【ジェームスバルガー事件とは?】凶悪少年犯罪の犯人のその後と現在など

また統計をみてもそういった猟奇的殺人犯であったり、残虐で凄惨な犯行及んだ容疑者の数多く、約7割以上が両親のどちらかが中毒患者であった事が判明しているのです。親になるという事はわが子をしっかり育てると責任と義務が発生します。自分の欲に負けて、自らだけではなく子に影響を及ぼさないようにしましょう。

家族の誰かが過去に犯罪履歴がある

家族や親族の中に犯罪者がいる、または犯罪履歴がある方がいる、これもサイコパスや凶悪犯罪者における共通点の一つなのです。当然、家族の悪い犯行や行いを見てきたのなら、子供もそれを真似をしたり悪い影響受ける事もありますし、またそういった方はきちんと教育を行えない可能性も十分考えられるのです。

あくまでも傾向として共通点ですので、必ずしも犯罪者の息子はまた犯罪者となるわけではありません。当然過去に犯罪を犯してしまった者でも、既に改心や更生をして正しい理念や精神を持ち合わせている方もいるのです。ですが犯罪は起こさない事がなによりですので、読者の皆さんもくれぐれも悪い事はしないでください。

中学生前に父親が離婚等でいなくなっている

中学生つまりは12歳以前に自身の父親が離婚や、その他の理由でいなくなってしまっている家庭環境。これも凶悪犯罪者やサイコパスな人格者を作る大きな要因となり、また共通点なのです。母子家庭だとグレやすいというのは何となくイメージできるのではないでしょうか?それもこの事象に繋がってくる事なのでしょう。

性別上男である父親がしっかり子供が悪い事をやったら厳重に然り、面倒を見なくてはならないと考えることが出来ます。やはり子供を育てるうえでは両親揃っていた方が教育上によろしいのではないでしょうか?必ずしもそうでないといけないわけではありません。

裕福で恵まれていても両親が精神障碍者

たとえその家庭がどんなにお金持ちで裕福で恵まれていても、両親がもし精神的に障害を持っていたのなら要注意です。これもまたサイコパスや猟奇的な殺人鬼に共通する家庭環境の一つなのです。精神面で異常があったり、障害を持っていたりする両親は適切な教育を行う事が出来ない可能性が高いと考えらるのです。

また社会的に地位の高い人間や、成功を収めた人間や、歴史的偉人の中を注目すると、精神障碍者やサイコパスな方の割合が高いと言われているのです。このことからもお金持ちや裕福な家庭環境でも今回の事件の犯人たちの様な人格を持った持ち主が生まれてくる可能性が高いという事なのです。皆さんこれらを把握して参考にしてみてください。

ジェームスバルガー事件の犯人のトンプソンとヴェナブレスの釈放

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彼ら2人の少年が1人の幼い幼児に対して非人道的で猟奇的な行為を働いて殺害した犯行に及んだ、大きな要因や動機は彼ら自身の人格や性格が歪んでいたためで、その人格や性格を形成した大きな要素は、劣悪な家庭環境や取り巻く周りの環境によるものだという事は理解して頂けたはずです。私たちもここから学ぶべき事が多いでしょう。

犯人である2人の少年は僅か刑期8年という短い期間を服役した後、釈放される事になったわけですが、釈放当時イギリス本国内では大きな波紋を呼び、大きなニュースとして報道されたのです。そんな当時の状況や釈放に至る内容について詳しく解説していきます。どんな釈放であるか、どんな状況であるか考えてみてください。

犯罪者のプライバシー保護のために割かれた4億ポンドの公費

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2人が犯した罪の残虐さや鬼畜さを考慮して少年ながらも成人同様に扱われた今回の事件。そのため少年犯罪では異例の実名公開されたのです。やった行いが行いですので当然と言っても過言ではありませんが、世間やマスメディアから2人の犯罪者の名前は、『悪魔の少年』として知られ轟かされていたのです。

当然こんな名前を持っていて世に出たとしても、世間から人々からどんな仕打ちや扱いが待っているか分かりません。それを危惧し、新しい人生を送れるように彼らに新たな名前や生い立ち、家が政府から与えられました。それには4億ポンドを公費で割いているです。(日本円にするとおおよそ500億円相当)

殺人犯2人は新しい身分を手に入れたが、世間に知られることに

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彼ら犯罪者2人に対してこのような処置を取ったのにも関わらず、地元メディアである『マンチェスタ・イヴニング・ニュース』は彼らの釈放内容と新しい名前や自宅などの身分を世間に報道して公開したのです。勿論それは違反行為となり大金の罰金が課せられました。世間からすると良い事をしたのかもしれません。

また彼ら犯罪者2人が住んでいた地で話す言葉には、日本で言う極端な訛りがあったのです。彼らもその訛りを幼少時代に覚えて使っていましたが、服役中に違う囚人の人や看守の人と会話していく間に、自然とほぼ完全にその訛りが無くなったそうなのです。また高卒の免許も取得して為、知らぬ地で生活しても目立つ事はないのです。

ジェームスバルガー事件犯人の現在①ロバート・トンプソン

現在から18年も前にもう既に釈放された今回の悍ましい事件の犯人の一人であるロバートですが、彼は今どこでどんな暮らしをしているのでしょうか?当然先ほどの見出しを読んでいただければわかる通り、現在の彼の身分や名前や自宅などは公開されていません。ですが皆さんに判明している範囲で現在の彼の事について解説します。

少年の時に消える事のない大きな罪を犯した彼が、今どこでどんな生活をしているかは非常に気になる部分であるはずです。彼の犯行や幼い幼児を弄ぶように殺めた行為は絶対に許されない事です。それが劣悪な家庭環境により人格が歪んでしまった原因であってもです。彼は一生反省して遺族や幼児に詫びる様に生きなくてはなりません。

犯罪を重ねたのち、結婚して幸せに暮らしている

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イギリスの新聞紙のとある一面に現在のロバートの事について解説してあり、それによると彼は8年間服役した後釈放されましたが、世間に溶け込むも麻薬を所持、乱用して逮捕されているらしいのです。更には幾度も窃盗行為もしてしまっているのです。それらは殺人ではないからと言って、犯罪には違いありません。

つまり彼は釈放された後も何度もこうした犯罪行為に手を染めてしまっているのです。一度歪んでしまった人格や性格は、二度と更生したり改心したりできないのでしょうか。ですが彼はその後そういった犯罪から足を洗い、現在では事務職や管理職に就いて働き、女性とも逮捕経歴などを隠して結婚して幸せに暮らしているそうです。

ジェームスバルガー事件犯人の現在①ジョン・ヴェナブレス

先ほどは凶悪な犯罪者の1人であるロバートの現在についてお話ししていきました。彼は釈放された後もいろいろな犯罪に手を染めていましたが、最終的には足を洗って普通のサラリーマンとして、1人と女性とも結婚している事実について知っていただけはずです。良いか悪いかわかりませんが、かなり幸せな生活と言えるのではないでしょうか?

続いてお話しするのは一方のジョンの現在についてです。彼も同じように釈放された後も犯罪を繰り返してしまうのでしょうか?あるいはしっかり更生や改心をして真面目に生活しているのでしょうか?彼の現在も果たして幸せなのでしょうか?気になる現在の事を皆さんに判明している範囲でお伝えしていきます。

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