「修行するぞ」の元ネタはオウム真理教?目的は洗脳?話題になったTシャツも

「オウム神仙の会」の改称からわずか一年で、宗教団体「オウム真理教」に改称します。それも改称だけではなくヨーガ系から仏教系に方針転換したようです。

オウム真理教の修行道具

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修行道具は、麻原彰晃の髪の毛や爪、DNAなども使用していました。さらに、麻原彰晃が入った風呂の残り湯まであったという異常さです。麻原彰晃の身体から出たものであればすべて修業道具になったようです。

過激な修行が行われるようになる頃には、覚醒剤やLSDなどの違法薬物が修行道具として使用されることもありました。

この過激な修行の先に一体何があったのでしょう?オウム真理教が犯したおぞましい事件について詳しく解説した関連記事がありますので、ご覧ください。

オウム真理教が信者に課したハードな修行とは?

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オウム真理教が信者に課した修行は、想像を絶するものがいくつもありました。並大抵の努力で乗り切れるようなものではなく、時には生死にかかわるようなものまでありました。衝撃の修行内容をいくつかご紹介します。

50度のお湯に20分入る過酷な「温熱療法」

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高温のお湯の中に入りながら、60度のオウムオリジナルドリンク(レモン味)を飲まされるという厳しいもので、多くの死者が出たと伝えられています。

修行として行われること以外にも、イニシエーションで使った薬物の残留成分を抜くためであったり、時には懲罰としてこの温熱療法が用いられることもあったようです。

長時間放置で死亡事件も!「逆さ吊りの修行」

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カルマ落としとして、教団内で行われていた逆さ吊りの修行は、信者の足をロープで括り、牽引機で吊し上げ一時間半ほど放置するというものでした。しかし、監視役の怠慢から死亡事件も起きています。

オウム真理教富士山総本部道場で教団からの脱会をしようとしていた男性が逆さ吊り修行を命じられましたが、修行中に忘れられ長時間放置された後に死亡しました。

遺体は焼却、溶解された後排水溝から流され、事件は完全隠蔽されたかと思われましたが、修行の監視役をしていた人物が自供し、事件が明るみに出ました。

幻の「修行するぞTシャツ」

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オウム真理教が全盛期の頃、オリジナルグッズを制作し、それを一般向けに販売していた時期がありました。その中で、幻となっている「修行するぞTシャツ」についてご紹介します。

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