冷蔵庫の中で良くみる食材だけれども実はダイエット中には摂取しない方が良いものも多くあります。調理をする際に少し取り入れる分には支障はありませんが、なるべくなら避けることをおすすめします。ここではそんなダイエットに向かない食材を紹介していきます。
パスタ、うどんなどの小麦製品
白米でも説明しましたが、精製した小麦を使っている食材は血糖値を急激に上昇させたり、高カロリーで消化されやすいため食べ過ぎてしまう傾向にあります。最近では全粒粉でできたパスタやうどんも販売されているので、それに変えることもおすすめします。
パスタのカロリーについての詳しい記事はこちらをご覧ください。
マーガリンなどのトランス脂肪酸を含む食材
トランス脂肪酸とは悪玉コレステロールを体の中で増加させ、動脈硬化やがん、糖尿病やアレルギーなどを引き起こす原因となります。また食べ過ぎると胃もたれや胸やけ、頭痛や下痢を起こすこともあります。食べるプラスチックといわれるほど体に悪影響を及ぼす食材なのでダイエット中だけでなくできれば避けたい食材です。
ハムやベーコンなどの加工食品
加工食品は脂質が多く含まれているほか、肉の色や味が落ちないように様々な食品添加物を使用しています。この食品添加物の中には発がん性物質を含むものもあり、食べ続けると病気になるリスクが高まることがあります。消化の際にも胃にも負担がかかるので注意が必要な食材です。
食材の調理方法も大事
食材に中には熱を通すことでより栄養が増すものもあれば、熱を通すことで栄養が失われてしまうなどそれぞれに合う調理法が異なります。また揚げ物や炒め物など油を使う場合、油は酸化しやすく内臓に負担をかけてしまうため、蒸したり煮るなど調理方法を工夫することで健康な食生活を保つことができます。
栄養を効率的に取り入れるには食べる順番も大事
栄養素を効率よく体に取り入れ痩せやすい体を作るには血糖値を上げすぎないようにコントロールする食べ方がコツになります。また極度な空腹状態にあるところで食事をとると血糖値を急上昇させる原因となるので、食事の間にも空腹を感じたら太りにくい食材を取ることもおすすめです。
おすすめの食べる順番は野菜から
まずは食物繊維などを多く含む野菜を口にすることで消化に時間がかかるのでその後の食事によって血糖値が上昇するのを抑えることができます。野菜の次はお肉や魚などのタンパク質、そしてご飯やパンなどの糖質を含む食材の順番がベストです。外食で野菜が取れないときもタンパク質を先に取り入れることを意識することが大事です。
お水を1日2リットルほど飲むのがおすすめ
血糖値が急上昇しない食べ方の他に普段からお水を飲むことで血液を薄め、ダイエット効果を高めることが期待できます。また水は細胞の新陳代謝を進めてくれる効果もあるので体の内側からきれいになることが可能です。お水を飲む際にはキンキンに冷えていると内臓に負担をかけてしまうため、常温の水を飲むことをおすすめします。
オリーブオイルは食後の血糖値を抑える
最後に食べた方が良い糖質ですが、オリーブオイルと一緒にとることでさらに血糖値の急上昇を抑えることが可能です。研究でもパンのみを食べた時とパンにオリーブオイルをつけたときではピーク値に達するまでかなりの時間差があったことが証明されています。できるだけゆっくりと血糖値を上げることで太りにくい体を作ることが可能です。
エンプティカロリーは太らないは嘘!
空っぽのカロリーとだけ聞くと惑わされてしまいますが、栄養素がほとんど入っていないためカロリーのみを摂取することになり、太りやすくなるほか健康的な体を手に入れることはできません。しかしエンプティカロリーを全く摂取しない生活を送ることはなかなか難しいため、適度な量にとどめ体を動かして健康に痩せる体を手に入れましょう。
鍋のカロリーについての記事はこちら
パスタのカロリーについての記事はこちら