【地下鉄御堂筋事件】痴漢注意したら強姦、判決や女性専用車両の導入までなど

逮捕された段階では「推定無罪」であり、「刑事裁判で有罪が確定するまで罪を犯していない人として扱わなければならない」という刑事裁判制度を無視したポスターに、批判の声が殺到しました。痴漢はされた人も勿論、冤罪となった人も悲しい目に合わせる卑劣な行為なので、撲滅される日が来る事を祈ります。

冤罪被害を無くす為に男性が気を付けること

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痴漢行為は犯罪だという認識が世の中に広まった現在は、冤罪が社会問題にまで発展しています。痴漢と間違われてパニックに陥り、線路に飛び出して電車と接触するという悲しい事件もあります。では、痴漢に間違われない為に出来る予防方法をご紹介します。

混雑している車両を避ける

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通勤ラッシュ時に「空いている車両からお乗りください」というアナウンスを良く耳にしますが、1分1秒が惜しい朝の通勤時間の短縮の為に、乗り換えに便利な車両を選んでしまいがちです。しかし、混雑を少しでも避けるよう心がけることで、少しでも女性と接触する危険を回避することが出来ます。

両手を塞いでおく

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片手はつり革、もう片方はカバンや雑誌類で塞いでおけば、万が一痴漢を指摘されたとしても、両手が塞がっていることを主張することが出来ます。可能であれば、つり革に両手を預けるのもお勧めです。

手荷物の扱いにも気を配る

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身動きを取る事が困難な混雑時に荷物を持ち替える行為は、触られていると誤解を受ける可能性があるので避けましょう。リュックを背負っているのであれば、前に抱える形に変えるというのもお勧めです。

スマホの取り扱いは要注意

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退屈な通勤電車でスマホを触る人はとても多いです。ですが、混雑時にスマホが体に接触して痴漢行為と間違われてしまうかもしれません。画面に熱中せずに、周りの状況にもしっかり気を配ることが大切です。また、ゲーム画面等をスクリーンショットしたくなるかもしれませんが、シャッター音が盗撮と間違われる危険性があるので控えましょう。

地下鉄御堂筋事件は陰湿な事件だが、女性専用車両のきっかけとなった

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今では、女性専用車両が有る事が当たり前の世の中になりましたが、その背景には「地下鉄御堂筋事件」という悲惨な事件と、「性暴力を許さない女性の会」の女性達が熱心に戦い続けたからこそ実現したのだということを、忘れてはいけません。また、電車内に限らず痴漢や性犯罪という卑劣な犯罪が、世の中から撲滅される事を心から祈ります。

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