ハハノシキュウを一言でいうと、映画「サイコ」の主人公のような雰囲気です。やはりキャップを目深にかぶり髪で顔が隠れていて見えない、表情が読めないというのが大きな要因です。
長い黒髪が特徴ですが、見る限りいつも、とてもツヤツヤしています。お手入れ方法が気になりますね。
また、手がすぐ出るような所謂「ヤバい」人が多いラッパー界ですが、ハハノシキュウはそれとは一線を画す、心理的にじわじわ怖さを感じるタイプです。
ハハノシキュウのガラガラ声がキモかっこいい?
ラップはリリックが大事なので、はっきり発声する人が多い中、ハハノシキュウの特徴はそのダミ声です。その声がロックっぽくてカッコいいというファンが一定数います。
またこのダミ声でリリックが聞き取れるというのは、かなり活舌が良いですね。
ハハノシキュウ以外にも特徴的な声のラッパーがいます。リックジーの記事はこちらです。
ハハノシキュウのライブバトルスタイルとは?
ラップはバトルスタイルで行うのが通常です。ディス系、リスペクト系など色々あり、その都度、相手を見てある程度やり方を変えるのが多いのですが、ハハノシキュウはどんなスタイルなのでしょう。
ハハノシキュウのスタイルは「炎上」「逆撫で」系!
ハハノシキュウのラップは、相手の言葉尻をとらえてディスり逆なでする、炎上スタイルといえます。内容に加えて、あのダミ声と、キャップと髪で顔を隠しているのが余計に相手をイラつかせるようです。
ハハノシキュウは怖いもの知らずな性格?
ラップはディスる場合とリスペクトする場合がありますが、ハハノシキュウは前者です。ガラの悪そうな相手にも臆しないので、荒いラップバトルでは相手ラッパーの取り巻きに囲まれ、危なかったこともありました。
直接からまれる以外にも、ネットで炎上するなど話題に事欠きません。相手を怒らせて炎上することを意に介していないようです。
ハハノシキュウは紳士的な一面も?
ラップではさんざん相手をディスっているハハノシキュウですが、ステージを降りて話すと、紳士的でいい人、という声が多くあります。本人が営業妨害になるから辞めてくれ、というぐらいですから本当なのでしょう。
特に炎上した出来事は?
あちらこちら、行く先々で炎上さわぎを起こしているハハノシキュウですが、今まで特にもめた相手はいるのでしょうか。ひょっとして揉めていない相手を探すほうが難しいのでしょうか。
一番ヤバかったのはZORN!
有名なのは「罵倒」というかなり荒い、ボディタッチもあるラップバトルでのトラブルです。Zorn the DARKNESS(当時)とのバトルでいつものようにディス系のラップをしていました。
会場にはZORNの仲間や取り巻きも大勢いたため、バトル中にステージ下から足を引っ張られるなどしました。流石に身の危険を感じたハハノシキュウはバトル終了後、慌てて会場を後にしました。
いまだに語り継がれている炎上騒ぎなので、現場では相当ピリピリしていたでしょうね。