最後に結び目を締めていく時にも重要なポイントがあります。それはメインラインの糸ではなく最後に余ったライン、切る方の糸を引っ張り整えるということです。メインライン側を引っ張ってヨレて形が崩れてしまうと仕上がりに差が出てしまうので、必ず通してきた輪を締め込む際にはメインラインではない余りを引っ張るのがコツです。
最強同士の組み合わせはできる?
強度が高くしっかりしたノットと何本もの糸で編みこまれた丈夫なライン、最強同士のタッグを組ませたくなりますが釣りアイテムにも相性があります。強いもの同士だからといって、より強くなるというわけでもありません。では実際にはこの2つの組み合わせはどうなのか、見ていきましょう。
最強だからといって完成度が高くなるわけではない!
結論から言うとパロマーノットでPEラインを結ぶだけでは良くありません。摩擦にとても弱い性質なので、そのまま抜けてしまうことがあります。結ぶ前に水を使って湿らせておくと劣化から守ることができます。
結束として使う!
基本的にはこの2つを組み合わせる際にはルアーにPEラインを直結するのではなく、PEラインの先にFGノットなどでナイロンラインやフロロカーボンラインを結んでからルアーを付ける形になります。このようにルアーとリーダーの結束として用いるのがおすすめです。
新たな名前パロマーノット改!
パロマーノットにはもう一つの強力な結び方があります。少し特殊なタイプではありますが、ノットの中でも最高のパロマーノットを追求し、パワーアップさせたのがパロマーノット改です。結び方を複雑にしたのではなく、少し手を加えるだけで更なる強度を実感できます。