日本の不可解な未解決事件20選まとめ!真相はすべて闇の中?

目次

また別件で身柄を確保されていた最重要人物と言っても過言でない、男性は一連の容疑を掛けられ『死刑』求刑されているのにもかかわらず、証拠不十分により無罪判決になっています。その後も何度か裁判に掛けられましたが、いずれも無罪判決でした。

事件の現状

ある男に一連の容疑が掛かり、何度か裁判、公判が行われましたが、いずれも無罪となってしまい時効が成立してしまい、卑劣に女性たちの命を奪った犯人と思われる男は罰を受けることなく、やり過ごしてしまったのです。犠牲者や遺族の気持ちが晴れず、納得のいかない結末を迎えてしまいました。

不可解な未解決事件20選⑱庄山仁くん失踪事件

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犯人が捜査の焦点をずらすために、自身が被害者や危害が加えられた人物を装う場合がある。18番目にご紹介する昭和に起きた大金がまつわる事件も、もしかしたら上記のケースにあてはまるかもしれません。というのも重要人物である成人男性の『話』がどこか腑に落ちないのです。

怪しいと感じたり、疑い深くなってしまうのは時に、慌ててしまった犯人の些細なミスや言動に引っかかっているからかもしれません。そしてこれからお話しするのは、ある人物がいなくなってしまい現在でも見つかっていない悲しい失踪事件なのです。それでは概要や詳細を解説していきます。

庄山仁くん失踪事件の概要

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今から記述するのは重要人物である当事者の男(当時20代半ば)の証言によるものです。道路の路肩の溝にバイクのタイヤがはまってしまった所を2人の少年が手助けをしていたので、男もそれに加担して助けようとして上着を脱ぎ、近くにそれを置いたのです。その上着のポケットには大金が入っており、ある1人の少年がその上着を奪って逃走したのです。

実はこの窃盗を働いたと思われる少年が失踪してしまった人物なのです。窃盗した時に帽子を落としたのでそれを男は拾うと、その帽子に書かれていた氏名を手掛かりにして、少年宅までたどり着き少年の父親に事の一件を話します。その明くる日に少年から、『大金を奪いました、しばらく帰らない、探さないで』と言った内容が筆記された手紙が父親に届きました。

不可解なポイント

大金を奪われてしまった男は実は数か月前に、刑務所から出所しており、洋服の仕立て屋で働いており大金を持っているはずがないという点。これに関して男は家の地下にへそくりとして隠してあったものと述べていますが、家族はその事実を一切知らなかったのです。

また父親に送った手紙には、若い少年であればまだ知識として得ていない、『拝啓』という言葉が用いられていました。そのため無理やり書かせたのではないかという憶測も囁かれています。そしてポケットにお金が入っているのなら、その存在を知らない少年が価値のない上着をわざわざ窃盗するのは考えづらいのではと囁かれています。

事件の現状

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現在から50年前の昭和44年前に発生していますが、現在でもいなくなってしまった少年は発見されていません。引っかかる証言を多く述べた男には『決定的証拠』があったため容疑者として候補に挙がることなく、犯人の検討も一切ついておりません。

不可解な未解決事件20選⑲王将社長射殺事件

『王将』というワードを聞いたら何を思い浮かべますか?安直でそのままのモノを表し将棋の駒。或いはお腹が空いてきそうな餃子や中華料理。恐らくはその2つを想像してしまうはずですが、ここで大きく関連しているのは後者の方です。皆さんも一度は『このお店』に来店して、安さと美味しさを両立したコスパの良い中華料理を食べたことがあるのではないでしょうか?

今までご紹介した中でも一番記憶に新しく最近発生した事件でご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?ご存知ない方も良く知っていただくために概要や詳細、現状の事などを詳しく解説していきます。

王将社長射殺事件の概要

現在から6年前の平成25年の12月、手頃な価格で本格的な中華料理を提供する『王将』の社長が何者かによって、銃で撃たれて殺されてしまったのです。犯人は4発の弾丸を社長にめがけて発砲していますが、その全てが致命傷に当る部位を貫いているのです。現場となったのは京都府に存在する本社の近くでした。

国民から愛されていた飲食店グループであった事から、亡くなった後はファンや『王将』の料理をこよなく愛する人々たちは、追悼の意と表して、大勢の人たちが来店して餃子を注文しました。時期トップになる後継者も『つらい状況の時はサポートしてもらいました。ありがとうございました。』と感謝の意を述べたそうです。

不可解なポイント

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前述でも解説した通り、日本で拳銃が使われているという事実だけではなく、放たれた4発の弾丸全てが致命傷になる部位を貫いており、普段から扱いになれていた人物が必然的に犯人像となり、そこから暴力団員や半グレ組織の工作員による犯行ではないかと考えられました。

トラブルを抱えていたのか?殺害した犯人の目的や動機は一体何なのか?凶器として用いられた拳銃のルートはどこなのか?など色々なポイントが疑問としてあげられました。現在も疑問が多く付きまとっているのです。

事件の現状

事件からちょうど2年が経とうとしていた平成27年には、銃で撃たれて殺害された場所からそう遠くない場所で発見された、アイテムから検出されたDNAが、現場から遠い九州地方の暴力団の工作員のモノである事が判明しましたが、現在も犯人となる容疑者は見つかっておらず、いち早く犯人が逮捕される事を遺族だけではなく、ファンや国民が祈っているのです。

不可解な未解決事件20選⑳井の頭公園バラバラ殺人事件

正常な人間であれば到底理解しがたいのですが、時に殺人犯は理由はどうあれ殺めた人間、つまりは遺体にさらに卑劣な手を下し、解剖や破壊、そして切り分けてバラバラにすることがあるのです。それは間違いなく非人道的行為と言え、大変悍ましい所業です。特にこのような話の時に『バラバラ』と聞くと嫌でも狂気じみたモノを想像してしまいます。

最後にご紹介する悍ましい事件は、上記の内容の様な犯行が実際に行われました。非常にショッキングでグロテスクな表現が出てきますので、予めご了承ください。では『最後』となる鳥肌が立ってしまう悍ましい事件を皆さんにご紹介していきます。

井の頭公園バラバラ殺人事件の概要

近くには外国からも数多くの観光客が訪れるジブリ美術館があり、春になると美しいソメイヨシノがたくさん花開き、花見や桜の名所としても知られる『井の頭公園』。この自然豊かな公園内に設置されたゴミ箱内にヒトの身体の一部が入ったビニール袋が投入されていました。それを発見したのは公園スタッフです。

直ぐに通報すると警察が公園内を調べ上げると、その他のゴミ箱からも同様の『モノ』が入ったビニール袋が次々と見つかりました。その細かく切り分けられた身体の一部から、検出された僅かな手がかりから、それが近所に住んでいた設計業務に携わる30代半ばの男性のモノである事が判明したのです。

不可解なポイント

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ビニール袋は黒と透明のそれぞれ2つの袋で特殊な細工が施され、がっちり縛られており、これは漁業で用いられる手法でだったのです。更には切り分けられていた遺体の数々は、非常に細かく約20センチメートル間隔で切断されており、文字通り『バラバラ』だったのですが、この大きさはちょうど設置されていたゴミ箱に投入できるサイズでした。

また血液は一滴も残っておらず、これを可能にするのには一般的な流しや洗面台ではほぼ不可能で、水が大量に必要になり、医学に関する知識も得ていないと不可能なのです。そしてほぼ完璧なほどに証拠となりうる『指紋』が削り落とされており、単独犯としては考えづらく、組織的犯行が噂されました。

事件の現状

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非情に猟奇的で悍ましい事件として日本中を震撼させ、話題となりましたが直後に、日本国内の空港で中国の旅客機が着陸を失敗してしまい、乗客のほどんどである260人もの死人が出てしまった事故にセンセーショナルを集めたことにより、少し風化してしまい、真相や事象についてあまり触れられなくなってしまいました。

またオウムサリン事件も同時期に起きており、警察の捜査の規模も縮小してしまい、犯人を特定できず現在も逮捕には至っていません。そして時効を迎えてしまっているので、罪を問う事は叶わなくなってしまいました。更には衝撃の事実として何故か胴と頭の部位の肉塊は見つかっていません。

日本の時効年数の推移

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凄惨な殺人事件が起きているのもの、犯人が誰なのか分からずに逮捕できず、『時効』を迎えてしまい、然るべき犯罪者に刑事処罰を下す事が出来なくなってしまうという法律の存在が、今回の記事では度々出てきております。

実は絶対に許されない所業を働いた殺人鬼が罪を免れてしまうケースが多々あり、その事を考慮して時効年数が見直されました。変更された年は2010年でそれ以前に起きた犯罪は以前の法律に、それ以降であれば見直された法律に準じます。分かり易く簡潔に推移について解説していきます。

以前までの時効

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以前というのは平成22年以前の事を指しています。以前は『死刑』に値する重い罪や殺人を犯してた場合でも『25年』で時効が成立して、罪状や刑事処罰などの全てが無効なってしまいました。値する刑の重さによって時効年数が比例します。例えば終身刑、無期懲役であれば15年、刑務所に収容され服役される禁固刑の場合は10年でした。

現在の時効

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現在も値する刑の重さによって時効年数が比例する。といった基本的な事は変わりません。大きく変わったのはその年数で、ほぼ全ての犯罪内容及び罪の重さに対する時効年数が倍増しました。上記の年数を2倍した年数が現在の期間になります。例外なのは『死刑』の場合です。こちらの場合だと時効が無効となり一生その罪状や刑事処罰を課すことができるようになったのです。

他国の未解決事件

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世界的に見てもトップクラスに治安が良いと言われているだけではなく、実際に犯罪件数や事件が起きて犯人が逮捕される割合も高く数値的に見ても、他国に比べると遥かに平和な国である事は間違いありません。しかしそんなわが国でも過去には身の毛がよだつような、悍ましい事件が発生して迷宮入りしているのです。では他国の未解決事件も少しピックアップして簡潔にご紹介します。

パナマ女子大生変死事件

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現在から5年前の平成26年に起きた恐ろしい事件。オランダ人の女子大生2人は北と南のアメリカ大陸の間に位置する国『パナマ』に数が月間留学することとなりました。ある日2人はステイ先の家庭で飼っていた犬と『密林』『樹海』なんていう言葉が当てはまる地に探検に行きましたが、家に帰ってきたのは1匹の犬だけでした。

地元警察など自治体が大勢で捜索が開始され、数日後に彼女たちの所有物のリュックとそこに入っていた各アイテムが見つかりました。そこから彼女たちは何度もオランダに緊急連絡していた記録が携帯が見つかり、またカメラの内蔵メモリには暗闇を映したものがほとんどで、その一部にはいなくなってしまった1人の女性が額から血を流している様子が撮影されていたのです。

数か月後に

その数か月後に彼女たちの人骨が『密林・樹海』の奥地で見つかっており、彼女たちが還らぬ人となってしまったのです。更にその人骨の一部は不自然に白みがかっていたそうです。犯人たちや原因すらもわかっておらず、闇が深すぎる事件として世界的にセンセーショナルな事件として話題になりました。

ボーイ・イン・ザ・ボックス事件

英語があまりできない方でもその名前から直ぐにどんな犯行であったか想像つくのではないでしょうか?現在から62年前のアメリカのフィラデルフィアで起きた猟奇的な殺人事件で、幼気な少年が残虐な犯人によって過度な暴行を加えられ殺され、命を奪われた後、文字通り段ボール箱に詰められて遺棄されてしまったのです。

現状は?

事件の現場となってしまったフィラデルフィアのマスメディアが、ニュースや大事件として一斉に取り上げられ世間を震撼させ、犯人や事件に関する情報提供を求めるチラシが各所に貼りだされましたが、有力な目撃情報や犯人の姿などは挙がらず、捜査は難航してしまい現在でも犯人は捕まっておりません。

真実がわかる日が来るのか?

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身元が現在も見つかっておらない様な失踪事件、猟奇的で残虐性が高い殺人に及んだ犯人が見つからず時効となった殺人事件など、今回は私たちが住んでいる日本国内で過去に起きた、ミステリアスな未解決事件の数々を余す事なくご紹介していきました。ぞの狐に包まれたような概要を知ると、ゾクッと身が震え上がり寒気を感じてしまったのでないでしょうか?

突如として行方が分からなくなってしまった人たち、得体のしれない殺人鬼に命を奪われてしまった人たちにご冥福をお祈り申し上げます。そして一刻も早く彼らの無念が少しでも晴れる様に、真相が解明されな事実が判明して、事件が無事に解決される事を心より祈っております。いつまでも風化されぬように忘れないようにしましょう。

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