グリーンねえさんとは?緑色の遺体画像を指す言葉!
検索してはいけない言葉のひとつである、「グリーンねえさん」。調べると、全身緑色の女性が横たわっている画像が飛び込んできます。想像力を掻き立てるその姿に、数々の都市伝説も生まれています。あまりの衝撃に、合計8枚の画像すべてを見ることは不可能とも?そういった画像に耐性がない方は、サーチする前にこの記事を読んでみましょう。
グリーンねえさんの死因は?遺体はなぜ緑色なの?
閲覧注意の写真をご覧になった方は、全身がまんべんなく緑色をした女性の変わり果てた姿に、驚いたのではないでしょうか。身体が変色しているのは、硫化水素による自殺が原因ともいわれています。まずは科学的な根拠からグリーンねえさん誕生の由来を紐解いていきたいと思います。
死因が硫化水素による自殺だったため緑色?
この画像の女性は硫化水素を用いて自殺を図ったのではないかとされています。これはかなり強力な有毒ガスですが、自然にも多く発生しており、身近なところで言えば温泉にも含まれています。
性質は全く異なるものの、構造としては水素をふたつ持った硫黄で、分子の構造は水に近いのが特徴です。卵が腐った臭いや下水の臭いに近い刺激臭があります。
通常、血液中にあるヘモグロビンは酸素と結び付くため赤色なのですが、硫化水素が結合すると、緑色をした硫化ヘモグロビンとなります。全身がグリーンという点から、硫化水素を吸い込み自死を選んだ可能性が高いのです。
グリーンねえさんの遺体は腐敗が進行して緑色?
しかし硫化水素自殺だけでなく、硫化ヘモグロビンは体内にある硫化物と結合しても発生するので、どんな亡骸も腐敗する過程で身体は緑色に変化します。
しかも、死因は窒息となるはずなのですが、鼻と口から流血しているため絶対に硫化水素で死に至ったと断言はできません。
グリーンねえさんの遺体は屍蝋という特殊な状態
腐敗している様子がないのは、死蝋(しろう)という変わった状態の亡骸だからです。永久死体の一種で、何かしらの事情により外気に長時間触れなかったために、腐敗菌が繁殖せず腐敗を免れ、内部の脂肪が変化して全体が蝋の状態になっているのです。死蝋は他にもチーズ状や石鹸状になったりもします。
この現象は乾燥から起こるミイラ化とは異なり、低温で湿潤な環境にあることで生まれます。亡くなった場所は明らかにされてはいませんが、どうやら乾いた土地ではなさそうです。
グリーンねえさんの画像はなぜ広まった?
国外のインターネットサイトに掲載されたねえさんの画像は、瞬く間に日本にも輸入されることになります。日本ではいつどこで発信されたのでしょうか?ご遺族が、訴訟を起こしたという噂もあります。画像が広まった経緯に迫りましょう。
「ROTTEN.COM」というサイトで画像が上がった
グリーンねえさんは、海外のグロ画像サイト「ROTTEN.COM」に元ネタが上がっていました。
こういった画像は日本でも、ROTTENをローマ字読みさせた「露天系」と呼び、一部のマニアックなファンから人気です。
このサイトは2002年まで運営していましたが、現在は見ることができません。しかしROTTEN.COMで調べると、今でもなかなかぎょっとするような画像が出てきてしまうので、注意してください。
日本ではグリーンねえさんは2ch上から広まった
日本では、2001年ごろから話題になっていました。2Chのオカルト系やグロ画像をあげている、画像鑑定スレというスレッドに上がっていたようです。日本版ROTTEN.COMのようなもので、そこから彼女の画像は広まりました。
この2Chの画像鑑定スレですが、一部にはリンク画像を踏むとウイルスに感染するものもあるそうなので、閲覧の際はよく確かめましょう。
グリーンねえさんの遺族が堪りかねて訴訟を起こした?
噂によれば、あの写真を無断でネット上にアップしたことをご遺族が訴え、訴訟問題まで発展したと言われていますが、正確な情報はありません。
自分の家族が好奇の目に晒されているとすれば当然でしょう。
実際、ROTTEN.COMはそのような画像を多数掲載していたため、写真を削除するよう各方面から長年訴えられていたようです。
生前のグリーンねえさんの人物像は?
今でこそ調べてはいけない写真扱いを受けているグリーンねえさんも、生きていた時代があったのは事実です。生前の人物像は、どこまで知られているのでしょうか。身体的特徴から、実は男性なのでは?という説も浮上しています。
生前のグリーンねえさんのことはよくわかっていない
生前の姿については、明かされていないのが現状です。自死を選ばれた方のことですし、詮索するのも不謹慎なので、触れないでおきたいところではあります。とはいえ、気になってしまうのが人間の性(さが)。さまざまな憶測が飛び交っています。