ハリネズミのジレンマの意味は?恋愛での心理や陥りやすい人の特徴・原因

このままでは嫌だ、こんな悪い状況から抜け出したい!このジレンマに陥っている人はそう感じたのではないでしょうか。悪循環のままでいい人なんていませんよね。この状況から抜け出すための心の準備をしましょう。

ハリネズミのジレンマ脱出法①傷つくのが当たり前と割り切る

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相手が友人であれ、恋人であれ、あくまでもその人は自分と同じ性格の人間ではなく他人なのです。考えや悩みも違うのですから、意見が食い違うことは当たり前なのです。人間関係で傷ついたことの無い人はいません。傷つくことは大前提として勇気を持って行動しましょう。

ハリネズミのジレンマ脱出法②焦らない

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お付き合いをはじめた途端に一番の理解者になることなんてできません。時間をかけて信頼関係を築くことで2人の距離は近づき安定していきます。そうした関係こそ簡単に壊れてしまうことはないので、まずは焦らずにゆっくりと近寄る努力をしましょう。

ハリネズミのジレンマ脱出法③自分をさらけ出してみよう

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こんな自分を好きになってほしい、理解してほしいと思うのならば、自分をさらけ出しましょう。嫌われてしまうかもしれないという不安はわかりますが、見せて嫌われてしまうような相手なら結局それまでの関係しか築けない相手なのです。自分がさらけ出すことで、相手も抑えていた新たな一面をさらけ出してくれるかもしれません。

ハリネズミのジレンマ脱出法④今の状況を打ち明けてみる

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今の悩みや不安を抱えている状況をありのまま伝えて見るのもひとつの方法です。状況を伝えることで相手もあなたがどういう人なのかを理解することができますし、そのジレンマから抜け出せるよう手を差し伸べてくれるかもしれません。悩みや考えを言えない事を伝えることでより良い関係になれるかもしれません。

ハリネズミのジレンマ脱出法⑤いっそ別れてみる

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あなたがこの状況を抜けだそうといろいろな努力や行動をした結果、それでも良くない状況が続くようならお別れすることも考えましょう。自分と相手は別々の意思を持った人間です。どうしても理解できないことや寄り添うことが難しいことはあります。

そのような相手にはいつまでも執着することはせずに、自分をさらけ出せるような相手との新たな関係を築く方がずっと幸せです。無理をしすぎて自分を追い詰めてしまうことがないように気をつけましょう。

ハリネズミのジレンマ脱出法⑥相手の立場になって考えてみる

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自分の考える思いやりと相手の考える思いやりは違います。相手もたくさんのことを考えたり悩んだりしているものです。自分の意見が言えないのはあなただけではないかもしません。もし自分なら悩みや不安を打ち明けてほしいか考えてみましょう。相談されることを嬉しいと思うのならば、相手もまた同じ気持ちかもしれません。

ハリネズミのジレンマは嘘?本当は互いに寄り添えた?

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ここまでの紹介は寓話をもとに作られたという説明をしてきましたが、実際にはハリネズミやヤマアラシは本当にジレンマを抱えるような距離感でしか近寄れないのでしょうか?実際の生態についても少し紹介したいと思います。

ハリネズミ同士のじゃれあいでは刺さらない

寓話をもとにつくられたこのジレンマの説明では背の針が刺さる、抜けないことで傷つくと書かれてきました。しかし、実際の所ハリネズミの針は何にでもすぐに突き刺さるようなものではないのです。

この動物の針は攻撃をするためというよりは、外敵から身を守るために体を針で覆っているのです。危険を感じたり怒ったりなど、気が立っていないときは針部分も撫でられるほど落ち着いているので、普段動物同士が寄り添ったりじゃれ合うことは十分に可能です。似たよう姿をした可愛らしいテンレックとうい動物もいます。

ヤマアラシの針も普段は寝ていて刺さらない

この動物も同様に、触れるとすぐに突き刺さるようなトゲを持っているわけではありません。普段危険を感じずに普通に生活している分にはトゲも毛並みに沿うように寝ている状態なので簡単には刺さりません。ですからこの動物同士も寄り添うことは可能です。

しかし攻撃性は高いですし、トゲを立てて体当たりされるようなことがあれば簡単に人間の体に刺さってしまいます。トゲの強度もとても強いため、アルミ缶はいとも簡単に貫通してしまいます。もし間近で見られるような機会があっても無闇に近寄ったり触れることは気をつけましょう。

ハリネズミのジレンマに悩んだその時は!

そのまま改善しようとしなければ結果的に良くない方へ向かってしまうのはわかっていただけたでしょうか。もし自分自身に当てはまる部分があったり、そうなりそうだなと感じたときは状況を改善するためにできるだけのことを行動するように心がけてみてください。それがあなたと相手との関係をより良くするために必要な行程なのですから。

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