バスジャック事件簿!有名な事件の紹介と乗客だった時の安全策も解説!

バスジャック事件の乗客になったら②脱出はむしろ危険

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冷静な行動をとって犯人を刺激しないことが重要とお伝えしましたが、これに関連して走行中のバスからの脱出は危険ということも抑えておかなければなりません。走行中バスからの脱出は2点の危険性があります。

一つは、たとえ脱出が一時的に可能だとしても事故に合って怪我をする可能性が高いこと。二つ目が残った乗客の命のリスクが高まることです。一点目については、走行中のバスでかつ乗っ取られた状況の脱出となると、かなりタイミングは限られます。

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ましてや走行中のバスということは、周囲を走行する車の動きもあります。犯人の一瞬のスキを突くことができても、走行中の周囲の車の動き全てを呼んで脱出はかなりの危険性があるのです。

また、バス後方に設置してある脱出用扉はあくまでも停止中のドアが開かないといった緊急時に利用を考えられたもので、走行中バスからの脱出は想定外の物です。怪我や二次的な事故を引き起こすことが考えられますので危険です。

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さらに、脱出ができたとしても残された乗客の命のリスクはさらに高まることは避けられません。犯人を余計に刺激して、実際に死傷者が出た事件もあります。こういったことを考えると、安易な脱出は逆に命の危険が増すことがわかるでしょう。

生存率が高まるかも?バスの安全な席

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今回の事件に限らずですが、バスを乗る際に危険をできるだけ避けて、生存率を上げられる安全な席があれば知っておきたいものです。そこで、安全といわれる席について調査していきます。

バスジャック事件から事故につながる可能性も…

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今回のような事件だけを見れば、もちろん命の危険があることはわかりますが、それ以外にもいろいろな危険が考えられます。そのうちの一つとして最も大きなものが、重大な事故を引き起こす可能性があるということです。

犯人が発狂して運転手を殺す可能性もありますし、ハンドルを奪って運転を行う犯人がいるかもしれません。どうなるかはわかりませんが、しかしどちらも事故につながる可能性が十分考えられます。

中央右側が一番安全

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ジャックの事件が事故につながる可能性があるという点も踏まえれば、バスに乗車する際には比較的安全な席を選びたいものです。ではどこが一体安全な席といえるのか、調査したところその席は中央右側ということが分かりました。

この理由は、どうやらバスの構造に起因しているようです。まず非常口と乗車口が対角線になっており、その線上にこの安全とみられる席があります。緊急時にどちらかの扉が使えなくなっても臨機応変に対応できます。

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また、構造上この席周辺が強度が高い点も安全とみられる理由です。運転席周辺は器材などが沢山あり、運転手自身の衝撃などの安全のために衝撃を最小限に抑えられる構造になっています。また、バスのタイヤ上のカバーは湾曲しておりあらゆる方向の衝撃に強くできています。

これらの構造面から考えると、タイヤ上付近の席は比較的安全と考えられます。これらの要点をまとめて考えて、バスの中央右側、中でもタイヤの上周辺の席が最も安全と考えられているようです。

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世界のバスジャック事件

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凶悪なジャックが行われる事件は何も日本だけではありません。世界に目を向けるとまだまだひどい事件が多数あります。中でもこの事件は全世界に衝撃を与えた事件として有名です。

史上最悪と言われたブラジルのバスジャック事件とは

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史上最悪の事件といわれるこのジャックは、ブラジルで起きました。犯人は、かつてブラジルでストリートチルドレンとして育った男性だったと言います。彼はリオデジャネイロ市内を走るバスを乗っ取り乗客を人質にとり、バスに立てこもったのです。

当時バスに並んでいた客によって、犯人が銃を所持しているところを目撃し通報したことで事件が発覚しました。すぐさま突入した警官でしたが、犯人は人質を理由に警察に引き下がるよう警告。

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そして、逃走用の車を要求し一時膠着状態となりました。警察側は市街戦では世界最強とうたわれる特殊部隊「ボッピ」を用意し、スナイパーなどを配置しますが、犯行現場周辺はマスコミなどもおり生中継中の状況であったため、犯人に発砲は行える状況でなかったそうです。

そんな状況の中、犯人からの要求に応じない時間が刻一刻と過ぎていく中で、犯人もついに業を煮やして驚く行動をとります。人質とカメラに映る位置まで移動し、口紅で窓に文字を書き始めました。

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それは、要求にこたえないと人質を皆殺しにするという内容。午後6時までをリミットにするという物でした。そして、時間がさら過ぎ、ついに犯行予告の6時に差し掛かると思われた時間に発砲が行われました。班員がリミットを前に女性を撃ったのです。

そして犯人は二人目の人質を連れさらに警察やマスコミに要求を出します。その要求は自分を映せというものでした。自分はカンデラリアにいたことを述べ、また立てこもりを続けたのです。そして、事件発生から4時後、犯人が再び動き始めます。

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どうやら投降しようと人質の女性を抱えたままバスを降りてきたのです。しかし、そこで衝撃が起きました。特殊部隊が犯人との距離30センチメートルの至近距離で発泡。その銃弾は女性の方にあたり、女性は死亡しました。

また、犯人も警官隊に拘束されるも、暴れる所を押さえつけようとした警察官が誤って首を絞めてしまい犯人も窒息死してしまったのです。当時この事件の結末を見ていたブラジルの人たちはすさまじい衝撃を受けたといわれています。

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しかし、その衝撃はこれだけではありませんでした。というのも、事件後の調査で分かった背景にはあまりにも心傷む事情があったのです。というのも犯人は、そもそも人質を子押すつもりはなかったそうです。人質たちに決して殺さないと話していたことが分かっています。

リミット前に撃った女性も実は乗客と協力した芝居であり、迫真の演技だったのです。なぜ犯人がこうまでして犯行に及んだのか、その動機についても知られざる内容があらわになりました。その理由はかつて起こったカンデラリア教会虐殺事件と関わっていたのです。

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この事件は、パトカーに投石したストリートチルドレンが警官に報復行為にあったという物でした。警官たちは協会に寝泊まりする子供に対し、無差別に発砲し殺したのです。そして、その場所にいたのが犯人でした。彼は警察への恨みがあったのです。

犯人は成長して大人になると、生きるために必要な犯罪を繰り返すようになりますが、今回の事件も当初はただの現金をゆすり取ろうとした事件でしたが、警察への不信感から、大々的になってしまっただけの物だったそうです。

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元々の事件の存在や彼の生い立ちをを知ったブラジルの人たちの心には、今回の事件にかかわった警察の失態や過去の事情や背景を知り大きな悲劇として残っていったといわれています。

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