蟲毒とは虫を使った呪いの儀式!やり方や効果、実際にあった怖い話も

両面宿儺のオカルト話が本当の話かは分かりませんがとても有名で寒気がするような怖さを覚える話です。オカルト話が好きな方・両面宿儺に興味が湧いた方は様々な角度から両面宿儺について紹介していて読み応えのあるこちらの記事をお読みください。

蠱毒にまつわる怖い話

simonwijers / Pixabay

蠱毒が強力な呪いであることや蠱毒の作り方が残酷であることから両面宿儺以外にも蠱毒のオカルト話があります。蠱毒の怖い話を2つほど紹介しますがオカルト話になりますので怖い話が苦手な方は閲覧をお控えください。

自分に帰ってきた蠱毒の呪い

Pexels / Pixabay

親が権力者、力が強い、ワル知恵の働く三拍子揃ったいじめっ子に給食に異物を混ぜる、暴力を振るわれる等の小学生らしいイジメをされている三人の男の子A、B、Cがいました。その三人のいじめられっ子が集まって遊んでいた時、Aが蠱毒という呪いを試してみようと言い出し、それに乗った残りの二人もやってみようかと蠱毒を挑戦することになりました。

蠱毒と似たものを作りいじめっ子の名前を書いた紙とともにきちんと蓋をして地中に埋めたはずでしたが、後日掘り起こしてみると小さい虫の卵が何粒か入っているだけで虫が食い合いをすることはありませんでした。その虫の卵をいじめっ子の給食に混ぜましたが腹痛を起こしただけで効果はあまりなく、呪った3人は搔きむしり虫の卵が体から生まれ最後には亡くなってしまいました。

蠱毒によって失った二人の親友

cherylholt / Pixabay

遥か昔に女とその子供二人を井戸に閉じ込めるという蠱毒を行い、呪われた住民たちは慌てた近隣住民はお坊さんに助けてもらおうとしましたが時すでに遅く、恨みは深いもので村を一つ滅ぼしても完全に封じることはできませんでした。という、話を居酒屋でしていた三人の男性がいましたが、中には半信半疑の者もいました。

呪いを信じていなかった男性は居酒屋で飲んだ次の日に事故で死んでしまい、呪いの話をし始めた人はすっかり変わってしまいました。精神的におかしくなり部屋中がお札だらけになり何かをブツブツとつぶやいているだけになってしまい最後にはやはり亡くなってしまいました。

蠱毒を取り扱った作品

geralt / Pixabay

蠱毒とは恐怖を覚えるものの根強い人気がありオカルトの中でも非常に人気がありたくさんの作品が出ています。題材が題材なので多少グロい物もありますが、今回は蠱毒が出ている人気作品を紹介していきます。

荒俣宏『帝都物語』

帝都物語

Amazonで見る

こちらは2時代も前の昭和60年頃に小説で映画やアニメなどの映像化もされ漫画にもなっています。SF小説賞も受賞しており、昭和時代の小説ですが今読んでもとても面白いもので蠱毒をモチーフとした作品は昔から人気のあったことが分かります。

星野之宣『コドク・エクスペリメント』

コドク・エクスペリメント 文庫版 コミック 全3巻完結セット (幻冬舎コミックス漫画文庫)

Amazonで見る

宇宙生物と戦うSFバトル漫画ですが、最強の生物を作るために蠱毒の実験を行い兵器として使おうとします。20年も前の作品ですが、バトルシーンが迫力があり蠱毒以外でもとても見どころのある作品なので興味のある方は是非見てみて下さい。

NEXT 岡野剛『霊媒師いずな』