【大口病院事件】概要と戦後最悪とされる毒殺事件の犯人久保木愛弓に迫る!

弁護側の請求に対し裁判所が却下したことに対し弁護側は抗議として途中退席をしたことが弁護放棄とみなされ審理は打ち切られています。判決日に弁護側審理の再開を要求しますが裁判所は却下したため弁護士と守大助が声を荒げ退廷させられそのまま控訴棄却となりました。上告をしますが、棄却され無期懲役が確定します。

看護師インスリン殺人事件

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1993年知人の男性を殺害したとして看護師の林多美子が逮捕されます。林多美子は知人男性を自宅に招き睡眠薬入りの飲み物を提供し、その後病院から持ち出したインスリンを被害者に注射し低血糖にして死亡させたとされています。

林多美子は殺害後、遺体を資材置き場に運びガソリンを付けて遺体を燃やしています。交友関係から林多美子が浮上し犯行を自供したため逮捕となります。知人男性は林多美子を脅迫していたと言われておりそのことが原因での犯行とされています。

裁判の行方

地裁の判決では、睡眠薬を準備したりインスリンを持ち出すなど犯行は計画的なものであるが、被告人が被害者を殺害するまでに至った原因は被害者側にあるとして懲役7年の判決となっています。

さわ病院元看護師患者殺害事件

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大阪のさわ病院で2012年認知症で入院していた男性患者布団に巻き付けられた状態で死亡しているのが発見された事件で、警察は病室内で患者をうつぶせにするなどして窒息死させたとして坂本善高を逮捕します。被害者の死因は胃の逆流物を喉に詰まらせた誤嚥による窒息死となります

調べに対して坂本善高は、患者を大人しくさせるために布団を巻き付けてしまったが、殺すつもりはなかったと殺意については否認をしています。しかし、警察は長年被害者を看護していた犯人にとって誤嚥しやすい状態を作り放置したことは業務上過失致死ではなく未必の故意による殺人罪であるとしています。

ドイツ人男性大量殺人事件

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事件は、2000年から2005年にかけて勤務していた2か所の病院で患者に対し不整脈に使う薬などを100人近くに投与しそのうちの85人が死亡したドイツ史上最悪の連続殺人事件と呼ばれている事件になります。被告の男性には、ドイツの刑の中では最も重いとされる終身刑の判決が下されています。

イギリス人女性看護師新生児殺害事件

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イギリスのリバプールにある病院で2015年・2016年に8人の新生児を殺害したとして、ルーシー容疑者が逮捕された事件になります。病院側はルーシーが病院で働きだした2015年と2016に新生児の死亡率が急激に上がり死亡の原因が不明だったため、警察に捜査を依頼したのが発端となります。

この事件に関しては新生児を死亡させた手口についても警察は明らかになておらず、またルーシーは他にも、18人の新生児を死亡の死亡に関わっているのではとされ現在も捜査が継続中になっています。

職場環境の改善はどの職業でも課題である

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職場環境のトラブルは何も今回の大口病院だけの問題ではありません。また、病院だけでなく様々なジャンルの職業でも職場のトラブルというの付きまとってしまう問題でもあります。労働環境の問題や人間関係等様々なトラブルはありますが相談機関も多く存在していますので紹介していきます。

仕事内容など労働環境によるトラブル

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2015年にも電通に勤務していた女性社員が行き過ぎた時間外勤務による過労自殺として大きなニュースとなりました。このように長時間拘束など労働基準に違反している可能性がある場合には労働組合や労働基準監督署などがありますのでそこに相談してみるのが一番です。

労働基準監督署には相談窓口があります、労働環境などについては職場に直訴するのが難しいと感じた場合労働基準監督署の相談窓口に連絡するようにしましょう。労働基準監督署は全国に設置されていますのでどこの県で働いていても相談可能となっています。

人間関係のトラブル

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同僚同士や上司からのパワハラなどのトラブルについては、民間の相談窓口もありますし会社によっては匿名で相談できる窓口が設置してある企業もあります。特に上司からのパワハラは上からの圧力になりますので会社では相談しにくいことから一人で抱え込んでしますケースが多いです。

人間関係のトラブルは自分自身の精神的なダメージにもつながり仕事にも影響が出てくることも多々ありますので、早急な解決が望ましいです。また、トラブルの内容によっては警察に介入してもらわないといけないこともありますので、少しでも悩みを感じたらまずは相談することが一番重要となります。

職場における人間関係改善方法

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仕事場で人間関係が悪化すると仕事の辛さ以上に苦痛を感じてしまい辞める人も出てきてしまいます。心身共に疲れてしまい体調をくず人もいますので、そうなる前に改善することが大切です。具体的な改善方法には下記のようなものがあります。

  • 信頼関係を築く:自分に似た人に共感や好意を持つので心地よさや話しやすさなどが形成されます。そのことで友好的な関係となり信頼関係を築き上げることができるようになります。
  • 積極的な傾聴:人は、自分の事を周囲の人に知ってもらいたいと求めるものです。そのため、相手の話を積極的に聴き肯定することで相手の信頼関係を築き上げ友好的な関係になれます。
  • コミュニケーション能力を高める:コミュニケーション能力を高めるためには相手の話を聞き逃さないことや気持ちを汲み取ることが重要です。これができるようになると相手からも信頼を得ることができ会話の向上にもつながります。
  • 人の行動に視点を向ける:相手の行動に視点を向けるてみたり相手の立場になって物事を考えると同調できる部分が見えてくるようになります。
  • 自信をつける:自分に自信がないと目標を見失ったり諦めてしまったりするので、自分に自信をつけて諦めないことが大切です。
  • セルフイメージを高める:自分はどのような人間か、得意なものや苦手なものを考え苦手なものを克服するイメージを持つことが大切です。
  • 問題をプラスに変える:問題が起きたときに、もう嫌だ・まずい・どうしようと考えるのではなくチャンスだと思いこの問題が解決すれば大きな成功となるとプラスに考える思考を持つことが大切です。
  • 安全地帯を作る:どうにも自分で解決できないことには、周りに相談することです。友達や恋人・家族など自分の安全地帯を確保しておきましょう

他にも、職場関係における人間関係のトラブル解決方法はたくさんあります。自分に合った解決方法をみつけ一人で思い悩むことがなく、会社全体の雰囲気が良くなるように自分自身でも改善を試みていくことが大切です。

大口病院事件は犯人の周りも影響して起きた事件

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この事件を起こした久保木愛弓の犯した罪は個人的な身勝手な理由になり、このような一個人の自分勝手な理由で人の命を救う側の人間が人の命を奪うことは決して許されることではありませんが、看護師や病院が抱えている問題はどこの病院でもどの看護師や医師にでも起こり得る問題であるとして考えていく必要があると言えるでしょう。

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