ロンゴミニアドとはアーサー王伝説の聖槍のこと!ロンギヌスの槍との違いは?

Fate/Prototypeの中で旧セイバーという名でしられている男性の真名はアーサー・ペンドラゴンです。つまりアーサー王は男性としても登場しているのです。しかし、リメイク製作段階における大人の事情により女体化してリメイクされたとされています。

FGO6章にて強敵「女神ロンゴミニアド」として登場

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ゲームの中で強敵ボスとして登場しているキャラクターもこの槍をモチーフとして製作されています。ストーリーの中では第17節に登場し、短期決戦が必要、通常攻撃も無敵で貫通タイプとかなり強い設定となっておりプレイヤーを苦戦させるキャラクターです。

「勝てない」「即死してしまう」との声が多数

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6章に入ると一気に敵が強くなる上にラスボスともなると苦戦を強いられるのは目に見えています。ストーリーの中で2度も戦わないといけない上に2回目はHPが高くなっているという仕様付きです。無敵貫通付与の全体攻撃やターン数が嵩むほど強くなっていくため短期決戦を強いられるのもこういった声が上がってしまう理由でしょう。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿にてヒロインのグレイが所有

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Fateの派生作品の中で登場する灰色の髪を持った15歳くらいの少女であるグレイは常に深くフードを被り、魔術師の師匠の身の回りのお世話をして過ごしています。しかし、彼女の出身の村はアーサー王の復活を願っており、彼女もまたロンゴミニアドの槍を所持しているのです。

ロンゴミニアド以外の歴史上の聖槍

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歴史上の物語の中には様々な聖槍が登場しています。多くは権力のシンボルとして登場しており、有名な固有名詞のついた武器を持つことは名誉なことであったことがわかります。こちらではそういった歴史上に登場する数々の聖槍についてご紹介させていただきたいと思います。

ローマの聖槍

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イエスの処刑後600年がたち、ロンギヌスの槍の先端だけが欠けてしまい、ローマ帝国首都イスタンブールにて十字架の中心部に飾られました。そしてその後、長い年月が経ち、オスマン帝国時代にこのローマの槍を教皇へ送ったとされています。現在ではサン・ピエトロ大聖堂に保管されていますが残念ながら、公開はされていません。

また、世界には今でも残る大聖堂が数多く存在しています。それぞれ信仰している宗教や神様へのお祈りの場として存在している大聖堂の中にイスラム教の聖地メッカにあるカーバ神殿も含まれています。こちらの記事ではカーバ神殿についてご紹介させていただいております。

アンティオキアの聖槍

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時代は十字軍がアンティオキア攻囲戦を行っている際に、1人の男が聖アンデレのお告げで聖槍を発見し、それによって士気が高まった十字軍は見事勝利を収めました。しかしその後、その槍が本物であるのかの真偽が疑われ、行方不明となったようです。

神聖ローマ帝国の聖槍

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神聖ローマ皇帝のレガリア帝国宝物の1つです。長期にわたってニュルンベルクにて保管されていましたが、ナポレオンの侵攻があり、その後はウィーンへと移動して保管が移りました。金の鞘に覆われ、その内側にも銀の鞘が存在している神々しい槍で、聖モーリスの槍とラテン語で刻まれています。

アルメニアの聖槍

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現在アルメニアの大聖堂にて保存されているとされるこの聖槍ですが、12使徒のダダイであるとされています。槍を持っていた事より異教徒から首をはねられてしまいましたが、同じキリスト教徒の手によりこの槍を洞窟へと隠し、長い年月をかけて多くの人の手に渡り下ガルド修道院がある地にて発見されたとされています。

コンスタンティヌスの槍

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ゴルゴタの丘で発見されたロンギヌスの槍ですが、歴史上の中でコンスタンティヌス帝が手に入れたとされています。そして彼は、槍を発見した際に共に発見した聖打の1本を使い複製したとされています。この複製した聖槍がコンスタンティヌスの槍と呼ばれているのです。

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