澁谷恭正はPTA会長の仮面をかぶった殺人者!千葉小3殺人事件に潜む裏の顔とは

中学校に入学したころは野球部に少しだけ入部後、柔道部に入りましたがほとんど練習に参加しないといった状況でした。その後自分の意思で運動会の応援団に立候補するなどしており、この頃は運動部ではなくこの応援団に所属をしていたようです。

その後中学校の先生に叩かれたことに対して異常に反応をした男性はその先生に対して暴力行為を行い、先生を血まみれにするという問題行為を起こしていました。また、この時期には少しづつ女性に対して普通ではない執着を見せ、前述した2面性への片鱗をのぞかせるようになりました。

澁谷恭正の生い立ち③専門退学後北海道に就職、1度目の結婚

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中学を卒業した彼は地元の高校に進学します。友人はいたようで彼らと常に行動をしていたそうです。この頃から幼い女の子が主役の漫画などを読んで盛り上がるといった今回の事件に関係するようなことも行っていました。またこの頃に初めて彼女ができており、小柄で真面目そうな女子高生だったようです。

高校卒業後には専門学校に進学するものの、わずか1年ほどで退学し、北海道に移り住んで働き始めます。この頃には結婚をしており娘も一人いたそうで、奥さんの年齢はなんと16歳でした。しかし長くは続かず数年で離婚をし、北海道での生活も男性の退職を皮切りに故郷である千葉県に切り替わることとなります。

澁谷恭正の生い立ち④千葉に戻り2度3度目の結婚、親権獲得

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北海道での結婚と離婚の後、故郷に戻ってきた男性はその後職業を転々としながら生活をしていました。この際にコンビニの仕事をしていた際に出会った女性と2度目の結婚をします。しかしながらこちらも詳細な原因は分かりませんが長くは続けずに離婚をしてしまいます。

その後男性の母親が亡くなったという事から実家へ帰る事になり、そこで出会った中国人の女性と3度目の結婚をし、娘と息子も生まれることとなります。しかしここでも離婚をするものの、親権は男性が獲得し、その後新しい女性が同居するといった状況になります。

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そしてこの後に男性は自分の意思で保護者の会の会長に立候補しそのまま責任者となります。そして子供達と直接的に関係を持てるような状況になり、今回の事件が起きてしまうのです。ここまで見てきましたが、性格的な問題という点で異常といえる部分は少なからず存在し、事件を起こす片鱗は見えていたようにも受取れます。

澁谷恭正の人物像

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ここまで男性のこれまでの経歴について、時系列に沿ってみていきましたが、性格的な異常性は当時から存在していたことを伺い知ることが出来ました。ではここからはこの男性の人物像について、一体どのようなものだったのか、詳しく見ていきます。

澁谷恭正は学校に入りびたり出入り禁止になっていた

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前述したように男性は学校のPTAの会長として金尾でも知られる存在でしたが、その行動にはやや行き過ぎたものもありました。特に学校で何かの行事があるという訳でもないのに学校に来ることが多くなっていたり、生徒たちと一緒に勝手に給食を食べるといった事もしていました。

さらには職員室にもとくに用事がないのにもかかわらず頻繁に現れるようにもなっており、学校に出入りすることを禁止されていたそうです。こういった一面からもこの男性の異常性が垣間見えてきます。こういった側面を知る人たちからすれば、今回の事件は起きるべくして起きた事件とも認識していたようにも推察できます。

澁谷恭正は子供が出演するDVDを好んでいた

また、もう一つこの男性の人物像という側面に関して注目すべき点として、前述しましたが彼が子供の出てくるDVDを好んで集めていたという点です。とくに用事がないのにも関わらず学校によく来ていたという点も、子供を直接見ることのできるという理由で来ていたのではないかという可能性も考えられられます。

また、こういった事件を起こす犯人の背景には、こうした性的な側面が少なからず影響してきます。若ければ若いほど良いといった昔の仕事先の同僚に対して発言した内容やこのような作品を集めていたといった点からも、サイコパスの素養はあったのかもしれません。

澁谷恭正は児童保育施設でトラブルを起こしていた

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実はこの男性は、この事件を起こす前にもう一つ犯罪を起こしていました。こちらも働いていた先で幼い子供に対して暴行を働いたといった容疑だったそうなのですが、これに関しては前科として発表されたものではなく、信憑性についてははっきりとはしていないといった状況です。

この事件に関して実際に逮捕をされたのか、それとも勤務先で内密に終わらせたものなのか、その詳細は不明なのですが、もしこれ本当のことだとすれば、この男性が今回の事件を起こすような性格を持っていたことの裏付けでもあり、ここでも異常な2面性があったことを伺えさせられます。

澁谷恭正はDNA鑑定後も無罪と主張し続ける

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男性の人物像を見ていく中で、今回の事件の無罪を主張し続けている点も考察の対象になるのではないかと思います。というのも事件の調査の中で見つかった血痕のDNAの情報が一致しており、これが逮捕の決め手となったにもかかわらず、自分は無罪だと主張しているからです。

他にも前述したようにこれまで提出された証拠は全て捏造であると話している点や、その際に被害者の家族に対して謝り始めるなど、まるで自分自身を擁護するかのようなこの行動を見ていくだけでも、この男性の持っている2面性、そして異常性が垣間見えてきます。

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