犯人がわかっている未解決事件6つ!捕まらない理由と闇が深い事件4つも!

しかし、犯人がわかっている未解決事件として今なお取り扱われている理由はここにあるのです。彼が関与している証拠ははっきりとみつかっているにも関わらず、容疑者死亡で今後も逮捕の使用がないということです。

犯人がわかっている未解決事件⑥悪魔の詩訳者殺人事件

MorningbirdPhoto / Pixabay

本案件も犯人がわかっている未解決事件として有名な事件です。犯人が外国人犯人説を持つこの事件では、公訴時効もすでに成立しており、今なお、犯人がわかっている未解決事件として真実は闇の中にある案件になっています。

悪魔の詩訳者殺人事件の概要

ColiN00B / Pixabay

事が起こったのは1991年。つくば大学の五十嵐助教授が大学キャンパス内にて殺される事件が発生しました。司法解剖の結果から、どうやら前日に殺害されキャンパスに死体を放置される形となっていたようです。

そうして発見された死体をもとに事件調査が行われていきましたが、関係者を調べていると、何とイスラーム組織との関係が疑われる事態に発展します。どうやらこの助教授は殺害1年前に悪魔の歌を邦訳していました。

PhotoMIX-Company / Pixabay

その内容は、反イスラーム的な内容を含んでおり、それがイランの目に留まって殺されたのではないかという線が強いのです。しかし、犯人がわかっている未解決事件として、公訴時効を迎え、今なお真実は闇の中となります。

悪魔の詩訳者殺人事件の犯人

本案件にて犯人だといわれち得る人物は複数人います。まず一人目が当時中学中の身であったバングラディッシュ出身の学生です。彼は当時つくば大学に短期留学中の身でした。

また、もう一人の疑いがある人物はシーア派に属するイラン人だと疑われています。彼も今回の事件に全くの無関係でなく、どうやら他の国々でも反イスラーム的な行動を起こす人たちと関係があると考えれているのです。

悪魔の詩訳者殺人事件の証拠

pompi / Pixabay

犯人がわかっている未解決事件の中に浮上している犯人ですが、彼らが疑われることとなった証拠は何でしょうか。まずバングラディッシュの学生ですが、この人物は突然の帰国が怪しいと考えられています。

犯人がわかっている未解決事件で海外の人が犯人だった場合、その多くが海外へと逃亡してしまっているケースがありますが、この人物もその一人なのです。さらに、突然の帰国が非常に怪しいと考えられています。

narya / Pixabay

彼は助教授の遺体が見つかった当日にはすでに帰国を行っていたのです。留学期間を残しての突然の帰国は明らかにおかしい挙動です。一方でシーア派のイラン人がたがわれる証拠は海外で同時多発的に起きた事件との関係にありました。

犯人がわかっている未解決事件としては珍しいケースですが、彼が関与する可能性のある事件が海外の別の場所でも起こっていたのです。そこでも犯行の理由は反イスラームとの関係だと見込まれています。

中には重傷を負った被害者も出ており、その一連の事件で本案件も関与しているのではとの見方が強いのです。ではなぜ、犯人がわかっている未解決事件として今なお扱われているのでしょうか。

悪魔の詩訳者殺人事件の犯人が逮捕されない理由

Alexas_Fotos / Pixabay

犯人がここまで断定できているのに逮捕に踏み込めない理由、それは海外にすでに逃亡していることもそうですが、なにより政府間の関係にあるといわれています。

すでに海外へと逃げているために逮捕できない事情も確かに存在しますが、どうやら日本政府がイラン政府との関係悪化を避けるために今回の案件の逮捕を伸ばしていたというのです。

johnhain / Pixabay

警察はそのために捜査の打ち切りを余儀なくされ、時効を迎える形で事件を終えるしかなかったといわれています。犯人がわかっている未解決事件として扱われる理由には、こういった政府がらみの案件もあるということです。

犯人がほぼわかっているのに未解決の事件①四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件

Tama66 / Pixabay

こちらの事件も今なお犯人が見つかることなく犯人がわかっている未解決事件として扱われている案件です。さらに言えば、他にはない凄惨な結果で終わっていることも特徴に挙げられます。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の概要

ElasticComputeFarm / Pixabay

ことが起きたのは2004年の三重県四日市市にあるジャスコ店内で起こりました。とある女性が泥棒と叫んだことで、一人の男性が客と店員によって取り押さえられたのです。

ATMで起きたこの騒動は、女性の叫びによって発覚し、内容は同じくATMにいた男性が女性の財布を盗もうとしたところ抵抗し、その後叫び声を上げたことで助けを求めたというものでした。

3dman_eu / Pixabay

男性はすぐさま取り押さえられ、警察に引き渡されましたが、そこで悲劇が起きます。男性は警察に取り合わせられた以降も無理に拘束されていたことでその場で息を引き取ることとなるのです。

原因は、過度のストレスと不整脈によるもので、男性の様子に警察も気づくのが遅れて男性が死亡に至ったというものでした。さらに、関係者であるはずの被害者だと思われる女性も現場からいなくなるという結果も招いています。

flyerwerk / Pixabay

そして、悲劇はさらに大きなものとなります。実は被害者だと思われていた女性は実は加害者で、男性は全く冤罪だったのです。警察はそのことに気づかず関係者を取り逃がし、その後犯人がわかっている未解決事件とさせてしまっているのです。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の犯人

mrganso / Pixabay

この犯人がわかっている未解決事件と扱われる本案件ですが、正式に犯人は誰なのかというと、それは最初に泥棒と叫んだ女性だと発覚しています。とはいえ、確認が遅く当時の警察の対応も悪く、全くの対応の遅さが見て取れるものでした。

そもそも取り押さえられた男性を引き渡された時点で、女性の姿がないことが確認が遅れ、さらに監視カメラで確認できるはずであろう二人の現場の状況の確認が遅れました。

そんな状況の中、やっと確認された真実は、むしろ男性が被害者であり女性から財布を奪われかける姿がカメラに映っていたのです。さらに言えば、代えⅯラに移る姿には女性が怪しい挙動をしているところから映り込んでいたのです。

男性がATMに入っているところから、周囲をうかがうように徘徊する女性の姿が映っており、明らかに挙動不審な姿が確認できるのです。これに状況から女性の犯人は噂以上に確定的なものといわれています。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件で犯人が見つからない理由

4711018 / Pixabay

犯人がわかっている未解決事件として扱われる理由についても調べていきましょう。その最たる原因は女性が今なおも見つかっていないためです。さらに警察の捜査の対応も非常に悪いものが考えられています。

女性の姿はカメラにも映っているのですが、現場周辺を探しても当日の目撃者もおらず女性の居所は全くつかめていないのです。さらに加えて、警察の捜査に対する姿勢も決していいものではありません。

sabinevanerp / Pixabay

というのも、今回男性を誤認逮捕だけでなく死亡させてしまっている案件です。男性の死亡は警察に引き渡されてもなお過度ににストレスを与えたためだということが判明しています。

少なからず、警察側が男性に注意していれば防げた事態でもあるのです。これを未然に防げなかったのは完全に警察側の落ち度。それを警察側はもみ消そうとしているため、捜査が積極的に行われないという疑念も持ち上がっています。

pasja1000 / Pixabay

これらの複数の理由により、未だ女性の姿を追い求めることができず、正体もつかめないまま犯人がわかっている未解決事件として扱われているという訳です。

犯人がほぼわかっているのに未解決の事件②加古川小2女児殺害事件

Free-Photos / Pixabay

子供が犠牲となり、犯人がわかっている未解決事件雄つぃて扱われる案件は日本では多数存在します。中でもこちらの事件は多数の犯人の特徴が上がっていながらも今なお犯人がわかっている未解決事件として扱われる一例です。

加古川小2女児殺害事件の概要

Bessi / Pixabay

本案件が起きたのは2007年10月。鵜瀬柚希という女の子が自宅前で何者かに刺される事態が発生しました。女の子は近くの公園から自転車で帰宅したところで、兄弟が家から出迎えた直後でした。

出迎えた兄弟が先に家に入り、その後自転車を片付ける柚希ちゃんが家に入ろうとしたところとある人物に小型のナイフで刺されたのです。柚希ちゃんがそこで悲鳴を上げたことで、両親が駆け付け発見となります。

Free-Photos / Pixabay

しかし、そこにすでに犯人の姿はなく、その後女の子は搬送されますが、容体が悪化し息を引き取ることとなります。犯人がわかっている未解決事件の中でも特にひどい事件として今なお語り継がれています。

加古川小2女児殺害事件の犯人

本案件で浮かび上がる犯人についても調べていきましょう。犯人だといわれる人物は勝田州彦。彼は、本案件以降の事件にて同様の女児を暴行を加えるといった事態を起こしており、そこで逮捕されています。

しかし、一部ではこの人とは全くの無関係であり、未だ真犯人はいるという噂もあります。それは、当時の犯行現場の目撃証言などから彼であることが特定できないからです。

kalhh / Pixabay

当時の犯行現場周辺にいた近隣住民の目撃情報では、犯人らしき人物が目撃されていないのです。確かな情報は、殺された柚希ちゃんの大人の男性ということだけ。これだけでは、勝田が犯人とは特定できません。

しかし、犯人の特徴と一致する点は挙げられます。これらの特徴からも犯人像は特定できていながらも犯人確定までは至っていないのです。勝田がもし犯人であるならば解決できたと言えますが、そうでない可能性も十分あるそうなのです。

加古川小2女児殺害事件の犯人が見つからない理由

犯人がわかっている未解決事件と扱われる理由については、勝田が犯人でない場合、誰が犯人でなぜ見つからないのかという点が疑問に残ります。その理はやはり目撃情報と証拠の少なさです。

実は柚希ちゃんが殺害される前後で動物を虐待した事件なども見つかっており、その犯人と同一犯の可能性があるとの見方があります。しかし、一方で全くの関係ない別人の犯行だとも位置づけされています。

このように、色々な憶測が当時から飛び交っており、色々な憶測に沿った捜査が行われているがゆえに特定できず真犯人が見つかりにくくなっているようなのです。

さらに疑いを向けるなら、殺された柚希ちゃんの大人の男性が犯人という証言も、犯人が変装して見ず知らずの男を装っていた可能性も高いと考えられています。これは周囲の目撃情報と照らし合わせた上での考察のようです。

周囲には不審人物がいなかったと当時から言われていますが、もし見ず知らずの人が犯行現場から立ち去っているのであれば、その姿が誰かに目撃されてもおかしくない立地なのです。

それなのにここまで証拠と犯人像が特定できない可能性を見ると、そもそも変装していたことも考えられます。このように様々な可能性が乱立し、真犯人への手がかりが多岐にわたりすぎてしまっているために見つからないと考えられています。

犯人がほぼわかっているのに未解決の事件③八王子スーパーナンペイ事件

Pexels / Pixabay

ほぼ犯人がわかっている未解決事件として、有名な案件も存在します。この事件では、当時拳銃が一般市民を襲った衝撃的なものとして非常に有名になった案件でした。犯人がわかっている未解決事件の詳細を見ていきましょう。

NEXT 八王子スーパーナンペイ事件の概要