ちびまる子ちゃんの前田さんが自己中過ぎ?エピソードや性格、意外な魅力も

モデルが実在しないキャラクターもいます。花輪君は、実在する女の子の設定を変えて作られたキャラクターと言われています。前田さんもモデルはいません。仕切りたがりの女の子はどのクラスにもいましたから、作者が作り出したオリジナルのキャラクターと言えます。

コンプレックス

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小学生の時期はちょっとしたことでも劣等感を抱いてしまいますよね。

人に対する観察力が優れている前田さんは、自分の性格の弱点や欠点に気が付いています。その心の余裕のなさから、人に対して攻撃的になったり思い通りにしようとわがままをいってしまうのではないでしょうか。

自分の意見が通らないと不愉快になるのも、クラスの為に意見をしている自分自身が受け入れられないと思い、傷つけられたと泣いてしまうのでしょうね。泣いてしまうと引っ込みがつかなくなってしまうので、悪循環となります。

お母さんの存在

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両親がいないことで悲しむ場面が多い前田さんですが、お母さんがいるまる子に対して劣等感を感じているのかもしれません。おばあさんにわがままを言うのも、寂しい気持ちの裏返しなのでしょう。

家にお母さんがいつもいないことで、強がりながらも寂しい気持ちを抱えているのでしょう。おばあさんにはもうすこし優しくしてあげてほしいところですが。

ドラマでの前田さん

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アニメ放送15周年を記念して2005人に実写ドラマ化された「ちびまる子ちゃん」。このドラマを演出したのは「電車男」などで知られる西浦正記さんです。このドラマはキャストの再現率が高いことから、放送前から評判が良く視聴率もとても高かったようです。

ドラマのキャラクター

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ちびまる子ちゃんのまる子役の森迫永依さんは、なんと500人の子役の中からオーディションで選ばれました。作者のさくらももこさんが森迫永依さんのCMを見たことがあり、まる子役にいいなあと思っていたそうです。

まる子の親友たまちゃんは美山加恋さんが演じています。お母さんは清水ミチコさん、お父さんは高橋克実さんが演じています。

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前田さんもドラマに出ていますが、アニメのようなわがままや横暴な面はなく、気の強い女の子として演じられています。

ちびまる子ちゃんのドラマでは保健係として活躍しました。怪我をしたまる子に、保健の先生を呼びに行く場面がありました。

2013年にもフジテレビ開局55周年の記念でちびまる子ちゃんのドラマが制作され、キャストががらっと変わりましたが友蔵役のモト冬樹さんはそのままとなっています。

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視聴者からは賛否両論?様々な魅力を持つ前田さん

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ちびまる子ちゃんで衝撃的なお話ばかりが注目される前田さんですが、実はおばあちゃん思いで素直な面があることがわかりました。視聴者からわがまま過ぎると批判されることもありますが、小学生に喧嘩はつきものですよね。

ただのトラブルメーカーではなく、不器用ながらもクラスメイトとまっすぐ向き合ってる真面目な女の子です。子供時代は周りとぶつかりながら周囲とのかかわり方について学ぶ時期です。

前田さんは本当はとっても魅力的なのです。今後の「ちびまる子ちゃん」では、前田さんのこれからの活躍が楽しみです。

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