【宅間守】付属池田小事件の犯人はサイコパス?生い立ちなどを徹底解説!

宅間守とは8名の児童が殺害された附属池田小事件の犯人です。すでに死刑が執行されていますが、最後まで反省の色を見せませんでした。暴力的な父、育児放棄気味の母に育てられ、凶悪な事件を起こした宅間守の生い立ちや精神状況について徹底解説します。

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宅間守とは

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皆さんはこの人物についご存知でしょうか?この人物は現在から18年前の平成13年に起きてしまった、非常に凄惨でセンセーショナルな悲劇となってしまった附属池田小事件の犯人なのです。日本人の中でトップクラスに入るくらい凶悪犯、殺人鬼と認知されています。

勿論そのセンセーショナルな事件も注目され現在でも、多くの幼気な少年少女が犠牲者となってしまったその痛ましい被害や犯行の惨さが話題となりますが、犯人である殺人鬼のプロフィールやおいたち、人格や人柄についてもクローズアップされ日本人の関心を集めているのです。今回はその犯人がどんな人物であるか徹底的にご紹介していきます。

宅間守の起こした「附属池田小事件」とは

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まず彼が起こした世間を震撼させたセンセーショナルな事件について、その概要や詳細を解説していきます。彼の名前が凶悪犯、殺人鬼として知れ渡ってしまったのは紛れもなく、凄惨で残虐な犯行に及んで痛ましい悲劇を引き起こした張本人だからなのです。

果たしてどんな凄惨な事件でいつ発生してしまったのか?また犠牲者となってしまったのはどんな人物でどれくらいの犠牲者を生んでしまったのか?逮捕時に言い放った驚愕のセリフについてもそれぞれまとめて記述していきます。

宅間守の起こした事件①2001年附属池田小事件発生

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今から18年前の平成13年の6月のある日の午前10時ごろ、男は少し奇抜な恰好で悲劇が起きた舞台となる学校に忍び寄り侵入しました。数名の教員や職員とすれ違ったそうですが、PTAや保護者だと勘違いを起こしたので特に誰も気をかけなかったそうです。そして彼は後者の最東端に位置する2学年のクラスルームにおもむろに入室しました。

幼気で純粋無垢な少年少女たちは男を見ると、鋭い刃物を持っていたので給食スタッフと初めは思ったそうですが、直ぐに違うと察知して担任も『逃げろ』と言い放つと、すぐさまパニックになり一斉に少年少女たちはクラスルームから飛び出しました。慌てて大勢が飛び出したためかつまづき転倒してしまった子もいたのです。

惨劇が起きた

転んでしまった子、逃げ遅れた子たちに対して、男は容赦なく所持していた鋭い刃物を向けて切り刻んだのです。担任も椅子を投げるなどで抵抗しましたが、男は次に隣の西に位置する2学年のクラスルームに駆け寄り入室したのです。そこでも担任は逃げる様に指示した後、自身もクラスルームを飛び出し、逃げ遅れ残った少年少女たちは男に襲われてしまったのです。

更に男は次に南に位置する2学年のクラスルームに侵入しました。ここではなんと既に授業が終了していて担任が不在していたのです。その担任は外で花に水やりをしていましたが、クラスルームにいた少年少女は男に襲われてしまったのです。悲鳴や叫び声が響き渡ったのか職員2名が駆け寄り、男の犯行を阻止すべく格闘しますが、激しく抵抗されその教員1人が刃物によって負傷してしまいます。

ようやく身柄を拘束

2名の教員が犯行を阻止すべく格闘しましたが、男の暴走や犯行は止まらず次に1学年のクラスルームに入室しました、そのクラスルームで花に水やりをしていた担任が男に切り付けられながらも必死に抑えつけようとして、そこに加勢する形で副校長も協力してようやく身柄を拘束して、男の犯行と悲劇に終止符が打たれる事になりました。

今回の記事では事件を引き起こした犯人、死刑囚となり現在は他界している『宅間』にスポットを当ててテーマにしています。こちらでご紹介している事件に関してより詳しい情報や詳細を知りたい方は、時系列ごとにより事細かに記述され、問題視された学校や教員の対応についても深く解説している、こちらの記事も合わせてご覧ください。

宅間守の起こした事件②8名の児童が亡くなった

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男が初めの2学年の最東端に位置するクラスルームでの犯行から、最後に身柄を取り押さえるまでに僅か10分程度の事でしたが、多くの幼気な少年少女たちが殺傷され傷つけられてしまったのです。この凄惨な事件、男の残虐な犯行により8名の幼気な児童の命が奪われてしまいました。

また取り押さえようとした教員や担任2名も負傷し、他10名程度の少年少女たちも怪我を負い被害者となってしまったのです。またあまりに痛々しい凄惨な光景を、1人の男が興奮状態で次々とクラスメイトや同級生たちを斬りつける様子を目の当たりにした他の児童たちも心に大きな怪我や疾患を負い、深い爪痕を残したのです。

宅間守の起こした事件③児童殺害後「しんど。」と発言。現行犯逮捕

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男は約10分間の間、侵入した学校の校舎内の各クラスルームに入室して、幼気な少年少女たちを所持していた刃物で殺傷して教員2名に取り押さえられましたが、この時自らその所持していた刃物を手放したそうです。

更に男は警察により現行犯逮捕された直後、捨て台詞を吐くように『しんどっ!』と発言したそうです。自身が犯した罪の大きさを自覚していないことが伺えます。多くの幼気な少年少女たちをその手で傷つけた直後に言える言葉でしょうか?どんな心境だった常人にはとても理解できないでしょう。

宅間守の逮捕後の様子とは

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先ほどの見出しでは彼が引き起こした凄惨なセンセーショナルな無差別殺傷事件の詳細や概要、取り押さえられ現行犯逮捕される様子について解説していきました。幼気な少年少女たちを狙った残虐で卑劣な犯行だけではなく、警察に連行される瞬間に言い放った『しんど』という発言からも、人格や人柄の異常性が垣間見れたはずです。

そんな彼の人格や人柄の異常性がは、上記の様子だけではなく生い立ちや経歴などの過去を遡ってみても、また逮捕された後も見受けられたのです。ここではまずは逮捕された後のエピソードや言動について解説していきます。彼は逮捕された後も一切反省する事なく、謝罪の意を見せず驚くべき行動を繰り返したのです。

宅間守は逮捕後、異常な行動をくり返す

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彼は逮捕された後、まるで精神異常者、精神疾患者のように異常な行動を繰り返しました。裁判が行われた時には、彼の犯行により我が子の命を奪われてしまった親族、被害者となった児童の親族に対して、煽ったり挑発するような暴言を言い放ちました。

また自身が侵入して犯行に及び、事件の現場となってしまった小学校を何故か全く別の駅での犯行と偽り、部屋の硬い壁面に頭を何度も打ち付けて自傷行為に走るなどしていました。誰が見ても精神や人格に異常があるような言動を度々とったのです。

宅間守が異常な行動をとったのは罪から逃れるための演技

実は彼がこうした常人や健常者ではしない様な、異常な行動、奇行に走ったのは彼の精神や人格に疾患や異常があったからではなかったのです。彼はこのように異常な行動や奇行に走れば、精神疾患と診断されて責任能力を問われず、つまりは犯した罪から逃れられると考え、演技をして『精神異常者』に扮していたのです。

宅間守は犯行を認め涙を流したが、嘘をつき通せなかった悔しさから

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警察は彼に何度も問い詰めると、いよいよ彼は自身が侵した罪の大きさや犯行を認めました。その瞬間彼は涙を流しました。当然罪の意識や取り返しのつかない過ちをしてしまった後悔の念や、自身の手で殺めた者、傷つけてしまった被害者たちに謝罪の意から涙を流すのが普通です。

しかし彼は全然違った理由から涙を流したのです。それは異常な行動や奇行に走り、演技で精神異常者のフリを最後までつき通せなかった悔しさからだったそうです。涙を流すポイントすらも常軌を逸しており、彼はこれまでに例を見ない異常な犯罪者、殺人鬼であることが伺えます。

宅間守の裁判の様子と判決

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凄惨な犯行に及び逮捕された後、警察により取り調べを受けている際にも、彼の人格や考え方の異常性が垣間見れたわけですが、罪状が確定され、当事者たちが供述して刑事処罰が下される裁判が行われている際の様子も異常な行動や奇行に走ったのです。

次にサイコパスな殺人鬼である彼の裁判時の異様な言動の数々や様子、そして判決結果について解説していきます。果たしてどんな言動を見せたのか?またどんな判決結果となったのか?また今のところ彼は一切反省の意や謝罪の気持ちを述べておりませんが、改心して反省や謝罪の様子を見せるのでしょうか?

宅間守の裁判の様子①反省の様子を見せたのは初公判のみ

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初めて行われた裁判では『命をもって償う』と供述しており反省の意を示しましたが、以後の裁判では一切謝罪の意や反省の様子を見せなかったのです。そればかりか自身が奪ったまだ幼く輝かしい未来が待っていただろう少年少女の命に対して、軽はずみな気持ちや軽率な態度が見受けられる言動を繰り返して遺族たちや関係者たちを逆上させ激昂させたのです。

宅間守の裁判の様子②「下関事件の模擬犯になりたかった。」

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彼はさらにこのように初めて行われた裁判で供述していますが、この『下関事件』にはいくつか候補があり、下関と名の付く地でセンセーショナルな事件が数件発生しているのです。彼が発言していたものに該当するのは下関駅で発生した、無差別殺傷即ち通り魔事件の事です。

ではそれはどんな事件でいつ起きたのか、犯行や動機はどういったものだったのか、概要や詳細を簡単にまとめて解説していきます。どのあたりが模倣されたのか考えながら読んでみていただくと良いのではないでしょうか。

下関通り魔殺人事件

犯人は優秀な大学に進学して国家資格の一つを所得して、自身が経営する企業を起こしましたが直ぐに潰れてしまい、更にはトラックを購入して運送業を始めるもののこちらもトラックが廃車となってしまったそうです。

こうした上手くいかない人生、身に降りかかる災難を社会や家族のせいだと考え、無差別殺傷を引き起こそうと計画しました。現在から20年前の平成11に犯行に及び、レンタルした車で数名を意図的に轢き、その後車から降りて駅内に侵入して刃物を一般人に振りかざしました。これにより5人の罪のない人間の命を奪い、他10名を重軽傷を負わせました。

宅間守の裁判の様子③裁判中は被害者や遺族への暴言が続いた

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前述でもお話しさせていただきましたが、彼が反省の様子や謝罪の意を表したのは初めての裁判の証言の際だけであり、それ以降の裁判では自身の手で殺めた幼気な少年少女たち、心と身体に怪我を負わせた犠牲者、そしてその遺族たちに対して煽ったり挑発するように暴言を吐いたり、ふざけた態度を見せたのです。

その暴言や行動は、他人の命を軽んじる考えやこの世の中や社会をどうでもよいと考えている、反社会性な人格が伺えるのです。健常者には到底理解できず常軌を逸した思想や精神を持っている彼も、世間からセンセーショナルに扱われ注目されたのです。問題発言を幾つも残していますが、どんな発言をしたか心情を考察しながら次にご紹介していきます。

宅間守の発言①面白くない裁判にきてアホなやつら

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この発言からも反省の色や謝罪の態度が一切見れず、厳正なる裁判を面白くないと幼稚な発言をしているのですが、恐らく裁判そのもの自体が馬鹿馬鹿しいと思っているだけではなく、どうせ極刑にあたる『死刑』が確定しているのに、という気持ちが表れているのです。

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