続いては第2章の有名な語録についてです。あらすじは新宿のとあるフリーターが18禁ビデオのスカウトマンからビデオに出演してくれないかとスカウトを受け、ギャラもよさそうなので承諾こそしますが、乗り気になれない彼と製作者側でのすれ違いが生じてしまう、というものになっています。
こちらの作品の中では「何だお前根性なしだなあ(棒読み)」「フェラもできないの?(棒読み)」などが挙げられます。これを言った当人である通称ダルビッシュは全てのセリフが棒読み感がぬぐいきれないために、2章自体が「棒読みの2章」と呼ばれるまでになっているのです。
真夏の夜の淫夢第3章の有名淫夢語録
更に第3章についてです。こちらはとある大学生が友人が遊びに来ている時に部屋を外出すると、その友人が知人の部屋だというのにオナニーをし始め、実はそれが盗撮されていたために帰ってきてから仮眠をとっている最中、オナニーをしているところを確認されSMプレイの妄想にふけられてしまう、というものです。
この中では、持ち主である通称マジメ君のセリフ「あのさ、俺、そろそろバイトなんだよね…」というのが有名でしょう。友人が来ているというのにもかかわらず真面目にアルバイトに行っており、時給を聞かれた際の「ハチゴー」というのも耳に残ります。
真夏の夜の淫夢第4章の有名淫夢語録
そしていよいよ、第4章のご紹介になります。内容は冒頭でもご紹介しました通り、後輩である遠野が先輩田所の家へ招待され、屋上で日焼けをしていたところで渡された睡眠薬入りのアイスティーで昏倒、地下室で田所の歪んだ愛情が爆発するというストーリーです。
この回では様々な名言が飛び出しており、たとえば地下室で遠野を犯している時の「お前のことが好きだったんだよ!」というのは世界一汚い愛の告白などとネット上で呼ばれていますし、和姦になった後の田所の喘ぎ声も秀逸で度々ネタにされるほどです。
その他のネット上の面白いスレ
こんな風にビデオの内容とは全く関係のないものであっても語句を変えれば自然なセリフとして使うことができるためか、様々なネタとして使われています。ネット上のスレも例を挙げればきりがないくらいなのですが、調べてみれば前述の10個以外にも面白いスレが見られるのです。
「屋上…あったんだけど」
例えば「まずうちさあ、屋上、あったんだけど…」というものが挙げられます。彼が発言したセリフのすべてが過去形の形となっており、野獣先輩のことも「過去形先輩」という風に改変が成されています。
第4章の中の有名なセリフで言えば「焼いてかない?」が「焼きたかった?」という風に今聞いても仕方ないだろというようなセリフとなっており、他にも別のビデオにおいて発言した「夜中腹減んないっすか?」が「夜中腹減らなかったっすか?」と中々シュールなものになっています。
診断メーカーでも「まずうちさあ」診断ができる?
ネット上には、診断メーカーというものがあります。様々なネタをランダムに表示し、それをツイッターなどのSNSで結果をツイートすることなどができるようになっており、気軽に面白い結果をつぶやけるサイトになります。
セリフがランダムに入れ替わる
そんな診断メーカーにおいても今回ご紹介しているセリフがネタとして使用されています。どういったものかというと、名前を入れるだけで彼のセリフ「まずうちさぁ~焼いてかない?」までがランダムに入れ替わって表示されるというものになっています。
実際にやってみたところ「うちさぁあんだけどまず焼いて屋上かない?」というものになりました。最初の切り出しが本当は別のセリフなのではないかと議論がされているのに、それが更にごちゃ混ぜになったことでもはや何の意味があるのかわからないものになっています。
「まずうちさぁ」は野獣先輩の人気ネットスラング
ということで、野獣先輩の名言の1つについてどんなシーンで使った言葉なのか、実は本当はそんなことは言っていなかったことを裏付ける説などをご紹介しました。果たして彼が本当にこのセリフの通りに言うつもりだったのか、真相は本人のみが知っているといったところでしょう。
また、その他の有名なセリフなどについても章をまたいでご紹介しました。とても汎用性が高く普通の生活でも使えてしまいそうなのがこれらの特徴であり広まった原因でもありますので、皆さんも興味がありましたら是非他のセリフも調べてみてください。