スッポンモドキとは?不思議生物の生態に迫る!飼育方法や注意点も紹介

水槽に合わせた大量の水を日々処理することになりますので、複数個買って取り付けると良いかもしれません。快適に過ごせる環境を作って育ててあげましょう。

スッポンモドキ飼育の必需品③ヒーター・サーモタイマー

ThorstenF / Pixabay

スッポンモドキにとって最適な水温は26〜30℃とかなり温かな環境です。サーモタイマーや水中ヒーター、暖房などで寒すぎないようにしてあげましょう。

また、夏場のあまりに暑すぎる環境(32℃を超えてくるなど)であれば多少冷房などで下げてあげても良いでしょう。

スッポンモドキ飼育にあると良いもの:蛍光灯

Fotorech / Pixabay

スッポンモドキは他の陸ガメなどに比べて特別日光浴が超重要という種類ではありませんが、観賞用にも健康補助的にも、蛍光灯がある方が良いでしょう。その場合は紫外線ライトですとなお良いようです。

スッポンモドキと生態が近いウミガメも、たまに自ら日光浴をすることが知られています。これは体温調節のためのほか、消化を助けたり免疫を強めたりする働きもあるのではと言われています。

紫外線は甲羅や皮膚の殺菌をしてくれますし、スッポンモドキの健康にも紫外線ライトなどがあった方がより良いと言えるでしょう。日の光が差し込む中で泳いでもらうのももちろんOKです。

スッポンモドキにおすすめの餌

自然の中で生きているスッポンモドキは、藻や水辺の植物などの植物を中心として、他に虫や甲殻類、魚や軟体動物の類も口にする、雑食の食生活をしているカメです。

スッポンモドキと暮らしていくにはどのような餌を与えたらよいのでしょうか。

スッポンモドキにおすすめの餌①冷凍赤虫

キョーリン UV赤虫 6枚セット (冷凍)

Amazonで見る

スッポンモドキが子供の頃から与えることのできる餌が赤虫です。成長期ですのでたくさん食べさせてあげましょう。

スッポンモドキにおすすめの餌②カメ用人工餌

テトラ (Tetra) テトラ レプトミン ジャンボ 500g

Amazonで見る

体が大きくなってきたら、市販のカメ用の餌も与えましょう。様々な種類が販売されていますので、お気に入りを探してあげると良いでしょう。

スッポンモドキにおすすめの餌③肉食魚用人工餌

AllNikArt / Pixabay

スッポンモドキには肉食魚のための市販の餌も与えることができます。こうした市販品は栄養バランスが良くなるように作られていますので、ぜひ与えてみると良いでしょう。

スッポンモドキにおすすめの餌④生餌

ivabalk / Pixabay

たまに生きたメダカなどの小魚やザリガニなどのおやつをあげても喜ばれます。その子の成長に合わせたサイズのおやつを選んであげましょう。

野生のスッポンモドキはイチジクも食べる!

schleichpost0 / Pixabay

意外かもしれませんが野生のスッポンモドキはイチジクの葉や落ちた実も食べます。また、バナナなどのフルーツも食べるようです。

飼っている子がなんだか食欲がないように感じたら、少量与えてみるのもよいかもしれません。水が汚れやすいので与えた後の水質には注意してあげてください。

こんなものも食べた!

こちらの海外の熱帯魚屋さんが投稿している動画には、動画の真ん中頃にはトマトを、後半1分半頃にはキウイフルーツをもらっておいしそうにもぐもぐとほおばる様子が納められています。

彼らの本当の大好物は何なのか、意外と謎なのかもしれません。

スッポンモドキを飼うときに注意したいポイント

www_slon_pics / Pixabay

スッポンモドキをお迎えするのに必要なものをここまでお伝えしてきました。ここで再度飼育のための重要ポイントをまとめてお伝えしていきます。

スッポンモドキ飼育時の注意①水温管理はしっかりと

jackmac34 / Pixabay

先ほどお伝えしたように、スッポンモドキは温かな水温を好みます。

基準となる温度帯を下回ると消化不良をはじめとする体調不良の元になりますのでこまめにチェックして最適な温度に保ってあげましょう。

スッポンモドキ飼育時の注意②水質は綺麗に保つ

Pexels / Pixabay

スッポンモドキを飼うのにあたって最重要とも言えるのが水の綺麗さです。彼らが食事をするのにも水は汚れますし、意外と多いその排泄量のためにも水は汚れていきます。

汚れるとストレスや深刻な病気の引き金になるので必ずいつも綺麗な水を保つようにしましょう。

スッポンモドキ飼育時の注意③水槽は大きさに合わせて

DarkWorkX / Pixabay

飼育必需品のところでもお伝えしましたが、例えば5cmほどの赤ちゃんであれば必要な広さもそれほどの広さも必要としませんし、家にお迎えするハードルは低いのかもしれません。

ですがきちんと育てられたなら、彼らは何年もかけてその何倍もの大きさに成長しますし、それに伴って必要な広さも広くなります。ですので大きな水槽へお引越ししなければいけない時がやってきます。

水槽の購入コスト的にも設置場所的にもその環境の維持管理も、短期間のうちにではないにしてもだんだんと大変になっていくかもしれません。飼い始める際にはしっかりと心しておきましょう。

NEXT スッポンモドキ飼育時の注意④混泳は基本的にNG