また、宗教上でも意味があります。「3」の数字には、キリスト教上では三位一体を表すといわれています。魂や精神、肉体といった3つの要素を示すというものです。エジプトのピラミッドにおいても三角形をしており、ここでも「3」は神聖視されていると言います。
ヒンズー教においては上向き三角形は男性原理、下向き三角形は女性原理を示すともいわれており、神的・精神的エネルギーを示すともいわれています。昔から中国の陰陽道においても奇数はラッキーナンバーという考え方もあり、こういった側面からも多数考察できるようです。
また、アメリカではよく耳にするフリーメイソンとの関係も「3」にはあると考えられています。というのも先ほどのエジプトのピラミッドの考察からアメリカの紙幣に描かれているピラミッドに通じるものがあるそうなのです。
そしてそこには、フリーメイソンを象徴する目が書かれています。こういったところからも世界の何らかに関係する重要な数字ではないかと考えることもできるようです。身近な数字ではありますが、色々な意味がそこにはあるようでスピリチュアルな側面からも考察は進めていけるようです。
ワイオミング事件の映像のBGMとは?
映像内で流れるメッセージや数字についての考察はわかりましたが、映像中に流れる音楽についても考察・分析がされています。浮遊感や重厚感のある音楽ですが、これを分析した人によると、とある映画から用いられた音源であることが分かったようです。
その映画のタイトルが「サイレント・ヒル」です。圧迫するように流れる音楽は有名なこの作品から用いられたものであると解析できたようなのです。「サイレント・ヒル」は2006年にカナダとフランスの合作として作られたホラー映画になります。
馴染みのある人であればゲームタイトルで聴いたことがある人も多いと思いますが、人気のホラーゲームの原作になっているのがこの映画なのです。映画も合わせその人気は非常に高く、映画だけで見ても興行収入5000万ドルにも及ぶヒット作といわれているほどです。
もちろん、これらの音源を用いた理由については確証もなく、理由も不明ですが恐怖をあおるメッセージを流す上では、ホラー映画に当所する音源なので非常に効果的な音楽といえるのは言うまでないでしょう。
ワイオミング事件の映像に登場する言葉とは?
事件で流れた映像を見ていると色々なタイミングでメッセージが流れてくることがわかっていますが、流れている言葉の意味にはどのような意味があるのでしょうか。登場する言葉の和訳を紹介していきます。
直訳すると以下の様になります。短文ではありますが、心理的不安を助長させるような言葉であることはなんとなくイメージできるのではないでしょうか。
映像を当時リアルタイムで試聴していた人はもちろんですが、後程海外でこの映像を試聴した人も不安を感じた人が多くいるといわれます。もちろんその中には日本人も含まれており、その人達が何か恐怖や不安を感じたのもうなずけるという物でしょう。
メッセージと合わせて流れる男性の映像や音楽の効果でその感覚はより一層助長されているようにも感じられます。心理的不安をあおる要素がすべて整っているといわれている内容です。
- 「We Present A SPECIAL PRESENTATION」:特別なプレゼンテーションをお送りします
- 「YOU WILL SEE SUCH PRETTY THINGS」:これからとても見事な物をお見せしましょう
- 「WHY DO YOU HATE?」:なぜ嫌うのですが?
- 「YOU ARE ILL」:あなたは病気です
- 「WE JUST WANT TO FIX YOU」:私たちはただあなたを治したいだけです
- 「WHAT HIDES IN YOUR MIND?」:あなたの心の中に隠れているものは何ですか?
- 「WE HAVE ALREADY SEEN IT」:私たちには既にそれが分かります。
- 「YOU CAN LOSE EVERYTHING」:あなたは全てを失うかもしれません
- 「NOTHING IS PRICELESS」:何も貴重ではありません
- 「YOU CANNOT HIDE FOREVER」:永遠に隠れることはできません
- 「WE STAND AT THE DOOR」:私たちはそのドアの前に立っています
- 「YOU ARE LOST ON THE PATH」:あなたは道に迷っているのです
- 「THERE IS TRUTH IN FICTION」:真実は虚構の中にあります
- 「ALL GOOD THINGS」:すべての良いものが
ワイオミング事件の真実!犯人は誰?
捜査が困難を極め、誰にもその真相がわからないといわれた今回の事件。しかし、突如としてその真相が明らかになります。犯人は誰なのか、隠された真相について調査を進めていきます。
ワイオミング事件の真実①クリエイターによる偽のジャック映像だった
結論から言うと、この事件は全くのデタラメ映像なのです。公共の放送を乗っ取り男性の顔や意味不明なメッセージなどが流れる事件でしたが、全ては虚構の物語。電波を乗っ取ったことも犯人などがいることも嘘なのです。
というのも、始まりは一つの疑惑から始まります。当時の映像が事件後にYoutubeに投稿され、世界中の人に注目を浴びるました。その時に、ある疑惑が生じたのです。それがあまりに映像が高画質であること。
そして、公共の電波を乗っ取った割にはスムーズに映像に切り替わることです。それはまるで動画編集をしたかのような形で切り替わります。この疑惑から一つの推論が立てられました。それが事件自体が嘘だということです。
この映像は作り物であり、公共の放送に割り込んだ映像からすべてデタラメということです。そしてこの推論は確信へと変わっていきます。というのも、作成者らしき人物がいるサイトも判明したのです。
そのサイトの名は「Something Awful Forums」と呼ばれるサイトです。そこで数人のクリエイターの手によって作られ投稿され、その後Youtubeに転載されたことが明らかになったのです。
複数のクリエイターによって作られた投稿動画がここまでの大きな事件の真相だったという訳です。なので、事件の犯人と呼べるものはなく、あくまでも作成したクリエイターたちの仕業だったのです。