日野岡大和くんの現在は?父親の嘘と北海道置き去り事件の真相に迫る

実は今回取り上げている3年前に話題となった出来事以外にも、親の不祥事や虐待によってその子供が酷い目に遭ってしまうという事件は少なくありません。ここでは行き過ぎた『置き去り』や『育児放棄』によって幼気な子供たちの尊い命が奪われてしまった凄惨な事件を2つほどご紹介していきます。

田野岡大和くん以外の置き去り事件①巣鴨子供置き去り事件

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現在から31年前の昭和63年に発生しました。東京都豊島区に例を見ない家庭が存在していました。その家庭は『父親』既に子供たちや妻を放棄してどこかに消息してしまい、母親もそれに続けてどこかにいってしまっていたのです。残された子供たちは長男と長女、次女と三女、次男の5人で国から支援金を貰って生活していました。

愛情を全く受けておらず育ったため、中学生になった長男は非行に走り、自宅は不良のたまり場になっていたそうです。そんな長男や不良はまだ幼かった三女の泣き声がうるさいと酷い暴行を加えて、命を奪いました。その後、近所から騒がしいと通報を受けて警察により、衰弱した兄弟たちと既に死亡していた三女と次男が発見されたという恐ろしい置き去り事件です。

田野岡大和くん以外の置き去り事件②大阪2幼児放置死事件

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現在から9年前の平成22年に発生しました。大阪府に住んでいたシングルマザーがいました、その母親は数年前に我が子を2人産み、はじめはブログにも生まれたばかりの子供たちのことを愛している様子を載せていましたが、段々と母親としてあるまじき行動に走ってしまったのです。浮気やホストなどにどっぷり浸かっていったのです。

そうした素行の悪さに旦那からも見放されて離婚しました。子供たちはそんな母親に引き取られましたが、その後も幼い子供が家にいながらも、『育児放棄』を続けて夜遊びなどに明け暮れていました。ある時、暫く家に帰っていなかったそうで、知人男性が自宅に上がると2人の子供たちが痛々しい姿で亡くなっていたのです。こうして悲しい事件が起きてしまったのです。

田野岡大和くんは本当は悪いことをしていなかった?

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父親の証言によれば、『見ず知らずの他人や通りかかる乗用車に向かって石を投げつけていた』という事で、犯罪にもつながりかねない非常に危険な『問題行動』を起こしていた。と世間の多く、読者の皆さんははそう捉えているはずですが、実は本当はそんなことしていなかったのではないかと言われているのです。

車から投げているのであれば疑問が生まれる

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どこから投げていたのか?もっと言うなら『歩いて外から投げていた』のか、『車の中からミラーを開けて投げていた』のか、どっちなのかは深く言及されませんでしたが、真相を聞くと父親は家族で乗用車に乗っている際に『躾』という名目で行き過ぎた行動をしたので、後者である可能性が高いです。

もし車からミラーを開けて投げているのであれば、注意をしたうえで運転席から後部座席などのミラーを閉めて、あらかじめ問題行動を止めることもできますし、『石』がどっから来たのか?も疑問に感じます。

真相は?

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ネットでは他人や乗用車に投げて向かってというのが、そもそも父親の嘘の証言であり、本当は川に向かって水切りをしていたのではないかと囁かれているのです。それが真実であればこの少年に一切非がありませんし、余計に可哀そうに思えてくるのです。実際に親としての立場を気にして嘘をついた父親なら十分考えられそうです。

田野岡大和くんから学ぶ遭難したらすべきこと

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今回の記事の主人公であり、事件の当事者でありいなくなってしまって国民を騒がせた張本人である少年よりも、恐らく読者の皆さんの方が年上であるはずですが、彼から学ぶことがあるのではないでしょうか?それは生命の窮地に立たされたり、地震や火災など様々な災害に巻き込まれたときに、すべき行動や対応です。

私たちは普段何気なく当たり前のように、毎日を何の支障もなく生活しているはずですが、いつ地震などの災害が起きてしまうか分かりません。突然身に降りかかる悲劇はそれだけではなく、運が悪いと事件事故に巻き込まれてしまう事も十分考えられます。そういった際にどれほど最善の行動をできるかで、『生死』に関わってくるのです。

田野岡大和くんから学ぶこと①冷静になる

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どんな災害や事故、事件に巻き込まれてしまったとしてもパニックになってはいけません。そんなこと理解している方がほどんどでありますが、理解していてもどうしてもパニック状態に陥ってしまう方も少なくないのです。慌てふためき、その場から逃げたい一心で衝動的に言動をとってしまうと失敗につながる事の方が多いです。

まずは深呼吸をして状況を確かめて、冷静にどうすべきかを考えましょう。必ず最善の手があるはずですし『活路』が見えてくるはずです。どうしてもパニックになってしまう。そんな方は一度、自分の身に降りかかっている事ではないと言い聞かせて、客観的な視線で物事を考えてみても良いかもしれません。

田野岡大和くんから学ぶこと②動き回らない

今回ご紹介している少年も、夕方の日没時間に家族とはぐれて怖い思いをしながらも、雨が降っている際には歩くのを一旦やめて雨宿りをして、そうして一日目でたどり着いた自衛隊の施設で発見されるその日まで滞在して生活しています。夜になると、人気がありそうな宿泊施設の灯りが見えていながらもそこにとどまったのです。

こうした判断により結果的彼は無駄な体力を浪費することなく、6日間も水のみで生き長らえる事が出来たのです。『動き回らない』という事は体力の浪費を抑えるという意味だけではなく、地震や火災においては場合によりますが危険を避ける働きもあるのです。動くべきか動かざるべきか『判断』することも大切なのです。

田野岡大和くんは自力で7日間を生き抜いたタフな少年だった

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今回は3年前の2016年5月に6日間も行方不明になってしまい世間から心配された『大和』くんとその家族、更には当時の事件についてご紹介していきました。彼がいなくなってしまったのは、乗用車や他人に向かって石を投げつけるという『問題行動』に対して、父親が『躾』という名目で行き過ぎた行動をとってしまったのがきっかけとなりました。

色々なことが世間やネットで大きく関心を集めて問題になりましたが、サバイバル状態の彼が少年ながらにしてとった『賞賛』に値する行動により、奇跡的に生還を果たしたということも話題になりました。彼は奇跡的に生還する事が出来ましたが、今後は親の行き過ぎた躾で、このような出来事が二度と起きないことを祈っております。

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