セックスの消費カロリーが偉大!ジムよりもダイエットに効果的って本当?

単に体を動かすだけがエネルギーの消費に関係しているわけではありません。快感によって喘ぐというのは主に女性側にあることかと思われますが、この喘ぎ声を出すというだけで20キロ弱から30キロほど消費するようなのです。

なぜこれだけでカロリーを消費するのかというと、それは声を上げるために息を吸って吐くからというのがその主な理由です。加えて普段の生活では上げないような声を出すわけですから、通常よりもエネルギーの消費が激しいというわけです。

セックスのカロリー消費②体位

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後に詳しくご紹介しますが、実際に性行為をするにあたって最初から最後までずっと同じ体制のままということは無いでしょう。いろんな体位に変えて続けるというのがスタンダートなやり方でしょうが、そういった体位もエネルギーの消費に関係しています。

特にこれも後述することですが、体位と継続時間によってはなんと200以上使うともいわれているのです。冒頭辺りでご紹介した平均的な男女の消費エネルギー量が70キロから110キロでしたから、それをはるかに上回る消費量ということになります。

セックスのカロリー消費③オーガズム

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そして、男女ともにあるオーガズム、絶頂に達した時には、100キロカロリー近くのエネルギーが消費されるようです。行為の中で全体で見てもダントツの大きさとなっていますので、それだけ絶頂を迎えた時には快感と同時にカロリーを消費できるというわけです。

セックスのカロリー消費量をあげるコツや体位は?

ご紹介してきましたように行為中は様々な形で体力を消費しています。ここまでご覧いただいたみなさんはセックスを単なる快楽を得たりだとか、パートナーとの愛を確かめる手段ではなく、理想的な体を維持するためのスポーツの一種であるという捉え方をされているかもしれません。

セックスのカロリー消費量をあげる方法①セックス前にマッサージ

そして、何もしないまま性行為をするよりも、消費するエネルギーを上昇させるコツや体位といったものがあるのです。まずコツの方についてですが、例えば性行為を行う前に男女両方ともマッサージを行っておくことをおすすめします。

マッサージをすれば、当然ながらされた方は体の緊張がほぐれ、リラックスした状態になります。してもらう側が幸福感を得られるのはもちろんのこと、やる側にもメリットがあり、マッサージを行うだけでもカロリーを80キロほど消費することが分かっています。

セックスのカロリー消費量をあげる方法②水分をとっておく

もう1つ、行為前に水分をしっかりと取っておくというのも消費量を増加させるためのコツといえます。性行為の前に事前に水分を補給しておくことで汗をかきやすくなる、つまり新陳代謝が向上しエネルギーの消費率が高くなり、汗をかけばエネルギーを消費します。

またこういったエネルギーの消費効率を向上させるだけではなく、健康にも良い効果があります。一日のうちで摂取するべき分の水分をしっかりと取っておくと、生活全体で見た時のカロリーの消費量が3割ほど上昇したという成果もあるくらいなのです。

セックスのカロリー消費量をあげる体位は?

このように単に性行為の本番中に激しく体を動かすというよりも、事前にマッサージを行ったり水分をしっかりと取っておくことで消費量を向上させることができるのです。特にマッサージはお互いの体に触れあうことになりますから、心拍数の上昇によるカロリー消費も考えられます。

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