「40秒で支度しな」の元ネタや意味は?「天空の城ラピュタ」を紐解く!

物事にはよく考えてから判断しなくてはいけないことも多いですが、スポーツの世界や株や将棋囲碁の世界では、瞬時に周りの状況を読み取り素早く判断しなくてはならないのです。なので時間とお金がシビアに関わるビジネスの面においてもこの考え方は非常に大切なのです。

「40秒で支度しな」から考えるビジネス理論②具体的な数値目標を与える

まず部下や子分に対して、やり遂げれる可能な範囲の数値目標を与える事も重要となっているのです。また長期に渡る目標ではなく、今すぐに実行可能な目標を与えることも重要となっているのです。

皆さんも一度は聞いたことがあると思いますが、何事も結果を出すうえで初めに明確な数値や目標を定めることが大切と言われています。なるべくそれは明確ではっきりとした、即ち具体的な数値を掲げることが目標達成の実現につながり、また効率やその過程の充実度を高めてくれるのです。

「40秒で支度しな」と「3分間待ってやる」時間を指定する理由とは?

どうして「3分間待ってやる」や「40秒で支度しな」などと時間を指定しにきているのでしょうか?時間を指定せずに「少しだけ待ってやる」となにが違うのか?これらの疑問をお答えしていきますのでどうぞご覧ください。

緊張感を持たせるため

Myriams-Fotos / Pixabay

まずは時間制限によって焦らしたり緊張感を持たせるためと言われています。そもそもマ=ドーラが「なるべく早く支度しな」と発してもあまり緊張感が生まれません。それに比べ時間指定された「40秒で支度しな」だととても緊張感が上がるのです。

セリフとしてのインパクトが秀逸

あえて時間を指定することによって、話題になり有名になったということがありますのでやはり素晴らしい言い方だと言えます。またキャラクターの心情を察しさせるような効果も生まれるようになっているのです。

「40秒で支度しな」の「ラピュタ」はジブリきっての人気作品

ジブリと言えば昔から現在まで数多くの作品が作られていて、私たちはそれを視聴してきたのですが、やはりどの作品も時代が流れても色あせることはなく、いつ見ても新鮮な気持ちや童心に帰らせてくれるのです。またどの作品も知名度があり、ファンが多いと言えるのです。

そんなスタジオジブリの中でもとても圧倒的人気な作品です。またその中でも今回ご紹介したセリフとシーンは一番話題になった言葉と言えるでしょう。そんな人気が高い作品の見どころなどをご紹介していきます。

「40秒で支度しな」の「ラピュタ」の魅力①冒険シーンが見どころ

現実ではありえない空に浮かぶ島があるという設定が、とても冒険心を掻き立てます。皆さんも一度は空に浮かぶ島に行ってみたいと思うのではないでしょうか。そこにはロボットたちが存在していて登場人物たちも奪い合う島。宝や夢が詰まっているそんな島がでてくる冒険は見どころです。

「40秒で支度しな」の「ラピュタ」の魅力②シータとパズーの純粋さに感動

そんな夢のような島が存在しみんな欲まみれになってムスカ大佐は人間支配のために、マ=ドーラや軍隊はお宝狙い、といった感情をしていますが主人公たちはそんな欲は一切なく、ラピュタの本当の姿を見てみたい。といったとても純粋な気持ちなのです。

そのピュアな2人の心が美しい映像や音楽から感じることができ、見るものは皆幼い頃の純粋で真っ直ぐな気持ちを思い出させてくれるのでしょう。またパズーはかつてお父さんが見たラピュタを実際に確かめて詐欺師と呼ばれていた父の無念を晴らすという飛行家の夢も抱いており、2人の純粋な気持ちに観ていて皆さんも心を打たれるでしょう。

「40秒で支度しな」の「ラピュタ」の魅力③魅力的なデザイン

また魅力的なデザインも人気の一つなのです。ラピュタは細かいところまでしっかりとデザインされており、ロボットまでもただのロボットではなく隅々まで考えらデザインされているので、とても魅力がある作品なのです。

作中の設定画像や宮崎駿監督が描かれた一枚一枚の絵コンテや原画からも、その作品がいかに詳細に細部まで描かれている事が分かるのです。展覧会や展示会なども随時開催されているので、そちらに足を運びそういった画を見に行ってはいかがでしょうか。

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