ません。

てんとう虫の幼虫の育て方

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幼虫を見つけて、実際に飼ってみたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際に飼う場合にはどのようなアイテムが必要になるのか、またどの様な事に気をつけなければいけないのかをご紹介します。

てんとう虫の幼虫を育てる環境

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虫籠の様な穴の開いた容器では幼虫も餌となる油虫にも逃げられてしまう為気をつけなければいけません。

水槽の様な形の容器を用意して蓋が出来るようにしておきましょう。空気穴はさほど気にしなくても大丈夫です。

餌のアブラムシと人工餌

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餌となる油虫が上手く捕獲出来ない場合には人工餌でも飼育は可能になります。

人工餌となるのは「蜂の子」の幼虫で、冷凍してあるものを粉々にして与えるようにしましょう。その際には酵母や粉砂糖を混ぜます。

てんとう虫に似てる?テントウムシダマシとは?

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似ていますが栄気中ではなく害虫と呼ばれる種類になる「テントウムシダマシ」は、テントウムシ科の昆虫ではありますが、肉食ではなくナスなどの植物の葉っぱを食料としており、害虫と呼ばれています。

テントウムシダマシの特徴

姿かたちを似せた「擬態」をする事で、他の昆虫などの様な外敵から身を守っています。

全体的にザラザラとした産毛の様な毛を生やしており、黒の斑点模様もたくさんある事が見分けるための特徴といえるでしょう。

テントウムシダマシとナナホシテントウの違い

見た目の違いで判断するしかありませんが、「ナナホシ」が光沢のある赤いボディをしているのに対し、「テントウムシダマシ」は産毛を生やして多すぎる斑点模様に違いを見つける事が出来るでしょう。

てんとう虫の幼虫を探してみよう!

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テントウムシの幼虫についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

初夏にかけて見かける事の多いのは成虫の姿ですが、幼虫も見つける事が出来ます。幼虫の特徴を理解して、ぜひご自分の目で発見してみて下さい。

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