神奈川県警が無能と言われる理由はなぜ?最新無能伝説と不祥事まとめ

過去にも同様の県警内部の人間による空き巣が行われていた事実はあるのですが、これは制服を着た公務中ではなかったようで、これにより公務中では史上初の空き巣といわれたそうです。どちらにしても許される行為ではないので、実刑判決を受けています。

中学生殺害事件を防げず

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2015年に起きたある川崎市の中学生が河川敷で同中学生らにいじめられ殺害された事態にも、県警の対応の悪さが大きく関わっているといわれています。事件概要は、知っている人も多いかもしれませんが、被害者少年がいじめの末に殺害されたという者でした。

当時被害者の少年が、転勤した先での出来事で気に入らないという理由だけでいじめの対象として暴力をふるっていたといいます。しかし、殺人まで及ぶには県警が係る事態があったのです。そもそもこのいじめについては一度県警の人間が介入しています。

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どうやら殺害以前に、被害者少年が先輩にいじめのことで相談しており、その先輩らが加害者側の中学生の家に訪れていたのだと言います。その結果、訪問先の中学生らは先輩らの行動に恐怖し、その母親などが驚き警察沙汰にしたのだと言います。

もちろん、あくまでもいじめがあっての事態なので先輩らは、その事実を警察に説明し事実確認をしようとしたのだそうです。しかし、当時現場には先輩と加害者であろう中学生のみで、被害に会ている少年との連絡がつかないために事実確認がろくにできないまま引き上げたそうなのです。

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警察の対応はここが間違いでした。その対応から4日後少年は、この加害者中学生らに殺されることになります。捜査を進める中で、当然殺害以前に警察が介入し、いじめの事実確認ができているかどうかという点が注目を集めました。

きちんとその時点で事実確認ができていれば、少年が殺害されることは防げたはずなのです。この殺害に至ったのが、被害者少年が警察に通報したと勘違いしその報復で殺害したと考えられるからです。

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少年らの報復は、いじめの事実確認ができていれば当然防げるものであり、想定できる内容です。それを野放しにした県警の対応は非常に悪質だといわれています。

藤沢北警察者巡査長による覚せい剤レイプ事件

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本事例は当時巡査長であった人物が直接犯行に及んでいるものになります。1990年、当時巡査長であった県警の人間が、交通違反を犯した女性に対して覚醒剤を使用させて、その後何度もレイプを行ったのです。

彼は、ことあるごとに女性を覚醒剤のネタで脅し、逮捕をささやくことで取調室に呼んではレイプを行っていたのだそうです。その回数は3年間に10回以上といわれています。

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しかし、もちろんそんなことをしてタダで済むはずがなく、その後損害賠償請求を提訴されました。しかし、その後原告側がこの賠償請求を取り下げたことでことは終了していますが、今なお不祥事の代表的な例として注目されています。

神奈川県警女性隊員殺害事件

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2000年にはこのような事態も行っています。県警内の人間関係のもつれでこのようなことが起きました。ことの概要は、県警の音楽隊に所属する女性隊員が同隊のメンバーである男性に刺殺されたというものです。

犯行は女性の横浜市にあるマンションの部屋で行われており、マンションに響く悲鳴の声で駆け付けた隣人によって発見されました。女性には刃渡り17センチものナイフが刺さっており、その後救急隊が駆け付けるも女性は息を引き取ったといわれています。

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また、犯行に及んだ男性も同部屋で首をつって自殺をしており、彼が犯人であることは疑いようもない事実として取り上げられました。しかし、調査が進むにつれ県警内での対応の悪さに注目されることとなります。

そもそも被害女性は、過去にこの男性とのことで交際を迫られ困っている内容を相談していたようで、未然に防ぐ余地はあったとわかったのです。真摯に対応さえしていれば、ここまでの被害を出すことなく解決できていたはずなのです。

また、その後の対応も非難を受ける理由になりました。自殺を行った警部補である男性には、当時なぜか退職金が支給されたのです。殺人を犯した罪がありながらこの処置はおかしいものだと非難が殺到することとなりました。

また、当時は過去の県警が招いた不祥事やさまざまな事件での怠慢やおろそかな対応が注目を浴びており、避難も集まっていたために、この退職金の騒動でさらに報道が過熱したといわれています。

神奈川県警の無能伝説・不祥事【隠ぺい編】

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県警内で起きた出来事はもちろんのこと、積極的に隠蔽を行った歴史もあります。これらの一例にも目を向けていきましょう。事実を捻じ曲げてなかったことにしようとした実態を見ることができます。

戸部警察署内被疑者死亡事件

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1997年に起きた出来事になります。銃刀法違反の罪で逮捕が行われた、当時55歳の金融業者の男性が、取調室内で取り調べ中に提示された拳銃を使って自殺を行ったのです。拳銃はビニール袋に包まれており、中から取り出して自分で左胸に打ち込んだという者でした。

左胸を貫通した後、30分後には出血多量で男性は息を引き取ったといわれています。しかし、この事態を聴いた関係者遺族、ならびに情報を聴いた人の中には隠蔽をしたのではないかと疑念を持つ人も多くいたのです。

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その理由は、取調室という環境と、自殺時の研究の角度などの情報が自殺とは思えない状況だったためです。その後の調べで出された情報によると、犯行が起こった現場は取調室で左利きの犯人が、左胸に銃を当てて自殺をしたというものでした。

まず環境が特殊すぎるのです。取調室では何が起こっても県警の方に有利に動く証拠が熱め荒れると考えられます。また、左利きの人間が右手で拳銃を持って打ったこと、体に残る貫通の角度も自殺にしては不自然といわれているのです。

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あくまでもそれらの情報は確証がなく、想定でしかありませんが当時県警の良い証拠ばかりで隠蔽を図っているのではないかと話題を呼びました。

神奈川県警覚醒剤使用警官隠蔽事件

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覚醒剤使用の末にそれらの情報を隠蔽しようとした過去もあります。この事実は1999年に発覚したのですが、覚醒剤を使用したといわれているのは1996年ことです。当時警部補の職についていた人物が、飲食店で知り合った女性と不倫をし、そのご覚せい剤使用を行いました。

同年中に、彼は覚醒剤使用者特有の妄想に取りつかれるようになり、それがもとで自白を行い県警内では情報があらわになったと言います。しかし、その当時の課長代理並びに相談を行った県警内部の人物合計9名により、事後処理について隠蔽が決定されます。

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覚醒剤使用者である警部補に関しては、覚醒剤陽性反応が出なくなるまでの期間、不倫という理由で横浜市内のホテルで軟禁状態にしたといわれています。しかし、1999年のこれらの隠蔽事実が発覚し、ことが明るみになります。

当然バッシングの対象となりました。当時の隠ぺいにかかわった人物は殺人隠蔽罪の罪で起訴されることとなり立件となりました。内部に覚醒剤使用者が生まれることもですが、それを隠蔽しようとする体質が非常に大きな問題となりました。

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