こっそり堂が書類送検されて自販機撤去?男のロマンの裏に潜む問題とは

そもそもカメラを通しての年齢確認は利用客の容貌から判断されるものなので、システムとしては不十分だとされています。たとえ遠隔監視で確実に判断できたとしても、無人の店内では18歳未満が商品を購入することを止める手段はありませんでした。

遠隔操作で自販機をストップするなどの対策が必要だった

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遠隔監視はできても、遠隔操作はできなかったようです。18歳未満が入店した時には遠隔操作で自動販売機を停止させるなどの対策が必要だったのではないでしょうか。遠隔操作はできなくても、タバコの自動販売機には年齢認証の機能が搭載されていますので何かしらの対策はできそうですね。

アダルト自販機はおじさん達の青春!

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今でこそ取り締まりも厳しくなり、見かけることもほとんどありませんが、数十年前は多くの場所で設置されていたようです。調べているとこっそり堂の撤去を惜しむのは中高年層の方達がほとんどでした。

「10代の頃にドキドキしながら初めてアダルトビデオを購入した」「お母さん以外の女性の裸を初めてこの場所で見た」など、それぞれ若き日の青春としてしっかりと記憶に残っている方は多いようです。

好奇心が罪悪感に勝つ

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当時、このような自動販売機を初めて利用したのは中学生の時だったという方が多かったです。罪悪感を感じつつも、夜中に1000円札を握りしめて家を抜け出すドキドキ感は今でも鮮明に覚えているのだとか。

今では絶滅危惧と言われるほどにその数は激減してしまったようです。現代の青少年はこのドキドキ感を感じることも無いというのは寂しい気もします。アダルト自販機の存在はポルノ鑑賞とはまた別のところに価値があったりするのではないでしょうか。

思っていたものと違うものが出てくる

「表紙は女子高生だったのに、中身はおばさんだった」「最初の3ページだけカラーで、あとは全て白黒の読み物だった」など、思っていたものと違う商品が出てくるというのはよくあることのようです。

悔しさと期待外れの商品だけを持って家に帰った方も多いのではないでしょうか。いつか当たりが出ると信じて買い続けたという強者もいましたが、当時経験した悔しさも今では懐かしい思い出なのだそうです。

こっそり堂の現在は?

こっそり堂は書類送検後どうなってしまったのか?気になる方も多いのではないでしょうか。絶頂期には111店舗1357台もの自動販売機が設置されていたとされるこっそり堂の現在をお話しします。

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