座間9遺体事件は死体遺棄から発覚した連続殺人事件!白石隆浩の生い立ちや動機も

また英国では『日本人男性が数名の頭を切り離す』と報じています。このように世界的なマスメディアからも関心を集め、大きなニュースとして報じられているのです。治安の良い国と称されている日本もこのままでは、世界からの見方も変わってくるかもしれません。

海外の反応②海外の一般市民の声

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一般市民の声をつらつらと記述していきます。『日本は孤独国家であるから集合住宅の一室で犯行が行われても発覚する事は無かったのだろう』『犯人は優しい人だったらしいから同様のデニス・ニルセンによる殺人事件と重なった』『あの日本でもこんなに恐ろしい事件が起きるのか』などと驚きの声が多く上がりました。

また日本に在住している外国人は『そんなに驚かなった。日本でも少なからず殺人事件が起きているから』という声も上がっていて、海外の声もとても興味深い物ばかりだったのではないでしょうか?皆さんはどう感じますか?

座間9遺体事件現場のアパートのその後

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事件発覚後は現場となったその集合住宅に住む他の住居人が揃って退去するなど、また家賃や物価が急落してしまう事は目に見えていて、そこの不動産会社や持ち主であるオーナーに対して同情する声も上がり、一斉に住居人が退去する光景が浮かんでいました。しかしその集合住宅に住んでいた住居人の多くは、予想の反対の反応を示したのです。

退去する住居人はほとんどおらず、家賃が急激に安くなった事から住みやすくなったと感じて、まだここに住みたいと思っている住居人が多かったのです。むしろ住居人からは『ここから引っ越さないといけないのか?』『住み続けても大丈夫?』と予想だにしていない声が挙がりました。これに対して管理会社やオーナーは前向きな意向を示しているそうです。

実は共犯者もいた?

今回の事件はシリアルキラーの白石による単独犯で行われた連続札事件として扱われており、それが事実として断定されているのですが、実は一方で真犯人は複数人いて本当は共犯者がいたのではないか?と囁かれているのです。果たしてその噂が囁かれる所以や理由は何なのでしょうか?

こちらの見出しではもしかしたら共犯者がいたかもしれない。という観点から見えてくる新たな可能性について皆さんにご紹介していきます。共犯者がいた。という見解が挙がっているのには有力な情報があるからなのです。さてその有力な情報とはどういったものなのでしょうか?

実家の自室の窓に目張りがされていた

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犯人の実家の近くに住む近所の方の証言では事件が起きた同年の夏ごろには、犯人の実家の一室の窓をカーテンではなくビニールの様な物で一切の光が入り込まない様にしていたという目撃情報が上げられています。そして真夏の時期なのにもかかわらず、窓を閉め切りの状態で一切な部屋の中が見えないようになっていたのです。

外から見る景色もまた異様な雰囲気が漂っていたようです。まるで見られたくない何かを隠すかのように、また匂いが出ないようにしたのか。そんな風に怪しい光景として捉えられたそうです。この実家の一室でも犯行が行われていたかは分かりません。もし実家の一室でも何らかの犯行が行われていたのだとすれば、それは共犯者がいることを意味するのです。

逮捕歴のある息子の住居を父親が探し契約した

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いくら愛すべき息子であるとはいえ、逮捕後すぐに息子のための住居を父親が探し契約したのです。犯人が幼い頃から父親は『優しい子』と称して溺愛していたそうですが、それでも父親の優しさや愛は異常なまでに膨大なモノであると感じられます。果たして純粋な父親としての愛なのか、或いは何か秘密を握っていての行動だったのでしょうか?

予め父親はそこが犯罪が行われる現場となる事を予期していたのでしょうか?または父親も一連の犯行を後押しするような形で加担していたのでしょうか?そんな疑惑も一部では囁かれていますが、あくまでこれは噂であり真実とは無縁なのです。

事件が発覚する前3人の男を目撃

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事件が発覚する一週間前くらいに事件の舞台となる集合住宅の一室に、3人の男が大きな収納ケース、クーラーボックスの様な物を運んでいる様子が目撃されているのです。今回の事件で収納ケースやクーラーボックスと言えば、カラダをばらばらに切り分けた遺体をその箱の中に詰めて遺棄しておくためのアイテムなのですが、果たして3人の男が運んだ物には何かが入っていたのでしょうか?

勿論何も入っていたなければ関与している可能性は少ないですが、もし同じように『異様な何か』が入っていれば3人の男も新たな容疑者として名前が挙がりそうです。実際に当時の捜査段階では共犯者がいる事も可能性の一つにあげて捜査をしていたそうです。現在その線捜査しているかどうかは判明していません。

集合住宅の一室のみでは一連の犯行が不可能ではないか?

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そもそも強制性交、殺人、死体をバラバラに切り分けて遺棄するなどを集合住宅の一室のみで済ませるのは不可能ではないかと囁かれています。たしかにその一室は防音壁ではありませんでしたし、犠牲者たちが激しく抵抗し悲鳴を上げるのであれば、直ぐに隣に住んでいる住居人に通報され、事件が発覚してしまう可能性が高いのです。

皆さんは共犯者がいるという線あると思いますか?ないと思いますか?様々な意見があると思いますが、もし共犯者が実際に存在していたら、彼らはのうのうとこの世間を渡り歩いているはずなので、何だか怖くなってしまいますよね。

日本の他のシリアルキラーたち

今回の猟奇的連続殺人事件は9人の犠牲者を出し、1人のシリアルキラーの白石による非人道的な犯行によって引き起こされたものでした。治安の良い日本でも今回の事件の様に過去に短期間で多くの人間を淡々と快楽目的で殺害したシリアルキラーが存在していたのです。果たしてそのシリアルキラーはどんな犯行や手口を使ったのでしょうか?

またいつくらいの時期の人物なのでしょうか?そしてどんな犯行を及びどんな事件を引き起こしたのでしょうか?こちらではその他の日本のシリアルキラーたちが引き起こした凄惨な事件をご紹介していきます。サイコパスやシリアルキラーは世界だけではなく日本にも存在したことを分かっていただけるのではないでしょうか?

自殺サイト殺人事件

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現在から14年前の平成17年に起きた事件で、今回ご紹介している座間9遺体事件にかなり類似しています。シリアルキラーの名は『前上博』と言います。この犯人の手口も掲示板や裏サイトと呼ばれるような場所で、自殺志願者とコンタクトを取り自らも自殺志願者であると刷り込み、誘い出し最後には首を絞めて殺害するという残虐で卑劣な犯行に及んだのです。

そしてその殺害は自身の性的欲求や金銭目的が動機となっており、警察に調べられない様にするため被害者たちのパソコンから履歴消去を言葉巧みに促すなど、悪質な手口が巧妙である事も似ていると言えるのではないでしょうか?事件が発覚し逮捕された4年後には死刑判決が言い渡され、現在ではすでに執行されシリアルキラーの前上はこの世を他界しているのです。

大久保清

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現在から48年前の昭和43年に起きた連続殺人事件の犯人。彼もまた僅か2か月間に8人もの女性を欲求を満たすために殺害しているです。この事件を起こす数年前にも幾度も強制性交により逮捕されていて、釈放されてはまた同じ犯行を繰り返していたのです。そして偽名や嘘の経歴を使って結婚をするのですが、その後も若い女性を狙って何度も強制性交の犯罪を犯すのです。

そして結婚した後に犯行に及びそれが発覚し逮捕された後、内縁の妻と離婚するのですが、その際に家族内で犯人とは同居しないほうが良いと伝えられていた事を本人が知ると、その事実に落胆して殺人の犯行動機になったと供述しています。犯行の手口は100人以上の女性のナンパして、おびき寄せる事に成功した女性を自身の所有する車に連れ込んで殺害するというものでした。

小平事件

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小平と言うのは地名ではなくシリアルキラーの苗字に由来しています。犯人の名前は小平義雄。事件が起きたのは第二次世界大戦が終戦する間もない頃から終戦した後にかけての時期です。時代背景としては日本は戦争に負けていて、食料もろくにありつけることが出来ないほど経済難に陥っていたのです。犯人はこの時代背景を逆手にとって悪用しました。

どういうことかと説明すると、ターゲットとなる若い女性に食料が支給できる。就職先を紹介する。などと言葉巧みに嘘をついて近くの山奥までおびき寄せてそこで強制性交をに及び最後には殺害するという卑劣な犯行手口でありました。一連の犯行の動機も金銭目的、性的欲求によるもので今回の事件と類似しています。

座間9遺体事件は身勝手な欲望が引き起こした連続殺人事件

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今回ご紹介した現在から2年前に起きた座間9遺体事件は、1人のシリアルキラーが身勝手で貪欲すぎる欲求を満たすために、引き起こしたあまりに卑劣な連続殺人事件であった事を知っていただけたはずです。事件が起きる前のきっかけとなるSNS上での交流や、犠牲者が殺害されるまでの手口などを詳しく、時系列ごとに追ってご紹介していきました。

また犯人である白石隆治の生い立ちや過去の経歴などもご紹介して、実際に犯人と交流、交際していた弁護士の女性の話、また海外から見たこの事件の反応など興味深い部分についても解説していきました。犯人は現在も被害者たち、その遺族に謝罪の意後悔の念を一切示していないのです。犠牲者となってしまった9人にはご冥福をお祈り申し上げます。

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