【竹内愛美】実弟を殺害の酒々井バラバラ殺人事件の動機と判決と現在

子ども達がまだ幼いときからしつけとして母親は体罰を与えていたそうですが、諒さんに対しては特に酷かったと言われています。諒さんは母親を『あの人』と呼ぶなどまるで他人であるかのようだったそうです。食事を作らない・掃除機で叩かれる・頬や頭を叩かれる等小さいときは頻繁に暴力を受けていたそうです。

また母親の行き過ぎたしつけに対して時に諒さんは反抗的な態度をとることもありました。自分が使った食器は自分で洗うルールがあったそうですが、自分が使った食器を自分で洗わなかったら汚れたままの食器に料理を盛り付けて食べさせることもあったそうです。

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また食事を2日間ほど与えなかったりするなどというネグレクトに近い虐待もあったと言われています。子どもの中で唯一の男の子であった為特に厳しくされたのではとも言われていますが、真相は明らかになっていません。

竹内愛美と弟の不仲説…妹たちとの関係は?

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竹内姉弟の仲は良かったと話す人もいますが、事件の少し前は以前と比べて一緒にいるところを見かけなくなったなどの声が上がっていました。それは普段の生活習慣や弟の諒さんがSNSに書き込んでいる内容などから伺えてきます。妹2人との関係についても見ていきます。

竹内愛美と弟の不仲説①家電は個々で所有

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レンジや冷蔵庫、掃除機などの生活家電用品は通常であれば1つの家に1つあれば十分ですが、姉と弟は生活家電を共有するのではなく個人で所有し、お互いのものは使用しないというルールがあったようです。このように共有するべきものを別々に使用していた為仲が良くなかったと囁かれています。

竹内愛美と弟の不仲説②弟のSNS投稿内容

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被害者の諒さんは、SNSを頻繁に利用していたそうです。その中では、姉の竹内愛美に対しての不満などを発信していたようです。「玄関に自分の靴が2つ、姉の靴が11つ」「2人で暮らしているが冷蔵庫も掃除機もオーブンもベットも2つあります」などの姉の大雑把な性格や生活用具の使い分けをされている愚痴などがありました。

他には、「深夜にゲームをする自分深夜に電子ドラムを叩く姉」「姉は嫌だ」と自分のゲームの事を怒るのに姉の深夜同じような行動をとることに対して皮肉のような呟きなど姉弟の仲が悪くなってきたころから姉への不満への呟きは増えていきました。

竹内愛美と弟の不仲説③同居当初は関係が良好だった?

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不仲説が流れる一方で竹内愛美と竹内諒さんの仲は良かったと言う周囲の人もいます。一緒に買い物に行ったり、諒さんのバイクの後ろに竹内愛美が乗って出かけていくところが目撃されていたり、2人で一緒に過ごす時間もあったと言われています。

当初は姉弟仲良く助け合って生活しお互いの事を補い合っていたのかもしれませんが、時間が経過するにつれてお互いの生活リズムや日頃の態度などの不満等が蓄積されて姉弟の仲に歪みが生じ始めたのではと推測できます。

竹内愛美と他の妹たちとは疎遠状態

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両親が離婚するとき、母親が家から出ていく際4人の子どもたちは幼少期の虐待の影響か母親についていく事はせずに父親のいる家に残っています。離婚から2年が経過したころ、末の妹の三女は母親のところへ引っ越していきました。

三女が父親の元から去った後は、残った本人・弟・妹と父親で暮らしていましたが2014年に父親が他界したすぐ後に次女も家を出ています。それからは母親はもとより2人の妹と会う事も連絡を取ることもなく疎遠状態であったそうです。

竹内愛美はサイコパス?精神鑑鑑定人が語る真実

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弟を殺害し、バラバラにしたあと約2週間ほど自宅にそのまま遺体を放置していたとして異常とだと言われている姉ですが、彼女はサイコパスだったのでしょうか。逮捕後の精神鑑定などで様々な真実が明らかになっていきましたので詳しく紹介していきます。他サイコパスではと呼ばれている女性が起こした事件についてはこちらの記事を御覧ください。

竹内愛美の精神鑑定結果①「機能不全家族で育ったサバイバー」

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竹内愛美の精神鑑定を担当した医師は、「機能不全家族で育ったサバイバー」であるという鑑定の判断をしました。機能不全家族やサバイザーはあまり聞き馴染みのない言葉ですがどのような意味なのでしょうか。詳しく紹介していきます。

機能不全家族とは

一般的に家庭に必然時にあるとされている機能が、通常通りに機能していない家庭の問題で家庭内に育児放棄や対立や身体・心理的虐待等があり、無意識的に子どもが抑圧されてしまっている家庭環境のことです。

このような環境でに置かれていた子どもは、愛情を得る機会が殆どなく、自己愛や他者への共感・愛情などが欠けている傾向があると言われています。機能不全な環境や考え方が普通であると認識して成長するケースがあり、自尊心以外にも他者の苦しみに対する理解等などができないようになってしまうなどの傾向多いです。

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このようなことから、社会と健全な関係を築くことができないまま成長し大人になってしまう子どもが多く存在しており仕事についてからや自分が結婚をして家庭を持った時などに相手の接し方が分からずまた機能不全家族が出来上がるとも言われています。

サバイバーとは

サバイザーとは事故や事件、災害などに遭いながら生きのびた人の事を指す言葉でここでは母親の虐待だけでなく父親もまた精神疾患を患う前から子どもとは話をしないや育児に無関心で子どもの名前すら呼ばない等自分の子どもに対して興味を抱いていなかったそうです。

このような複雑な家庭環境でありながら生き延びたサバイザーであると鑑定人は判断しています。複雑な環境で成長してきたため、お互いを思いやったりする感情が両者には欠けており喧嘩が絶えなかったことが事件が起きた一つの要因ではないかとの見方です。

竹内愛美の精神鑑定結果②節制生活からの反動

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両親の離婚以降、経済能力のない父親に変わり家庭を支えていました。今まで一家の大黒柱となり親代わりとなり節制してきた反動から、買い物やバレエやドラム等自分の興味を持ったことをやってみるなど自分のことにお金をを使うようになったと言われています。

自分の生活や趣味を犠牲にしてまで弟や妹たちのために働いてきた反動は大きかったとされ、竹内愛美はアルバイトをしてお金を稼いでいましたが生活費に加えて自分への浪費もあり、収入が足りずお金に困っていたのではと囁かれています。

竹内愛美はなぜ実弟を殺害した?その動機とは?

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竹内愛美は何故弟を殺害してしまったのでしょうか。殺害の動機にはいくつかの原因があるとされており共同生活する上でのトラブルや弟の行動に対するストレスや金銭トラブルなど様々な推測が出ています。

竹内愛美の動機①正当防衛?

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竹内愛美は、事件に対して殺そうとする意思はなくあくまでも自分の身を守る為だったと正当防衛を訴えています。殺人罪と傷害致死罪では罪の量刑も変わってくるため、裁判でも殺意があったのかどうかを見極めることが大事になってきます。

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