マミるとは?意味や使い方を解説!元ネタとなったまどマギのシーンも

巴マミのセリフに由来するもう1つのネット用語があります。それは「みんな死ぬしかないじゃない」。暁美ほむらがタイムリープしていた時間軸の中で、魔女の正体が魔法少女の成れの果てであることを知ってしまい、自暴自棄に陥ったマミのセリフです。

ネタとして使われるセリフですが、魔女の正体を知るきっかけが後輩であるさやかの魔女化であるということ、チームとして戦っていた魔法少女たちの仲が劣悪であったことなど、その背景には耐えきれないほどのマミの心労が隠れています。

巴マミは本当は最強キャラ?

3話という早さで退場したことや、「みんな死ぬしかないじゃない」のネタから豆腐メンタル、あまり強くないとのイメージを持たれてしまいそうな巴マミですが、彼女は本編の開始前から何年も魔法少女として戦ってきたベテランであり、本当は作中の魔法少女の中では最強なのではといわれています。

上述の「みんな死ぬしかないじゃない」では、巴マミは錯乱状態に陥ったとも考えられていますが、そのシーンをよく見るとチームの中でマミと並ぶベテランの杏子を不意打ちで真っ先に殺害し、時間停止能力を持つほむらを拘束して無力化するという、錯乱どころか非常に高い判断力を持っていることが伺えます。

彼女の本当の強さが見れるのは劇場版3作目、[新編]叛逆の物語でのほむらとの戦いのシーンでのこと。激しい銃撃戦や分身を使って裏をかいたりなど、テレビアニメでの退場が嘘のように活躍する劇中屈指の見どころです。

「第3話」はアニメのターニングポイント?

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「マミる」シーンはアニメ第3話にありましたが、他のアニメでも「第3話」に物語が大きく動き出すという展開が存在します。第3話というのは話の方向性を視聴者に伝えるのに最も適した話数とも言われており、第3話に印象的な展開を持ってくる作品が多いようです。

マミる同様に第3話が衝撃の展開な作品一覧

「マミる」同様に第3話で衝撃的な展開を見せたアニメをいくつか紹介します。「マミる」同様に主要キャラクターの死が発生した作品や、物語のカギとなる要素が登場したりなど第3話で起こることはさまざまです。

艦隊これくしょん -艦これ-

同名のゲームを原作としたアニメですが、原作ゲーム内の要素である「轟沈」が第3話にて描写され、駆逐艦如月が轟沈してしまいます。しかし、展開が唐突すぎた上に以降の物語の中でも浮いてしまったエピソードとなったため、ファンからの評判は良くありませんでした。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (第1期)

主人公らが自らを虐げる大人に反旗を翻し、大人達を射殺。その後、敵勢力の良識ある軍人が決闘に敗れ瀕死になった際、決闘に勝った主人公、三日月・オーガスは何のためらいもなくその軍人を射殺してしまいます。しかも確実に殺すために3連射するという無慈悲さが話題となりました。

機動戦艦ナデシコ

第3話のサブタイトルは「早すぎる『さよなら』!」。その文字通り、メインキャラクターだと思われていた人物が呆気なく死亡してしまいます。まどマギよりはるかに昔のアニメで起こった第3話の悲劇です。

仮面ライダー剣

こちらはアニメではなく特撮番組。通称「ドンドコ山の戦い」と呼ばれる、雪山での戦闘があります。一応物語上でも重要な話の1つではありますが、物語の展開よりも登場人物のセリフに注目が集まっており、他の「第3話」とは性質が異なります。

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