海釣り餌をご紹介!自作や代用の方法も!

「通し刺し」は虫の口から体の中へ針を通す刺し方で、虫は比較的早く弱ってしまいます。さらに虫との接触時間も比較的長いです。しかし針から餌が外れづらく、投げ釣りに向いていますし、口のやや下から刺すことで虫が弱るのを遅らせることができます。

縫い刺し

この「縫い刺し」は前述の「チョイ掛け」を複数回行うやり方です。頭部をから針を入れて、側部から針を出し、また近くから針を刺し、側部から出し、これを複数回繰り返します。これによって体液が水中に出やすくなり、魚を集めやすくなり、また餌の保ちがよくなります。ただし、餌が弱るのが早い点だけは要注意です。

海釣り餌の掛け方〜死に餌〜

この章では「死に餌」の代表格の秋アミの針の掛け方をご紹介します。虫が苦手な方はこちらがおすすめです。ただし、臭いが付きますので、石鹸やステンレスソープで手を洗うと臭いが取れやすいです。

尻掛けと背掛け

オキアミの刺し方は2種類で、尾の方から針を入れ、背中に沿って体の中に針を通す「尻掛け」と背中から針を入れる「背掛け」があります。ただし、餌自体が曲がった状態で針にかかっているため、糸が絡まることがあるので注意です。背掛けの場合は殻に針を通していくので、餌の保ちがいいというメリットがあります。

海釣り餌でよくあるトラブル

Csse1. 車の中で撒き餌をこぼしてしまった

オキアミを解凍した際の汁が一度車の中でこぼれてしまい、消臭剤でも臭いが取れないという話をよく聞きます。その場合、床のシートとカーペットを剥がし、そのカーペットの水洗い・天日干しを繰り返します。これで取れなければカーペット地の買い替えが必要です。

Case2. クーラーボックスから出したイソメの元気がない

イソメの保存方法としては、常温や直射日光が当たる場所は避け冷暗所保存がベストです。イソメは気温の低いところでは休眠状態になるので、その状態こそ、イソメが元気がないように見える状態なのです。ですが、イソメ自体の温度が常温に戻って来れば再び元気を取り戻しますので、早まって捨ててはいけません。

奥深き、海釣り餌の世界

海釣り餌を選ぶ際は、魚の習性や釣り方、場所の特性を見据える必要があります。海釣り餌を選ぶことはまさに「魚との知恵比べ」なのです。試行錯誤を繰り返し、狙った魚を攻略していきましょう。

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