クソザコナメクジとは?言葉の由来や元ネタ!魅力は語感の良さ?動画も!

しかし、ただ弱いことを罵倒されるよりも不思議と少し愛情ある表現に聞こえます。実際にどんな場面で活用されているのか、いくつか応用例を見ていきたいと思います。

ポケットモンスター「ヌメルゴン」

子供、大人を問わず大人気のポケットモンスター、そのXYシリーズに初登場したヌメルゴンですが、クソザコナメクジが隠れ名となっています。

ヌメルゴンがスローロリスのように”どく”タイプを持っている、というわけではなく、ドラゴンタイプの中では戦闘力が低く、ぬめぬめの特性を持ち、ヌメというワードがナメクジを思い起こさせることが大きく影響しています。

レインボーシックスシージ「タチャンカ」

レインボーシックスシージに登場するタチャンカというキャラクターです。見た目は屈強な軍人にみえるタチャンカがなぜ?と思われる方も多いかもしれません。

たしかにパワーはあるのですが、ゲーム内ではその場から動けずすぐやられてしまうという残念なポジションを獲得しています。そんなタチャンカの特徴がいまや愛されいじられキャラとされるクソザコナメクジに通じるものがあり、隠れた別名となっています。

けものフレンズ「サバンナシマシマオオナメクジ」

けものフレンズの中で本来であればシマウマとして描かれるはずだったものの、初登場シーンで2つの突起を持つ謎の生物としか見えなかったことから生まれたもともと想定されていなかったキャラクターです。

2つの突起はシマウマの耳として描かれたものでしたが、それがナメクジのように見えたため、以後サバンナに生息するナメクジということでネタとして扱われるようになりました。このようにクソザコナメクジはひと癖あるが憎めないキャラクターをいじるのにピッタリの言葉になっています。

クソザコナメクジと呼ばれるスローロリスのかわいい画像

Robert-Owen-Wahl / Pixabay

クソザコナメクジはみなに愛されていて、しかもその言葉はいろいろなジャンルに広がり親しみをもって使われていることがわかっていただけたでしょうか。

ここからはさらに愛着を持ってもらうために、この愛すべき存在の可愛いショットをいくつか紹介したいと思います。

何か用?

何か用事でもあるの?とこちらに、問いかけているような表情です。この瞳で見つめられたら、何も用なんかなくても頭を撫でたり、抱きしめたり、構ってあげたくなってしまいます。

おはよー

布団からのっそりと顔を出して朝のごあいさつ。ぱっちりした大きな目は健在ですが、どこかまだ眠たげな表情にも見えます。

こんな顔で朝見つめられたら、留守番をさせて出かけるのを思わずためらってしまいそうです。

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