【竹内愛美】実弟を殺害の酒々井バラバラ殺人事件の動機と判決と現在

諒さんはSNSを頻繁に投稿しておりその投稿の中で、「最後の家族でさえも奪っていくのか、たったの1年間という短い期間で家族が3人もいなくなるなんて思わなかった、日曜日は法事、このアイス妹が好きだったな。思い出しながら食べる」と投稿をしていることが分かっています。

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このような意味真の投稿があったため、インターネット上では母親や妹2人もすでに亡くなっているのではとの憶測も広がっていましたが母親は事件後コメントを出していることもあり事件直後は母親は存命であったようですが今現在は2人の妹も含め所在などについて詳しくはわかっていません。

竹内愛美に対する世間の声

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竹内愛美に対する世間の声は必ずしも批判するものだけではありませんでした。弟の竹内諒さんとのトラブルの内容や幼少期の母親からの虐待など同情される部分も多々見られるため竹内愛美に関しては世間の声は賛否両論あります。

竹内愛美への声①「バラバラにしてるのに殺意がないはおかしい」

「弟をバラバラにしているのに殺意が認められないのは不自然」、「なんで殺人罪ではなく傷害致死罪になるのか分からない」など1審判決に疑問を持っている人が大勢います。また、竹内愛美は裁判でも覚えていない等のあいまいな証言をしていることからも殺意があったのではとの声が上がっています。

諒さんを殺害してしまったことについては過剰防衛なのかもしれませんが、その後に遺体をバラバラにしているのは証拠隠滅のためではや殺意がないのならすぐに警察に自首しているはずなどの声もあります。

竹内愛美への声②「生い立ちに同情してしまう」

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竹内愛美に対して批判的な声があるのは当然の事ですが、被害者の諒さんの生活態度に批判的な意見をする人もおり、竹内愛美に対して同情的な声を出す人も多くいます。騒音など弟の行動や姉は働いたのに、弟の方はニートだったとの情報もあったり、姉に対して暴言を吐くなどがあったと言われています。

また、幼少期からの母親の虐待や家庭環境の問題などからも同情の声が上がっています。長年のストレスは計り知れないや生活を独りで支えていたのに可哀そう等竹内愛美の境遇に対して同情の声も上がっています。

竹内愛美が可愛いと話題に!

竹内愛美の卒業アルバムの写真が世間に出たときに「普通に可愛い」「バラバラにするような人に見えない」「女優さんみたい」「女優の子供時代と言われてもおかしくない」など、弟を殺害した人物であるにも関わらず可愛いとネットで話題に上がりました。

竹内愛美の事件は異常じゃなくなる?現在の殺人事件は家族間が多い

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殺害後にバラバラに切断する事は珍しいことですが、家族とのトラブルが原因となり殺人事件に発展するのは珍しいことではありません。昔と違って小規模化や核家族化が進行しており、家族の絆は弱くなっていると言われていますが、「幼子や老人の面倒は家族が見るべし」という考え方は未だに残っています。

虐待や介護殺人といった家庭内の悲劇が生じており、最近の日本における殺人事件のおよそ半分は家族間の問題による殺人となっています。核家族化などの家族の構造変化を考えた上で、日本の保育や福祉も「私」型から「公」型へと変わっていく必要があると考えられています。

親の愛情不足は、大人になってからの人間関係に影響を及ぼす!?

今回の発生した事件に関わらず、過去に起こった事件を見ていても犯人の背景には親からの虐待等幼少期の家庭環境が影響していた言われる事件はいくつも起きています。では、何故幼少期の家庭環境が影響してくるのか紐解いていきましょう。

幼少期の両親からの愛情は必要不可欠?

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幼少期、特に自我が芽生え始めたころは特に親が子どもに一番愛情を注ぐ必要があるという見解があります。それは、幼少期は親から褒められたすることで子どもは感情というものを学び自分自身を成長させていくとみられています。

一方の親のみが愛情を注いでももう一方の親からの愛情がなければ、片方の親からの愛情をもらえなかったと感じて成長する傾向があるため、どちらかの親の一方的な愛情ではなく両親からの愛情が必要と言われています。愛情をもって子育てをすれば子ども自身に愛情が伝わり子どももまた、人への愛情、人からの愛情がわかるようになると言われています。

竹内一家の父親は愛情を与えていなかった

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今回の事件の犯人の父親は自分の子ども全員に対して無関心で愛情が無かったという説があります。ですがこの片方の親が子育てに無無関心という問題は、この一家だけにあることだけではありません。日本は昔からの風習で女は家の事、男は仕事で家族を支えるという根強い考え方が残っています。

竹内愛美の父親もそのような考えからか子どもたちの教育に関しては母親に任せ自分は放任していたのではという意見があります。しかし、仕事をしていても子どもと接する時間はありますので、少しの時間でもいいので子どもと会話をしたり遊んだりする時間は必要です。

子育てが子どもの人格を形成する

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子育ての影響力は甚大であるという考えがあり、両親から安定した愛情にあふれた子育てを経験した子どもは安定した人格が形成されていくと言われていますが、虐待やネグレクト、などにおける好ましくない子育てを経験した子どもは、愛情という感情や周囲に対する感情を読み取ることが難しい状態で大人になると言われています。

他にもある遺体を切断した殺人

 

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遺体をバラバラに損壊する殺人事件は今回の事件に限ったことではありません。過去にも何度も同じような殺害後に遺体を切断する事件は数多く起きています。中には、犯人が特定できていない未解決事件もあります。

ここでは、日本で起きた凄惨なバラバラ殺人事件をいくつか紹介していきます。中には姉弟での殺人や同じ事件を2度犯した事件などもあります。他、座間で起きたバラバラ殺人事件に関する記事はこちらを御覧ください。

福岡美容師バラバラ殺人事件

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1994年に熊本県のパーキングエリアのゴミ箱から切断された片方の腕が見つかったことから発覚した事件になります。その後福岡県のパーキングエリアでもう片方の腕が発見されています。遺体が発見された翌日には熊本駅に設置されていたコインロッカーから胴体の一部が発見されDNA鑑定の結果同一の人の遺体であることが判明しています。

当初、遺体が熊本と福岡の2件にまたいで遺棄されていたことや、一番最初に遺体の一部が見つかったのが熊本県であったことから被害者は当初熊本に在住している人との見方がありましたが遺留品などから被害者を早急に割り出すことができました。

被害者は福岡で美容師をしていた女性であることが分かります。事件発覚の数日後に指紋や遺体が包まれていた広告などから殺害された女性と同じ美容室に勤め上司であった女性の美容師が逮捕されます。この事件の動機は、犯人の女性と不倫関係にあった男性と被害者の女性との関係を一方的に勘違いをした事による怨恨の殺人事件となります。

また、この事件はバラバラにされた被害者のすべての部位は発見できていません。犯人逮捕後に自供によって両足は発見されますが頭部と右手首は発見には至りませんでした。また、凶器に使用されたと言われている包丁についても捜索を続けていましたが、結果として凶器は発見されませんでした。

岡山元同僚バラバラ殺害事件

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2011年、被害者の女性の家族が捜索願を出したことから警察が防犯カメラを確認したところ被害者と一緒に歩く男性の姿が写っており取り調べを行っていたところ犯行を自供したため、29歳の男性が逮捕された事件になります。

犯人の男性が家の近くに借りていたガレージを警察が捜索したところノコギリ等の刃物がみつかりまた、女性の胴体の一部が発見されDNA鑑定の結果被害者と一致したため、殺人・死体損壊の罪などで男性は起訴された事件になります。

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