海外で起きた未解決事件20選!未だに解決されない恐怖の事件の数々

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極寒の中殆どの遺体が薄着であったこと、素足のものや靴下だけのもの片方しか靴を履いていないものなど、遺体の状態は謎が多く不可解な点ばかりでした。当時、周囲に他の登山客などもいなかったため、目撃情報もまったくなく何故9人全員が命を落とすことになってしまったのかの真相は闇に覆われたままとなっています。

カエルを探しに行った少年「カエル少年失踪殺人事件」

アメリカやヨーロッパなどに未解決事件等は多いイメージがありますが、アジア等の日本からほど近い海外でも未解決事件は発生しています。中国にも三大未解決事件と呼ばれている事件があり、この事件はその中の1つとなります。

1991年、5人の小学生がカエルを捕まえに行くと言って出かけそのまま行方が分からなくなった事件になります。消息が分からなくなった直後から警察を動員しての捜索活動が行われましたが少年たちの行方は謎のまま11年の年月が経過します。

少年たちの行方が分からなくなって11年後の2002年行方不明となった少年たちと思われる白骨化した遺体が発見されました。死因は事故などではなく、明らかに他殺であることが判明しましたが犯人は未だ不明のまま未解決事件となっています。

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遺体が発見された当初は少年たちは遭難したのではとの声もありましたが、遺体が発見された場所は少年たちが行方不明になった当時警察や地元の人たちが再三にわたり捜索をした場所だったため、遭難したまま亡くなったのなら遺体もすぐに見つかっていたはずです。

そのため、少年たちは別の場所で殺害され捜査が打ち切りになった後に遺体を現場に遺棄したのではと目されていますが、犯人に繋がる有力な情報はありませんでした。

鉛でできた仮面を着用していた「リードマスク事件」

日本でも自殺なのか他殺なのか不明な事件はありますが、海外でも自他殺の判明していない事件はあります。1966年に発生したこの事件も50年経過しましたが未解決事件として残っておりまたこの事件は他殺なのか自殺なのかさえも判明していない事件になります。

1966年8月20日にブラジルで発生した「リードマスク事件」は、50年以上が経過した今でも、多くの謎に包まれ未解決のまま。

18歳の青年が凧揚げをしていたところ男性2人の遺体を発見したことがきっかけとなります。青年はすぐに警察に通報しましたが、現場の丘は複雑な地形となっていたため、警察官が現場についたのは通報の翌日でした。

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遺体の状況はスーツを着ていた男性でしたが雨は降っていなかったのにレインコートを着用しているという不可解な点がありまた、一番の謎は鉛で作った仮面を着用していた点が一番の謎になります。

周囲には争った形跡や血痕なども見当たらなかったそうです。遺体のすぐ近くには小さなメモが残されており「指定場所に到着」「カプセル摂取」「マスクの反応待つ」等の謎のメモ書きがされていました。

被害者は、34歳と32歳の男性で電気技師の職についており事件に巻き込まれるような人ではなかったそうです。2人の死因は明らかにされておらず、メモ書きにカプセル摂取とありましたが毒物は検出されなかったそうです。

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死因も謎であり、マスクを着用していた点も謎であり、雨も降っていないのにレインコートを着用していた謎、自殺なのか他殺なのか事故なのかも謎という謎に満ち溢れた事件の為都市伝説のように語られている未解決事件です。

海外ではこのように、異様な殺害現場や遺体そのものが不思議な光景である事件が多く話が尾ひれを付けて都市伝説のようになっていくのでしょう。

犯人について離さなかった被害者「1046号室殺人事件」

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続いて紹介する海外で発生した事件は、1935年にアメリカにあるホテルの部屋で男性が一人亡くなりました。この事件もまた多くの謎を残したまま未解決事件となっています。

男性は1月2日に1046号室にチェックインしました。男性は手ぶらでホテルにやってきたと言われており残されていた名簿にはローランドとの名前の記載がされていました。

1月4日客室係がローランドの部屋に向かうと入室禁止の札が掛けられておりノックしても応答がないため部屋に入ると壁やベッドに血が飛び散り血だまりの中にローランドが倒れているのを発見しました。

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刃物で胸を数か所刺されており頭蓋骨は陥没した状態で拷問の後のように見られますが自分でぶつけたとローランドは主張します。そしてそのまま搬送先の病院で息を引き取りました。

捜査が進むにつれ多くの謎が浮かびあがりました。まずは、ローランドと名乗り所在はロサンゼルスとなっていましたがこの男性が名乗った人物はロサンゼルスには存在しないことが分かります。

似顔絵を作成し情報を求めるも死亡した男性を知る人が現れることはなく被害者の男性の服やタオルは持ち去られていたそうです。

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身元が不明の為、無縁墓地に葬られることになりますが、準備の最中匿名の電話で被害者は自分の義理の兄弟だから費用を出すt一方的に伝え後日現金が警察に届けられました。また、葬儀の当日にはメッセージカードと花束が贈られてくるなど謎は深まるばかりでした。

その後警察の捜査は進展を見せず行き詰まり被害者も犯人も謎のまま事件は自殺・事故・他殺多方面で疑問点を残したまま80年以上経過しても未解決事件で迷宮入りすることになります。

海外で起きた未解決事件20選【失踪編】

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謎に包まれた事件は日本だけでなく海外でも多く発生しています。中でも突然姿を消す失踪事件は有名人などにも起こっていたり、一人や二人ではなく集団での失踪事件などもあります。ここでは未解決事件のままとなっている海外の失踪事件3つを紹介していきます。

一夜にして村人全員が消えた「夜狸猫事件」

日本からほど近い海外の中国で有名な失踪事件として夜狸猫事件というものがあります。一晩で1000人近い村人やペット家畜などが姿を消した事件であり人間だけでなく動物も姿を消したことから謎が多く今でも真相は明らかになっていない未解決事件になります。

1987年に中国の中央部陝西省の山間部で全ての村人とペット・家畜が神隠しのように姿を消しました。多くの推測を呼び様々な議論が取りざたされていますが、真相には至っていません。

晶山村は現在でも村として残っていますが、失踪事件から30年以上経過し荒れ果てた家屋が立ち並んでいるだけの様です。

この集団失踪に関しては宇宙人による集団拉致説や中国共産党による強制移住説が存在しています。宇宙人による拉致は信憑性は薄いが民家が荒らされた様子や血の跡などもないことから宇宙人説を信じている人もいます。

周辺の村に住んでいた住人は軍隊が村人を連れて行ったと証言する者もいたそうです。よって最有力とされているのが中国共産党の人民解放軍による強制移住ではないかと言われています。

いずれにせよ、村人や動物が一夜にして全員姿を消すと言うのは謎以外の何物でもなく消えた村人たちがその後どこに行ったのかも不明で未解決事件として30年の時が経過しています。

Youtubeで最も有名な行方不明者「ラース・ミッタン」

2014年にドイツ人の28歳の青年が海外で友人と休暇を過ごすためブルガリアのリゾート地を訪れますが、その後彼が帰国する時に空港の外で監視カメラに映っていたのを最後に行方が分からなくなっている事件になります。

監視カメラの映像には、青年がバックパックと手荷物を持って空港のターミナルに移っていますがその後荷物を持たずに逃げるように空港から立ち去る姿が残されていましたが、この後は監視カメラのどこにも姿はなくドイツに戻ることもありませんでした。

彼の行動はネットで海外全域に拡散されることになり、YouTubeで最も有名な行方不明者と言われています。

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ブルガリアは人身売買が広く行われている国になっているため、人身売買の組織に拉致されたや、人前に出てこれない深刻な理由な理由があるなど様々な推察が浮かび上がっていますが、彼の行方は謎のままで彼の身に何が起こったのか真相は判明していません。

ブルガリアに限らず、アメリカ・ブラジル等の海外では人身売買がおこなわれていることで有名となっています。行方不明となっている人たちの多くは人身売買の為誘拐されさらに海外へと売られるケースが多いと言われています。

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