レイプツリーとメキシコ麻薬戦争|超危険地帯で横行するレイプ殺人の背景

何度も襲撃を受けつつも、マリア・ゴロスティエタ市長が麻薬カルテルに屈することはありませんでした。襲撃により、追った傷をメディアに公開し、組織の残虐性を世の中に公開するという行動をとったのです。

そして、まともなところが、どこを見ても無いような傷を体に負いながらも、命を顧みない犯行を行う組織に対し、徹底的に戦い続けることを宣言したのです。

内臓破壊

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実際に負った傷は、数も多いですが、その重症さもすさまじいものでした。その時に受けた暴力は、内臓が破壊するに至りました。使い物にならなくなった内臓を全摘出しての、大手術を市長は受けることとなりました。

人工肛門

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非人道的な被害を負わせてしまうがために、使用が禁止されているダムダム弾の威力は壮絶なものでした。

内臓を全摘出しての大手術の結果、命はとりとめましたが、すべてを生の臓器で手術を行うことはできないほどの傷を負っていました。そのため、市長は、人工の肛門を取り付ける事態となりました。

2012年農場でマリア・ゴロスティエタ市長遺体発見

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死線を何度もくぐったマリア・ゴロスティエタ市長ですが、どんな報復行為にも、対抗し続けることを公言していました。そんな彼女は、ある日子どもと2人で車を運転しているところを襲われ、誘拐されました。

その遺体は後日、野原で変わり果てた姿で見つかることとなりました。せめてもの救いは、彼女が拷問もレイプも受けることがなく頭に銃弾を撃ち込まれて亡くなったということだけでしょう。

もう1つ、彼女の救いになることがあるとすれば、一緒に車に乗っていた子どもは、彼女の必死の懇願の結果なのか、誘拐されることはなく車内に残ったままだったということです。

麻薬カルテルに立ち向かった女性弁護士も殺害

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市長と同じく、メキシコの平和と秩序を守るために、麻薬カルテルに立ち向かった女性弁護士もいました。彼女は、どのように行動し、最終的にはどうなったのでしょうか。

麻薬カルテルに立ち向かった美人女性弁護士

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違法行為が蔓延する状況に、立ち上がることを決意した女性弁護士がいました。その女性弁護士は、警察の腐敗にメスを入れると宣言し、活動を行いました。

四肢切断!だるま状態の遺体発見

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勇敢に麻薬カルテルに立ち向かった女性弁護士の活動でしたが、奮闘むなしく、誘拐され、遺体で発見される結果となりました。

その遺体は惨たらしく四肢を切断され、だるまのような状態になっていました。しかも、メインストリートに堂々と遺棄されていたのです。

メッセージの紙がナイフで背中に!

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メインストリートに堂々と遺棄された遺体の背中には、ナイフが突き刺さっていました。ナイフは、とあるメッセージがでかでかと書かれた紙を留めつけていました。

「Z」の文字

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ナイフで背中に留められた紙には、大きく「z」の文字が残されていました。恐らく、このzは巨大麻薬組織ゼダスが女性弁護士殺害にかかわったものと予想されます。

麻薬戦争の激化によりメキシコ警察の警察署長さえも亡命

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本来警察の役割としては、地域や市民の安全を守る存在を想像すると思います。しかしながら、治安が悪化しすぎたメキシコにおいては、その役目を十分に果たすことはかなわないようです。

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