必死のパッチの意味や語源・使い方は?現在は死語?謎の関西弁をマスター

「必死のパッチ」という言葉を引き継いだ原口選手ですが、2019年に阪神ファンのみならず全国の野球ファンを感動させることとなります。まさに「必死のパッチ」を体現したような出来事を紹介します。

大腸がんの公表

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原口選手は2019年1月、2018年末に受診した人間ドックで大腸がんが発覚したことを公表しました。1月に手術を受け、復活までにかなりの時間を要すると思われていましたが、原口選手はまさに「必死のパッチ」でリハビリを続けました。そして奇跡の復活を果たすのです。

復活のヒーローインタビュー

2019年6月4日の対ロッテ戦、9回に代打原口の名前がコールされた時には球場全体が盛大な拍手に包まれました。阪神ファン、ロッテファン関係なく原口選手の復活を祝福する光景は感動の一言です。原口選手はファンの期待に応え、タイムリーヒットを放つという見事な復活劇でした。

ヒーローインタビューに指名された原口選手ですが、この時の雰囲気はいつもの明るい感じではなく、まさに人々に感動を与えるという言葉がふさわしいものでした。「おかえりなさい」と涙を流すファンもたくさんいました。勇気をもらえた人もたくさんいたに違いありません。

必死のグッチ?

いつもの明るさが戻ったのは2019年6月9日の対日本ハム戦です。この試合で原口選手はサヨナラヒットを放ちヒーローインタビューを受けました。ここで出た言葉は、「3、2、1、必死のグッチー!」でした。

この「必死のグッチ」という言葉は「必死のパッチ」と原口選手の愛称である「グッチ」を掛けたもので、ファンイベントで決まった原口選手のキャッチフレーズです。この言葉は闘病中の原口選手を励ます言葉としてよくファンが使っていました。今後も原口選手のキャッチフレーズとしてファンに愛されていくに違いありません。

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今では死語となってしまった言葉をご紹介

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必死のパッチのようによく使われながらも今では死語になった言葉は他にもたくさんあります。そのような言葉は廃語と呼ばれることもあり、昔はよく使われていたが現在はあまり使用されていない言葉という意味です。若い方にとっては意味のわからない言葉も多いと思いますが、ある年齢層以上には懐かしいと感じるのではないでしょうか?

アッシー

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この言葉はまさしく「足」代わりのことを指した言葉で、バブル時代に流行った言葉です。バブル全盛の頃の女性は、どこでも車で送り迎えをしてくれる男性のことを「アッシー」と呼んで重宝していました。。似た言葉で「メッシー」という言葉もありますが、この言葉はご飯(メシ)をご馳走してくれる人のことを表しています。

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