一方、自分の著作権を侵害していると思われるコンテンツを見つけたら、まずGoogleの規約を確認してください。というのも、Googleの法的コンテンツの取扱いは、国や地域ごとによって違うからです。
削除依頼したいコンテンツが自分の地域で合法なのか違法なのか、事前にしっかり確認してからGoogleに削除依頼を提出しましょう。
サイト管理者にメールで問い合わせる
ホームページに自分の個人情報が掲載されている場合は、サイト管理者にメールで問い合わせる方法もおすすめです。問い合わせの際には、URLと投稿日時、掲載されているコンテンツがどのような権利を侵害しているか明記しましょう。
また、なぜコンテンツを削除してほしいかという具体的な理由も伝えてください。基本的に、インターネットでコンテンツ削除が承認されるのは、権利を侵害しているケースです。
ただし、管理者に直接問い合わせるとトラブルに発展するリスクもあります。そのため、弁護士や逆SEO追跡を利用するなど、間接的な手段を取るのがベターでしょう。
管理者の連絡先が不明な場合は、WhoisというサイトでURLを入力すれば管理者のアドレスが分かります。しかし、弁護士や外部サービスの利用は時間もコストも必要です。自分の個人情報がネットに掲載されている場合の一番の特効薬は、気にし過ぎないこと。
明らかに違法性がある場合を除き、自分の情報がネットに掲載されていてもある程度のスルースキルを身に付けるのが、解決には手っ取り早い手段でしょう。
自分の名前を検索する時の注意点は?
自分の名前を検索するときは、自分の心掛けと冷静さが必要不可欠です。以下では、自分の名前を検索する時の注意点をお伝えします。
- 必要以上に気にしない
- 本当に自分の情報かどうか精査してから行動に移す
- 検索履歴を残さない
それでは、詳しく解説します。
必要以上に気にしない
自分の名前を検索する時は、「たとえ何が書かれてても気にし過ぎない」という、強い意志が必要です。違法性を孕んでいなくても、エゴサーチをすれば、多少の誹謗中傷が出てくるケースもあるでしょう。
特にTikTokやInstagramで積極的に発信している人は、容姿や態度に対して、インターネット上で心ない言葉をかけられる場合も多々あります。そういった時には、内容が脅迫や恫喝ではない限り、必要以上に動じない心が大事です。
インターネットは便利ですが、諸刃の剣でもあります。好奇心でエゴサーチをして自分の心身に悪影響をきたしては、元の木阿弥。自分の名前を検索するときは、インターネットと適度な距離感を図りましょう。
本当に自分の情報かどうか精査してから行動に移す
Googleで自分の名前を検索して、自分の名前や画像が掲載されているのを見つけた場合、まず大事にしてほしいのが冷静さです。
その写真やデータは、本当にあなた本人のものですか?もしかすると、同姓同名の別人や、そっくりな芸能人の写真かもしれません。
関係のない人のコンテンツを削除するために大切な時間とお金を浪費したら、非常に勿体ないです。自分の名前を検索する時には、それが本当に自分自身の情報なのか立ち止まって考える冷静さを持ちましょう。
検索履歴を残さない
自分の名前を検索する時は、必ず履歴を削除する癖をつけましょう。もしくは、シークレットモードのタブで自分の名前を検索してください。
特に家族や職場でパソコンを共有している場合、個人情報の検索履歴が残っていると情報漏洩に繋がります。身近な人でも、プライバシーを侵害されたら、良い気分ではありません。
そもそも自分の名前を検索すること自体避けたい行為ですが、もし検索するなら根回しを欠かさないよう気を付けましょう。
自分の名前を検索した人の口コミ
自分の名前を検索すると、人それぞれの感想を抱くようです。実際にXに投稿された感想を引用して、自分の名前を検索した人の口コミを見てみましょう。
企業に自分の名前を検索されていた
自分の名前で検索しても情報でないように色々と設定しているんだが、入社したときに「入社前に検索したところ、君だけ検索しても出てこなかったよ~」って言われたの思い出した。検索してんじゃねえ。
引用元:かぜまつ@kazematsuさん
このユーザーは、入社時に企業側に自分の名前を検索されて「何も出てこなかった」と言われたようです。そして、このユーザーは、名前を検索しても情報が出ないように設定していました。
あえて情報が出ないよう設定しているのに「何も出てこなかった」と言われたら、ちょっと気まずいですよね。また、社員の名前を企業が検索しているという事実が、とても怖いです。
LINEのメッセージで自分の名前を検索して元気が出る
LINEで自分の名前入れて検索すると可愛いだのだいすきだの出てくるのでそれ見て元気だす
引用元:UA@fm3psさん
こちらのユーザーは、LINEのメッセージで自分の名前を検索しています。すると「◎◎可愛い」とか「◎◎だいすき」と送られたメッセージ履歴が、出てきたようです。
恋人や好きな人から送られたメッセージなのでしょうか?自分の名前を検索するのは、決して悪いことばかりではないと分かるエピソードですね。
同姓同名が数人いることを知った
自分の名前を検索してみて、同姓同名が2人はいるっぽいことを知った。自分一人だと思っていたのでちょっと残念。
引用元:つ-@ttwwwooさん
このユーザーは、自分の名前を検索して、同姓同名の人物が2人いることに気付きました。本人は自分一人だけの名前だと思っていたようですが、それだけ個性的な名前なのでしょうか。
自分の名前を検索する行為は危険とされていますが、時に様々な発見に繋がります。前向きに事実を受け止められる人なら、自分の名前を検索するのも面白いかもしれません。
自分の名前を検索していけない理由まとめ
自分の名前を検索すると、様々なリスクに直面します。自分の名前を検索した結果、心無い誹謗中傷を見かけたり、自分の社会的地位の低さを痛感して落ち込むこともあるでしょう。
基本的に、自分の個人情報や画像の削除依頼は、可能です。しかし、削除依頼は時間も労力も擦り減ります。犯罪に匹敵しない個人情報であれば、なるべく気にしないのが一番です。今はインターネットが普及した便利な時代ですが、それだけ個人情報漏洩のリスクが高いということでもあります。
自分の名前を検索する際には、動じない心と検索履歴の削除をくれぐれもお忘れなく。