広島一家失踪事件とは?日教組との関係も?事件の概要や噂の真相に迫る

不自然なことに、犬での追尾が行われたのですが、竹林のあるポイントで匂いなどによる跡も途切れてしまっているそうです。

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かといって、その地点では車を停めるようなスペースもなく、そこから車で連れ去られることも考えにくいです。

この点がこの事件の最大の謎で、仮にその地点で何者かが抱きかかえて有紀ちゃんをさらったとしても、痕跡が残らないのは不可能に近いと言われています。

ヘリコプターなどで上空から彼女を引っ張って連れて行かない限りありえないそうです。これは人知を超えた何者かの仕業なのでしょうか。それともUFOなども未確認飛行物体の仕業なのでしょうか。

赤城神社主婦失踪事件

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神社にお賽銭を挙げてくると言ったきり、姿をくらました人の話です。恰好は赤い傘に、ピンクのシャツという目立つ出で立ちをしていました。

しかし、ゴールデンウィークで人もたくさん来ていたにも関わらず、特に目撃情報や不審者に関する言もなく、捜索は難航しました。一応20件ほどの情報が出てきたが、どれも有力な情報とはなりませんでした。

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神社への山道は綺麗に整備されていて、崖などの危険なポイントもなく、迷ったり足を踏み外したりするような可能性はほぼない道となっていました。

数か月がたちテレビ局の方に、いなくなった人物の特徴と一致する人が写ったビデオが提供されました。しかし、自身の名前までは名乗り出ることはなかったです。

また失踪してから、家族のもとに電話が数度かかってきました。局番的には、大阪と米子からかけられていたことがわかっています。事件が発生してから10年が経過したのち、いなくなった人の失踪宣告がなされました。

広島一家失踪事件のように無理心中が動機の事件

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無理心中が動機としてあげられるため、広島一家失踪事件と似たようなインシデントとしてよく人々の間で語られる中津川市の事件についても触れていきます。

ちなみに、こちらは犯人も動機も明確な事件であるため、広島一家失踪事件と似ているポイントは、夫が家族を道連れに心中したというところです。

ただ、広島一家失踪事件に関しては、夫が全員を道ずれにというのは、諸説ある内の一つです。なので、厳密には広島一家失踪事件と酷似しているわけではありません。

中津川市・一家6人殺傷事件

夫は、嫁姑の問題にとてもストレスを抱えていて、自身の家族と犬を殺してしまいました。犬まで殺してしまったという点では広島一家失踪事件にも近いものがあります。

まずは、長男を殺害し、自身の母親、長女、二人の孫にまで手をかけてしまいました。娘の婿に当たる男性も襲われましたが、傷は負いましたが何を逃れて通報しました。

罪を犯してる当人は、娘婿を追うのをやめたのち、風呂場で自分の首に包丁を刺しました。犯人の回復を待った後、警察は逮捕するに至りました。

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この事件を起きている時、妻は日帰り旅行に行っていてカヤの外でした。犯人はあえてこの日に決行したそうです。

ただ、動機についてとても矛盾することがあります。母親から妻を解放するために、犯行を起こしたのですが、妻以外の自身の子まで殺しています。

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彼が言うには、殺人鬼の家族と永遠と言われ続けるのはきついだろうということで、それならいいっそと道連れにしたという話です。そのロジックで言うと、なぜ妻を生かしたのでしょうか。

すでに理屈として破綻しているとしか言わざるをえません。もはや、精神状態が極限まできていて考えにも一貫性がなくなっていたのかもしれません。

広島一家失踪事件と比べるともっと人間らしく生生しい、凶器の連鎖と言えるかもしれません。

地方による神隠しの在り方

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先ほど述べた通り、広島一家失踪事件の大神将山の話のように、昔から伝わる伝説や風習が関わってくることもあります。

そこで、さまざまな地方に伝わる神隠しの話や存在の仕方にご興味を持った方もいるのではないでしょうか。ここでは、さまざまな地方の神隠しについて少々ご紹介していきます。

沖縄では

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神隠しのことを「物隠し」と呼んでいて、物隠しにあってしまったものは、一度自身の櫛を取りに帰ってきて、櫛を手に取ると再び姿を消してしまうと言う話があります。

そのため、周囲の人々や家族は櫛を隠して取られないようにするそうです。しかし、いくら部屋を閉め切ってもいつのまにか櫛をとられしまうこともあるそうです。

ここでは、神を祀るものには櫛が必要だったため、このような話ができあがったのではないかという説もあります。

八王子では

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「よばり山」というものがあり、行方不明になった子供の名前をその山で呼ぶと、たいがいはその子がその場から登場するという話があります。

天狗の名を冠する山には

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神隠しは、別名で天狗核とも呼ばれていました。青森県の天狗岳、岐阜県の天狗山などでは、古くから神隠しのエピソードが伝わっています。

広島一家失踪事件のようにいなくなって帰らずじまいという展開だけでなく、希望が持てる話もあります。

江戸時代では、消息不明の子供が出る原因は、天狗の仕業とされていたりもしました。そして、さらわれたものは数か月から数年後に再びに家に帰されるという話もありました。

長野県では

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「鯖食った、鯖食った」と唱えることによって天狗からさらわれるのを防いだりしていました。なぜなら天狗の嫌いな物は鯖だからです。

また「鯖食った〇〇」とさらわれた人の名前を呼ぶことで、消息不明の人が戻ってきたと言う話もあるくらいです。

神隠しの内情は

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実際の行方不明者や夜逃げ、迷子、家出などのもありますが、中には拉致されたり、殺されたりといった血なまぐさい現実があったりします。

さらに、昔の場合は口減らしの為、神隠しという体で人を始末してしまってることもあったそうです。

神隠しを扱った書籍

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今まで広島一家失踪事件について述べてきましたが、世の中にはまだまだ立証できないような謎に包まれた失踪事件がたくさんあります。人は時にそれを神隠しと呼びます。

人が姿を消すという事件は古今東西問わず、後を絶ちませんが、その中でも神隠しと噂されている事例を集めた本がいくつかあります。

ご興味のある方はこれから紹介する書籍などで、より詳しくこのミステリアスで恐ろしい世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。

神隠し~現代怪異譚集

神隠し~現代怪異譚集

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本件で扱っている広島一家失踪事件も含め、さまざまな神隠しの案件が記されいる本です。吉田悠軌氏によって、神隠しのスポットの紹介なども掲載されています。

映画やビデオ批評家、フリーランスカメラマン、作家兼ルポライター、怪談作家兼小説家など、個性的でさまざまな複数の著者によって書き下ろされた本です。

詳しくご紹介しますと、朝倉喬司という方が広島一家失踪事件について取材をして、筆をとっています。

神隠しと日本人

神隠しと日本人 (角川ソフィア文庫)

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こちらは小松和彦という方が書いたもので、神隠しに関する話についてあますことなく書かれています。日本において昔は神隠しとはどんな事象や事情があったのかを考えさせられるような内容です。

実例もたくさん記されており、雑学として自身の知識としてとりこんでおいて損はない内容となっているので、おすすめの一冊です。

ご覧になられると、広島一家失踪事件に関してもまた違ったものが見えてくるかもしれません。

広島一家失踪事件は不可解な失踪事件

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いろんな点で不自然な点があり、動機も掴みにくい広島一家失踪事件でしたが、みなさんはどうお感じになったでしょうか。

警察の捜査では無理心中説として確定しましたが、人為的なものによる拉致説、人知を超えた超常現象が巻き起こしたかもしれない神隠し説などがあり、広島一家失踪事件はずっと語り継がれています。

最期に、どういう経緯であれ、広島一家失踪事件で命をおとしてしまったみなさまのご冥福をお祈りします。

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