【宅間守】付属池田小事件の犯人はサイコパス?生い立ちなどを徹底解説!

多くの猟奇的殺人鬼やサイコパスは生まれながらにして、精神異常者や非人道的な思考を持っていたわけではないのです。成長して大人になる過程であらゆるエピソードや体験によって徐々に人格や性格が歪んでいくのです。彼の過去もまた同様に『一般的』ではなかったのです。次に彼の生い立ちや劣悪な家庭環境について深くご紹介していきます。

宅間守の生い立ち①母親は生まれる前から危険を感じていた?

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彼の母親はお腹にその子を宿した時つまりは妊婦の時に『絶対アカン。堕ろしたい』と発言していたそうです。母親はどういうわけかまだ生まれる前から危険や不吉を呼ぶ子と察知していたのかもしれません。またこの発言からは母親として生まれてくる我が子を面倒を見たくない。育てたくない。と親として十分子に対して愛していなかったという事も伺えるのです。

どんなに危険や不吉な予感がしたとしても堕ろしたいとまで考えが至ることはおかしいでしょう。自分の子供であれば責任をもって、精一杯愛して一生懸命に育てて面倒を見るべきなのではないでしょうか?ちなみに彼が生まれたのは現在から56年前の昭和38年の11月です。

宅間守の生い立ち②母親はネグレクト気味

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上記の内容からもどんな母親だったかある程度伺えるはずですが、彼に対して育児放棄や適切な教育や養育を行っていなかったのです。育児や養育の実態についてはあまり語られておりませんが、やはり母親が『ネグレクト』であると、精神に異常をきたし人格を歪ませるなど、その人物の性格や人格に大きく悪影響を与えるのです。

宅間守の生い立ち③武士の家系を誇る父は暴力的だった

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母親にかなり問題があった事が分かっていただけたのではないでしょうか。なんと問題があったのは母親だけではありませんでした。一方の父親に関しても物心がつかない幼少期のころから、彼に対して現代じゃ虐待に当るくらいの教育を行ったそうです。具体的には強く怒鳴りつけて叱ったり、何か悪さや間違った行いをすれば容赦なく殴り、時には鈍器の様なもので打ったそうです。

実は父親の家計はあの西郷どんでお馴染みの薩摩藩の武士であり、その名残があり先祖代々その家系に生まれた人物は厳かな教育を受けてきたらしく、父親もその一人で彼に対しても同様に接したそうです。実は家族全員に対しても暴力を振るい厳しい態度を示していたそうです。現代の考えにおいてその思想や教育は時代遅れであり、間違ったものなのではないでしょうか?

宅間守の生い立ち④幼少期から問題行動を起こす

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そんな傍から見たら親としての真っ当な『愛』が一切感じられない教育や養育があったせいなのか、まだ物心がついていない幼気な少年時代から、既に奇行に走り問題行動をしばしば起こしていたそうです。

僅か3歳の頃にはタイヤが三つ付いている『サンリンシャ』で多くの車が通る様な大きな道路の真ん中を走行して、危険な行為に走りちょっとした交通トラブルを起こしていたのです。(この時両親は何をしていたのか疑問に残りますが・・・)

宅間守の生い立ち⑤いじめられっ子であり、いじめっ子。動物虐待も

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小学校に進学すると、そんな一風変わった彼のことを虐める生徒もいました。そして彼自身も弱い立場の同級生に対して奴隷のような扱いで接して虐めたのです。また自身よりも小さな猫や犬などの動物に対して暴力を振るったり、その命を弄ぶ行為などの虐待を行っていたのです。

彼のこうした問題行動の原因やきっかけは、家庭での不満や苦しみ、寂しさ、悲しさから生まれるストレスのはけ口にしたためなのではないでしょうか?ごく普通の過程でお母さんやお父さんがまともな人物で、適切な教育や親として精一杯愛していれば、普通の人格者に育ったかもしれません。

宅間守の生い立ち⑥好意を持った女子生徒に性的いたずらも

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彼は小学6年生の時に、将来が約束されるような好成績を収めた者、勉学に優れた者しか入れない様なエリート中学校に進学する事を希望していましたが、自身の成績や頭の良さが優れなかったため、更には両親からも反対されたため、希望校に進学する事はできずに公立の中学校に進学しました。

この時自身の頭の悪さや希望校に進学できなかったのを、自分を生んだ親のせいにして酷く恨んだそうです。中学生になっても以前から行っていたいじめや問題鼓動は続き、素行の悪さが目立ちました。ある日には気になり好意を寄せた女子の弁当に、自身の体液をぶちまけるという性的悪戯もしたと後に自供しました。

宅間守の生い立ち⑦高校中退後に航空自衛隊に入隊

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入学したての1学年なのか2学年に進級してからなのか、諸説ありますが高校に進学した後、直ぐに中退したと言われております。原因は教員に手を出したり、原付バイクを無免許運転するなど不良のような素行に走っていたために停学処分を下され、そのまま不登校になって学校を辞めさせられました。

彼は物心がつく前か着いた後、まだ幼い少年時代からエリートや人生の成功者に対して強い憧れと妬みの感情を抱いており、また同時に自衛隊に入隊する事を憧れて目標にしていました。高校中退すると家系の力が及んだのか晴れて『航空自衛隊』に入隊する事ができたのです。

宅間守の生い立ち⑧規律を破り1年強で除隊

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しかし彼はずっと憧れだった自衛隊でも問題行動や奇行に走ってしまい規律を破り、僅か1年後で強制除隊させられてしまったのです。どんな問題行動を起こしてしまったのでしょうか?それは家庭や両親に対して不満を募らせ、家を飛び出した未成年の少女を自身が生活していた寮の一室に連れ込み、強制性交をしたのです。

宅間守の生い立ち⑨十数社転職を繰り返す

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自衛隊を辞めた後は、色々な職に就いては辞めて、また新たな職場で働いての繰り返しをしていました。彼の人格や性格上少しでも気に食わないところ出てきたり、納得行かなったらすぐに仕事を辞めてしまい、更には社会人になっても度々問題行動や犯罪を犯していたのでクビになっていたのです。

かつて宅間守が住んでいた場所

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彼は最終的には刑務所の中で死刑囚として過ごし、最期の時も刑務所でこの世を去っているのですが、逮捕される以前、つまりはシャバにいたころ何度か引越しを繰り返していましたが、いずれも実家からそこまで遠くはない『阪神』と呼ばれるエリアで生活していたのです。ここでは彼が住んでいた場所の推移について解説していきます。

未成年の実家

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まだ家族と一緒に生活していた未成年の時は、近畿地方、阪神エリアにあたる兵庫県の南東部位置する伊丹市生活していて、記録上の実家つまり本籍地もここになっています。伊丹市は大都会にあたる街へ出勤通学する為の街として認知されています。彼が僅か3歳の時に道路の真ん中を走った国道もこの地に位置するものなのではないでしょうか?

社会人時代の住まい

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実家を離れての一人暮らしや結婚してからの住まいは諸事情により3回ほど引越しをしていますが、いずれも同じ近畿地方の阪神エリアに当る大阪府内でした。かつて大阪府の北部に位置する住宅地が連なる箕面市のアパートに住んでいた時は、その自宅から目と鼻の先には事件の現場となった『附属池田小学校』があったそうです。

宅間守の精神的問題点

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彼は残虐性の高い犯行に及び凄惨な事件を引き起こす以前、つまりや生い立ちや経歴をみてもまともな人間でなかった事がよく分かっていただけたのではないでしょうか?彼の異常な人格や精神を形成してしまったのは、育児放棄をした母親、暴力も振るい厳しい教育を行った父親、愛なき両親たちの影響も少なからずあるかもしれません。

幼少期の頃から既に問題行動や奇行に走っていた彼ですが、多くの言動や卑劣な犯罪、逮捕された後の発言や態度から見てもその精神は常人のモノではなく、常軌を逸しており非人道的な人格者だと伺えるわけですが、果たしてその精神や人格はどのような問題点があるのか徹底的に考察していきます。

宅間守の精神的問題点①被害妄想が激しい

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彼は少年時代の頃から、虐めや虐待に近い教育を受けていたためか、周りの人間が自分の悪口や暴言を言っている様に先入観や勘違いを引き起こしていたそうです。ちょっとした事でも指摘や否定的な意見を言われると、スイッチが入った様に逆上して激昂したそうです。日々の生活の中で他者に対して怒りや憎悪の気持ちが芽生えていったのかもしれません。

宅間守の精神的問題点②責任転嫁をするくせがある

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彼は自身の成績や学力がそぐわないことを、自分の勉強不足、努力が足らなかったと判断するのではなく、自分を生んだ両親のせいにしたり、自身に降りかかる災難や良くない出来事などを全て他人や社会のせいにしていたのです。実際に関係ないような前の妻や家族に後悔させるために、事件を引き起こしたのです。

宅間守の精神的問題点③プライドが高すぎる

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他人の命や他人の事を軽率な存在に扱い、逆に自身は劣等感を抱き被害妄想しながらも、自分は特別な存在だと思い込んでいるのです。小学生や中学生の時にも自分より立場が弱い同級生に自分の事を様を付けて呼ぶように命令して虐めていたのです。

いわゆる典型的な『俺様』人格者である事も伺えるのです。プライドが高いと人間関係が上手く生きづらく、対人トラブルも多くなってきてしまいます。こうした性格は厳かな誇り高き家系であったためか、父親譲りなのかもしれません。

宅間守の精神的問題点④潔癖症

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ありとあらゆる物が汚れていたり、散らかっていたら気になってしまって仕方なく、常に綺麗に清潔にしていないと納得できず落ち着かなくなってしまう、いわば『潔癖症』を持つ人物がこの世の中には多く存在します。

彼もまたその一人でしたが、一風変わって更に特殊なものでした。それは排泄物を人よりも毛嫌いしていたのです。当然好きな人などいるはずありませんが、彼は日常的にその存在を意識して全ての綺麗は排泄物を身の回りから除去するためだったと言われているくらいなのです。

宅間守の精神的問題点⑤強すぎる性欲

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中学生の時には気になっていた女子の弁当に自身の体液をぶちまける。小さい頃から憧れだった自衛隊になった時も、悩みや不満を抱えて家庭から飛び出した少女を生活していた寮の一室におびき寄せ強制性交に及ぶ。更にはマンションやアパートの設備や住居人の賃金状態の管理を行う職に就いていた時は、その職柄を利用して担当していた物件の住居人の女性をレイプして逮捕されています。

後述しますが更に彼は何度も結婚を繰り返しており、来世の希望に関しても果てしない性欲を満たす様な内容を言及しているのです。彼の性欲は人並みではなく、尋常ないくらい強烈な性的欲求を持っているのです。恐らくは女性の事を性のはけ口としか見ていないのかもしれません。

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