ハイランダー症候群は歳を取らない病気?実在する?デマ?真相を解説

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ホラー映画「エスター」と呼ばれる作中に登場するエスターもこの病にかかる女性です。あらすじは二人の夫婦がエスターと呼ばれる少女を孤児院から養子として引き取るところから始まります。

夫婦は、かつて3人目の子供を流産しており、その苦しみからエスターを引き取ることに決めました。一緒に暮らし始めてしばらく、少し変わった子供ではありましたが、義妹との関係も良好で、手話もすぐ覚えてコミュニケーションも取れていたのだそうです。

しかし、その後の暮らしの中で変わった彼女の一面を垣間見るようになっていきます。それが風呂に入った時に必ず施錠したり、手首や首にはリボンをつけていたりと意味不明な行動をとるのです。そして、同時に恐ろしい本性を見せ家族を恐怖に陥れていきます。

ホラー映画なので謎めいた恐怖感に目が行ってしまいますが、このエスターと呼ばれる少女がその見た目に反した年齢をしているのです。作中では9歳の見た目ながらも、33歳の中身という設定になっています。

ハイランダー症候群と良く似ている病気

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都市伝説とも疑われる病ですが、しかしよく似ているものも発見されています。程度や内容は少々異なるものの、通じる部分やよく似ていると思われる部分もあるので、その一例を紹介していきましょう。

成長障害

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子供の成長に関して、懸念される病のことです。主に心身機能の障害などを原因として起こるものとされており、発症するタイミングは個人の成長段階によっても様々だといわれています。共通点としては成長が止まるというという点です。

また、程度も決まっているものでなく、例えば同年代の平均よりも身長が明らかに短いといった場合に判断されることがあるという程度のものです。これを診断された後、数年後には通常の平均値になることもありますし、自然と解決するケースもあるようです。

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また、主に身長面でこの成長障害は注目されることが多いようですが、その際には治療用の薬などもあるようで、それを使って対応していけるようなので、珍しい病気ものではないようです。

先天性甲状腺機能低下症

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こちらも身体面での発達が遅れるという点で共通点のある病になります。甲状腺の働きが生まれつき機能していないもので、2000人から5000人に一人の割合でかかるものだといわれています。

甲状腺が低下したままの状態でいると身体面はもちろん、知能面でも発達が遅れるといわれており、この場合は積極的にホルモンの補充を行う必要があるようです。

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しかし、発見が極端に遅れることは少なく、生後間もなくして行われる新生児マススクリーニングの対象内容になっているので、対応が遅れることはほぼないそうです。

ハイランダー症候群とは逆に老化が早まる病気

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今回紹介した病では、成長が止まりその若々しい外見とは裏腹に内面は大人というケースでしたが、しかしそれとは逆の症状を引き起こす病もあります。外見が幼いはずにもかかわらず、すさまじい勢いでおいていくその恐ろしい病を紹介します。

プロジェリア

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テレビでも比較的頻繁に取り上げられてあことのある病です。アシュリーちゃんの名前を聴けば知っている人も多いでしょう。常人の10倍の速さで老化が進むとされている病気で、そのために、日所に短命といわれています。

10年前後しか生きられないといわれているのです。この原因は、遺伝子の異常と解明されており、原因となる遺伝子の構造もわかっているそうです。しかし、これによりなぜ負いが加速するのかまでは判明していないそうで、研究が現在も進められているそうです。

後天性皮膚弛緩症

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先述でも紹介した、突然皮膚が垂れ下がってくる症状に悩まされる病です。突如として顔の表情が崩れていくので、皺も出来上がってしまい老人のような顔つきになってしまいます。

こちらの原因についてははっきりとしたことが割っていないようで、こちらも遺伝子の異常が原因ではないかとも考えられているそうです。

ウェルナー症候群

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思春期を過ぎたあたりから、急速な老化現象に見舞われる症状の病になります。ドイツのウェルナーと呼ばれる医師が報告した症例からこう呼ばれるようになりました。具体的な症状としては、20代の内から老人に見られるような身体症状が起き始めるそうです。

例えば、脱毛や白髪、白内障などで身体的な機能も筋肉などがやせ細って固くなるので起こるそうです。また、これにより身体つきも痩せてくるので老けてみるようになるそうです。日本では患者数は2000名程といわれています。

コケイン症候群

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イギリスのコケイン意志によって報告された病になります。顔つきは老人の様になり、難聴などにもさいなまれるようになるといわれています。また、網膜の色素も編成するので目も悪くなるようです。

さらに、症状が進行すると白内障や関節や骨にも異常がみられるようになっていき、歩行困難な状況にもなる可能性があるそうです。

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