ペニテンテと一緒に自転車が写るこの写真ですが、自然が作り出したものと人工物である自転車が写るといった違和感が際立つ一枚です。しかしそこに美しさがあり、写真というアートとして完成されている印象を受けます。
ペニテンテと登山者
次はこの写真です。ペニテンテは美しいと同時に登山者の壁となることもあるということがわかる一枚です。見るのに慣れてしまえば邪魔になってくるのでしょうか?それにしても大きく広大で綺麗ですね。これを作り出した自然は本当にすごいです。
ペニテンテを発見したチャールズ・ダーウィン
ではペニテンテの存在はいったいどれほど昔に確認されていたのでしょうか?またそれはどこで確認されたのでしょうか?その謎のカギは一人の男性が握っていました。それではこの二つについて詳しく解説していきますのでご覧ください。
種の起源を説いたチャールズ・ダーウィン
その男性はチャールズ・ダーウィンという自然を研究していた科学者です。彼はすべての生物は自然選択という過程を通過して、進化したという説を明らかにした人物です。これは多少の修正ははいるものの、現在でも生物学の基礎となっているものです。
また彼自身は、生物学者や自然科学者ではなく地質学者だと話している記録が残っており、現在の学者の中での認識としても地質学者として知られています。多方面への研究により活躍し、その名を現在まで残した人物です。
ペニテンテの記述は1839年のダーウィンの手記に
そんな彼が残した手記にペニテンテのことが書かれています。1839年に訪れたチリの山岳地帯で発見したそうです。この山岳地帯を横断するまでに長い長い道のりの末見つけたと書かれており、この時代での発見までの道のりは大変なものとわかります。
ダーウィンがみた衝撃的な光景
彼がペニテンテを発見したときの光景は衝撃的なものでした。馬が逆さになってペニテンテが馬の身体を貫いていたのです。このことからペニテンテの硬さは、馬の身体を貫くほど硬いとわかります。頭から落ちて、天に後ろ足を伸ばしていたと表現されています。
またダーウィンと言えば進化論で有名になった人物ですが、そんな進化論を根本から覆す話をご存知でしょうか?人類を作ったのはアヌンナキと呼ばれる宇宙人だという少し信じがたい説です。少しでも興味が湧いた方はこちらの記事をご覧ください。
ペニテンテは自然が作り出す造形美
普通の生活を送っていれば絶対に目にすることができないペニテンテ。だからこそ目にしたときにはその圧巻さは絶大です。見るためにはいくつもの条件と自身の努力が必要で、仮に努力したとしても、いけば絶対に見れるという保証もないです。
ペニテンテは一言でいうと自然が作り出した芸術です。人間は自然には勝てないとよく言いますが、芸術的にも自然は偉大な力を発揮します。ペニテンテは人工的なものではなく、自然が作り出しているものだからこそより神秘的なアートだったのです。