山田千賀子の現在は?てるみくらぶ元社長の人格や破綻原因を解説!

さらに、競合他社との価格競争が起きている背景がありながらも会社方針を変えるといった対策を行わず、業績悪化への対応は後手後手に回っていたといわれています。さらに、そんな状況に加えて、先述したような取引先での社員への叱責といった態度。

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これらの会社の環境によって、社長へ業績不振に対する進言なども行える状況ではなかったとそうです。こういった社員との関係も築けぬままマンパワーだけで乗り切ろうとした結果、ワンマン体制を敷き続けていたのです。

山田千賀子の人物像②社長の報酬は高額だった

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ワンマン体制を敷き続けた彼女ですが、しかしどうやら私服は肥やしていたようです。というのも、先の財産隠しと同様ですが、どうやら社長の報酬に関しては高額な物を受け取っていたようなのです。

年収は、約3360万円という役員報酬を受け取っており、さらには原宿駅付近の家賃35万円にもなる高級マンションに、会社の経費で済んでいたというのです。私腹を肥やす才能だけは有していたといわれています。

山田千賀子の性格

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人物像からわかる通り、ワンマン体制で社長には全く向いていない彼女ですが、そんな彼女の性格やそれが分かる言動についても紹介していきましょう。

自分は悪いと思っていない

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詐欺疑惑が発覚後、記者会見の場が設けられそこで質疑応答する彼女の姿を確認することができますが、彼女は質問された内容に対して終始俯いて返答しないシーンがあるようです。

反省の色もなく、もちろん返金体などもしないということは、罪の感情は全く感じていないといえるでしょう。この時点で虚偽の内容もあり、当時記者会見内で謝罪コメントすらも本当か怪しいと疑念が抱かれています。

自分の経営方針がすべて

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ワンマン体制を敷いていたこと表していますが、自分の経営方針がすべてという意識が非常に強かったようです。かつてこの格安ツアーがヒットしたのは、当時の世情やライバル会社の少なさがあったからこその性行だったのです。

しかし、彼女はそれに気づかず、またその後の経営不振を知っていながらも、方針を変えずに格安ツアーを貫いていました。競合他社の登場や、航空機小型化など事情など情報すらもしっかりと把握していなかったといわれています。

てるみくらぶの被害者は銀行や旅客者だけじゃない!?

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詐欺罪が成立した銀行や詐欺罪すらも成立しなかった旅客者は明らかに被害者でありますが、しかし表立って見えないところでこんな被害者もいます。

てるみくらぶ従業員

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社長の下ではあたらいていた社員たちも大きな被害者だといわれています。というのも、彼らは当然破産が近づいていることは感覚的にわかっていたそうなのですが、そんなとき残業代すらも発生しないことが多々あったそうです。

さらに、会社が倒産後にも一切の救いがなかったといわれています。約130人にも及ぶ社員が在籍していましたが、誰一人として救済措置など無く自分で再就職先を見つけなければならないという状況に陥ることとなります。

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