ハイランダー症候群は歳を取らない病気?実在する?デマ?真相を解説

アニメ「悪魔のリドル」の首藤 涼

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「悪魔のリドル」と呼ばれるアニメに登場する人物です。このアニメはとあるターゲットを殺すために、暗殺者で構成されたクラスの中の一人「東兎角」という主人公が、暗殺対象に心惹かれ、他のクラスメンバーから守っていくという話です。

そのクラスのメンバーの中に存在するのが首藤涼です。彼女はどうやら明治から生きているといわれており、詳細な年齢は埋め居ながらも学生程度の姿と、一人称が「わし」などを使っていることから、内側と外側で年齢の相違があることが伺えます。

映画「エスター」のエスター

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ホラー映画「エスター」と呼ばれる作中に登場するエスターもこの病にかかる女性です。あらすじは二人の夫婦がエスターと呼ばれる少女を孤児院から養子として引き取るところから始まります。

夫婦は、かつて3人目の子供を流産しており、その苦しみからエスターを引き取ることに決めました。一緒に暮らし始めてしばらく、少し変わった子供ではありましたが、義妹との関係も良好で、手話もすぐ覚えてコミュニケーションも取れていたのだそうです。

しかし、その後の暮らしの中で変わった彼女の一面を垣間見るようになっていきます。それが風呂に入った時に必ず施錠したり、手首や首にはリボンをつけていたりと意味不明な行動をとるのです。そして、同時に恐ろしい本性を見せ家族を恐怖に陥れていきます。

ホラー映画なので謎めいた恐怖感に目が行ってしまいますが、このエスターと呼ばれる少女がその見た目に反した年齢をしているのです。作中では9歳の見た目ながらも、33歳の中身という設定になっています。

ハイランダー症候群と良く似ている病気

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都市伝説とも疑われる病ですが、しかしよく似ているものも発見されています。程度や内容は少々異なるものの、通じる部分やよく似ていると思われる部分もあるので、その一例を紹介していきましょう。

成長障害

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子供の成長に関して、懸念される病のことです。主に心身機能の障害などを原因として起こるものとされており、発症するタイミングは個人の成長段階によっても様々だといわれています。共通点としては成長が止まるというという点です。

また、程度も決まっているものでなく、例えば同年代の平均よりも身長が明らかに短いといった場合に判断されることがあるという程度のものです。これを診断された後、数年後には通常の平均値になることもありますし、自然と解決するケースもあるようです。

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また、主に身長面でこの成長障害は注目されることが多いようですが、その際には治療用の薬などもあるようで、それを使って対応していけるようなので、珍しい病気ものではないようです。

先天性甲状腺機能低下症

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こちらも身体面での発達が遅れるという点で共通点のある病になります。甲状腺の働きが生まれつき機能していないもので、2000人から5000人に一人の割合でかかるものだといわれています。

甲状腺が低下したままの状態でいると身体面はもちろん、知能面でも発達が遅れるといわれており、この場合は積極的にホルモンの補充を行う必要があるようです。

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しかし、発見が極端に遅れることは少なく、生後間もなくして行われる新生児マススクリーニングの対象内容になっているので、対応が遅れることはほぼないそうです。

ハイランダー症候群とは逆に老化が早まる病気

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今回紹介した病では、成長が止まりその若々しい外見とは裏腹に内面は大人というケースでしたが、しかしそれとは逆の症状を引き起こす病もあります。外見が幼いはずにもかかわらず、すさまじい勢いでおいていくその恐ろしい病を紹介します。

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